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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ツクシスミレ

 ボワーっとした写真になってしまいましたが、そこは幻想的なイメージということにしておいて下さい(笑)。独特の色合いと表情を持つツクシスミレです。透き通るような淡紫色のグラデーションと、一転して中央部だけが黄緑色に染まるという組み合わせが独特なのだと思います。それから、可憐な花に似合わず、葉柄が毛深くてごついイメージを持つという点も特徴でしょうね。
 鹿児島を延々と走り回って探した記憶が未だに鮮明です。花がやっと咲き出す時期はとても小さな姿なので、道端に咲いていても気が付かない程ですが、一面に繁茂する頃になれば、おそらく簡単に見つかるのだろうと思いました。ぜいたくな話ですが、自生地のすみれの姿をいろいろな時期に見てみたいという気持ちになっています。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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テリハニオイタチツボスミレ

 テリハニオイタチツボスミレだというのに肝心の葉がほとんど写っていません(笑)。葉は詳細ページでご覧いただくとして、確かに光沢があると感じましたが、同じ撮影環境で母種と比較してみないと分からない程度の違いだったと記憶しています。
 このテリハニオイタチツボスミレは、がんばって情報を集めてもなかなかスッキリしないところがあります。ハマニオイタチツボスミレやケナシニオイタチツボスミレと呼ばれるすみれの情報との整合性が見えてきません。ただ、この種については、これまで(理屈を横に置いて)実際に見に行こうとする強い意識がなかったかなぁと反省しています。先ず、なんとか探し当てたいところですね。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
シハイスミレ

 もう師走にかかろうという時期、すみれ観察に出掛けてみました。返り咲き期待ではなく、この春に紹介させていただいた「東京のシハイスミレ」の初冬の姿を観察するのが目的です。お陰様でちょっと紅葉も見ることができました。枯葉に囲まれて黙々と撮影していますと「それ何ですか?」と声がかります。この山の特徴でしょうか。
 枯葉と比べて明らかに小さい葉ですが、ポイントは白っぽい緑色を呈する葉の裏面です。これではマキノスミレのようで「紫背」という名前が泣きますね。自生地情報によると、夏場までは紫色なのに秋には色褪せるかのように緑色に変わるとされ、その色を確認できた訳です。さて、被写体は新しい葉のようですが、春頃から活動していたと目される虫食いの多い葉も同じ状態だったことを補足しておきます。


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コスミレ(コスミレサクラ)

 大人しい感じながら美しい花を咲かせているのは、長く流通している園芸品種「コスミレサクラ」です。この呼び名、サクラタチツボスミレ風に「サクラコスミレ」と呼ばないところが独特ですね。でも、これならサクラスミレとの交雑種と勘違いされてしまうことを回避できるでしょう。花の色合い以外はコスミレそのもので、詳しい由縁が分かりませんが、コスミレの得難い花変わりだろうと思います。
 ところで、この園芸品種は不思議な仲間といっしょに流通しています。「雅スミレ」や「天城」等という名前を冠して、以前は日本スミレ(最近は日本のスミレ)というカテゴリーで紹介されていました。でも、これらはどう見ても外国種です。外国人力士の四股名みたいですね。


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ヒメアギスミレ

 2年前、蕾だけしか観察できなかったヒメアギスミレです。今回はかわいらしい花がたくさん咲いていました。「顎」という名前をもらった由縁である葉の湾曲が目立ちませんね。「花後に半月形になる」と説明されており、一昨年は早過ぎたのかと訝っていたのですが、今回も似たような様子です。
 確かに、花が咲いているので「花後」ではないのですが、文献やインターネット情報を調べてみると、花の段階でも葉がもう少しブーメラン状になっている例が多いようでした。鉢植えとして育てられて代を重ねる内に、こぢんまりと大人しくなってしまったのでしょうか。残念ながら、自生状態で観察したことがないもので判断しようがありません。


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オトメスミレ

 この展示会は、栽培のプロが手塩にかけて育てた元気な花たちばかりが展示されていますので、いつ見ても見事なものです。特に優良株を選んでいるようですね。このオトメスミレ、豊かな丸みを帯びた花びらは純白で、距にはほんのりと淡い紅色が滲んでいます。これぞ、深窓の乙女というイメージでしょうか。
 もう少し花びらが細長い感じだったり、距の色が濃い紅色だったりすると、同じオトメスミレでも印象が違ってきます。工場で規格品を作っている訳ではありませんので、自然が作り出した植物たちには、元々、バラツキという素敵な幅があるものなのですね。


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マキノスミレ

 これは初めて目にしたマキノスミレです。フィルムからデジタイズしましたら、デジカメ映像と比べて段違いに良い写り具合でした。当時のデジカメはそ れだけ画質が悪かったのですね。分かりやすい指数で表現すれば、そのカメラの有効画素数は35万画素だったのです。
 さて、この美しいすみれですが、この後、ことごとく抜き取られる運命にあります。集団の最後尾を一つ一つ撮影しながら歩いていたのですが、目にした のは掘り起こした穴の数々でした。言葉を飾らずに申し上げれば、不心得な指導者が引率する観察会と知らずに参加していたのです。抗議しましたが、彼によればマキノス ミレは持ち帰っても良い部類なのだそうで、私が見つけた交雑種についても撮影が終わるのを待って、当たり前のように彼が持ち帰りました。事の善し悪しは自分で考えま しょう。少なくてもナビゲーターが常に正しいとは限らないのです。


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ナガバノスミレサイシン

 ナガバノスミレサイシンはとても魅力的なすみれだと思います。とても花色が白くて濃緑色の葉とすっきりしたコントラストを出す個体も、今年の春に四国で観察できた美しい斑が入る個体も素晴らしいなと思いました。そして、この写真は山梨で出逢った薄紅色の不思議なイメージの花です。うっとりさせられて、それから何度か訪れているのですが、残念ながら、この日の感激が再現されることはありませんでした。
 このような体験から、じっくり撮影することも含めて、時間が許す限り良く観察して記憶に納めることが大事だと思っています。なにより、まだ見ぬ各地の変異に思いを馳せて、できるだけ足を運ぶことが重要かも知れませんね。夏はオフシーズンですが、自生地情報を入手しては「次はここへ行きたい」と思いを巡らせてながら、短い春を待ちわびてプランを練る日々なのです。


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アナマスミレ

 多くの方が「妙な名前だなぁ」と感じるだろうと想像できるアナマスミレです。初めてこの名前を聞いた時、「対応する漢字が浮かんでこない」と焦ったものです。なんとアイヌの言葉だったのですね。でも、ノサップ(納沙布)、ルモイ(留萌)のように、無理やり漢字を当てはめていないのはナゼでしょうか。
 アナマスミレはぼってりとした肉厚で細い葉が内側(表側)にくるっと巻いています。同じスミレの海岸性変種であるアツバスミレは葉がゆったり曲がる程度です。一般に花で見分けることはできないと思いますが、葉の違いで見分けがつくかも知れません。ところで、この自生地の花は白い筋が特に上弁に強く出る特徴があります。残念ながら、日差しが強い場所ではボンヤリしたイメージを与えているかも知れません。


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ケイリュウタチツボスミレ

 あれ、タチツボスミレですね。実は、基準標本採集地で撮影したケイリュウタチツボスミレです。良かった!この日、ぎりぎりで花を見ることができました。後ろ髪を引かれる思いで四国を離れ、中山道(中仙道)を経由して長野県まで戻ったのです。
 出逢いを重ねると自生地の雰囲気がイメージとして頭に入ってきます。更に重ねるなら、基準標本採集地も訪ねておきたいと思っていました。結果論ですが、イメージは変わらず、これまでのイメージで良いことが分かりました。一部、自生の北限が神奈川県であるかのような資料も散見されますが、秋田県までは確認されています。昨年、青森県で出逢った個体も本種で良いかなと思うようになりました。もっと自生地を足で確認したいと思います。


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