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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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マキノスミレ

 ピーカンで分かり難い写真になりましたが、マキノスミレに昆虫が吸蜜に来ています。いつものビロードツリアブではないようですね。上手に唇弁につかまっていますが、ごちそうに口吻が届くのでしょうか。
 房総半島のマキノスミレはシハイスミレとの中間型ですが、一方で「シハイスミレで間違いない」と断定されてしまうこともありました。実際、2枚目の写真に目を通す限り、やはり、マキノスミレに近い型であることが分かります。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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マキノスミレかな?

 鮮やかな紅紫色の花に濃緑色の葉、千葉県で撮影しました。以下の経緯でマキノスミレと同定されましたが、明らかに典型品ではありませんね。まぁ、何年も通い、徐々に「どちらかと言えばマキノスミレかなぁ」と思うようになりました。

 これは2002年に岡嘉弘氏がアレレっ!と気付き、友人の森将憲氏にメールして、もしかしたら、これは発見だぁーと、仲間とともに千葉県立中央博物館の天野誠先生に同定依頼したという代物です。最終的に、植物分類学の高橋秀男先生(神奈川県立生命の星・地球博物館名誉館員)によって変わり者のマキノスミレとして認識され、その後「千葉県の自然誌(別編2と4)」に掲載されました。
 余談ながら、もう少し南で採集され、シハイスミレとしてハーバリウムに収蔵されている標本があるとか。結論は中間型ということでしょう。


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フモトスミレ ?

 多彩なフモトスミレについて、過去に取り上げた個体も含めて再度見比べてみたのですが、長くなりましたので、この辺りで終わっておこうと思います。印象の幅がこれだけ広い種は珍しいと思っています。近縁種との境界線が怪しかったり、もしかしたら自然交雑種ではないかというケースもあるのでしょう。ただ、基本的に発現形の幅が広いので、基準というか軸が定まりません。結果として「これもフモトスミレなのだろうか?!」で終わってしまいます。観察回数をもっともっと増やして、目を肥やしていくしかないのでしょうね。


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フモトスミレ

 さて、これは花弁や花茎、葉の裏面が強く赤みを帯びている個体です。すみれ仲間がもっと顕著な個体の写真を見せてくれたことがあります。それは、もう赤みを帯びているというよりも、花弁の白い部分がほとんど見えませんでした(笑)。ニョイスミレの例を上げれば、ムラサキコマノツメなどと呼ばれる類の型と説明すれば分かりやすいかも知れませんね。そのニョイスミレはミヤマツボスミレやアギスミレなどと細分化されています。細かいねぇ!と言われるすみれの世界で、フモトスミレの区分は不思議な程にアッサリ型と言えましょう。


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フモトスミレ

 最もシンプルな外見のフモトスミレは東京都と埼玉県の県境で観察しました。葉は平坦で薄く、少し白い微毛が見られます。葉の裏面は軽く赤みを帯びています。鋸歯が若干粗めでしょうか。このようなシンプルな型は余り目にしたことがありませんでした。最初に出逢った個体群は花がなく葉だけだったこともあり、「ヒナスミレでもなく、では、なんだろうか?」と訝ったものです。千差万別、いろいろな発現形があるものですね。


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フモトスミレ

 時々、異様に小さい個体群が見られるのもフモトスミレの特徴だと思います。撮影地は大分県、時期は4月中旬でした。このサイズで花を咲かせていますね。昔のことですが、もっと小さくて花が咲いている個体を栃木県で観察したことがあります。それは東北に向かう途中でしたので、4月下旬だったと記憶しています。ですから、早春、芽生えの時期に急に気温が上がったという理由ではなさそうです。


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フイリフモトスミレ

 自生地は栃木県です。ここでは幾つかの異なる姿を持つフモトスミレが見られます。花の様子はほぼ同じに見えましたので、顕著な違いは葉ですね。濃い深緑の葉に白斑がしっかり入る、所謂、フイリフモトスミレが多いのですが、同時に、全く斑が入らないシンプルな葉を持つ個体群があり、これに加えて、主脈だけに白斑が入る、所謂、コンピラ型も見られます。実は、花の様子や植物体に生える白い微毛の密度も若干異なります。詳しくは次回。


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フイリフモトスミレ

 かなり印象の異なる姿ですね。撮影地は静岡県です。葉は九州の個体群に比べると淡い色合いで厚みが感じられず、ぺらぺらに薄い印象です。花茎も葉柄もひょろりと長く、地面に這いつくばっている感じではありません。
 差異に関する最大のポイントは、葉の裏面が紫色を帯びていない点です。花茎も赤みがかなり薄いようですね。これはフモトスミレなのでしょうか。この土地にはヒメミヤマスミレも自生しており、どちらとも判然としない個体が見られます。主に鋸歯の様子から、一応、フイリフモトスミレの範疇ではないかと思っているのですが・・・。


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フイリフモトスミレ

 古い写真です。撮影地は南へ移動して大分から熊本に至る1,000m級の高原です。薄い白斑が入っていますが、その葉がとても肉厚でした。実は、これらと良く似た葉を持つ個体群を長野県の2,000m級になる高原で観察したことがあります。おそらく、ともに昼と夜の気温差が大きい場所なのだろうと思っています。同時に、フモトスミレという名前に反して、ちっとも山麓に咲く性質のすみれではないことが分かりますね。


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フモトスミレ

 こちらは群馬県の個体群ですが、かなり様子が違っているようです。花の色合いも特徴的な紅色ですが、花弁の形状や葉の先端および鋸歯の具合も違っていますね。全体にとんがった鋭角なイメージでしょうか。それでも、これらもフモトスミレだと思っています。花の中心部と距について、ここまで紅色が鮮やかで、白い部分とのバランスの良いフモトスミレは貴重ではないかと思います。
 そして、この翌日、やはりフモトシハイスミレに出逢うことになりますが、マキノスミレに近い個体も多くて、フモトシハイスミレではなくミツモリスミレと見ている方も多いかも知れません。


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