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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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タチツボスミレ、オトメスミレ、アカネスミレ

 うまい具合にタチツボスミレ、オトメスミレ、アカネスミレがまとまって多くの花を咲かせていました。ここは皆さんの撮影スポットだったでしょうね。これに加えて、葉っぱの明るい緑色、松ぼっくりの焦げ茶色が絶妙な配色を醸し出していました。

タチツボスミレ、オトメスミレ、アカネスミレ

 撮影地は、タチツボスミレよりオトメスミレの方が多いかも知れない様子のフィールドでした。この2種は近縁種でもあり、当然、混血しているはずですが、中間の超薄紫色風な花弁は登場しなかったようです。超淡い色合いから濃い色合いまで、アナログのダイアルを回すようには変化しないのでしょう。まるで幾つかのパターンがプリセットされていて、どれかの形質がデジタルに出現するというイメージです。

タチツボスミレ、オトメスミレ、アカネスミレ

 オトメスミレがとても多くて、更に開花ぴったりのタイミングでした。シャッターをいっぱい切ったのですが、紹介しきれません。


 2週間続けて、自生地を歩き回りました。無意識に2年間分の鬱憤を晴らそうとしていますね。^^

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ポット苗たち

 やっと、店頭にポット苗が並ぶようになりました。例年より遅くないかなぁ?!と思っていたのですが、過去の情報を調べてみると、決して遅くはなさそうでした。待ち遠しくて心のカレンダーがズレていたのですね。
 どちらかというと栽培は上手くないので、ポット苗は余り買わないようにしようと思いつつ、ついつい買ってしまうのはなぜでしょうか(笑)。

ポット苗たち

 『すみれの栄花園(八王子市)』さんの苗を見かけないようになりましたが、『新舟ナーセリー(富士市)』さんの、交配(雑)種を核とするマニアックな苗が並んでいました。もう1枚の写真には、ニオイスミレなどの外来種を核とする苗が並んでいましたが、どちらのナーセリーさんの苗なのか確認できていませんが、気に入っています。
 可能であれば、少しずつ紹介していきたいと思います。


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コミヤマスミレ、ツクシスミレ

 神戸新聞などの発信情報ですが、コミヤマスミレの分類について、「ミヤマスミレ」の仲間ではなく、「ツクシスミレ」の仲間であることが分かったというのです。えっ、本当ですか!う~ん…?

 全国の生徒が生命科学の研究成果を競う「高校生バイオサミットin鶴岡」で、小野高校(兵庫県小野市西本町)の生物部員5人がスミレのDNA解析によって従来の分類定説を覆し、上位5校に授与される環境大臣賞を受けた。県内の高校が大臣賞を受けるのは初めて。
2020/09/10

 生物部スミレ班は日本生態学会第67回全国大会(2000年3月、名古屋)でポスター発表を行い、葉緑体DNAのmatK領域の分子系統解析結果から『コミヤマスミレ、マルバスミレはツクシスミレ節に分類されるべきである』と結論づけています。確かにコミヤマスミレはミヤマスミレの仲間というには異質感があり、ツクシスミレに似て毛むくじゃらではありますが、ツクシスミレは有茎種ですよ!マルバスミレに至っては、ツクシスミレと相似するポイントを探すのに苦労しそう。目下(ただいま)、取り扱いに悩んでいるところです。


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ヒメスミレとスミレ

 こちらも尾根歩きに入る前に出逢ったヒメスミレです。やはり、人里に多いすみれでしょうか。出発が送れ、初めて降りた駅で方向も不確かなまま、迷いながら、やっと、行く方向を定めた辺りで見かけました。途端に嬉しくなったことは言うまでもありません。
 もう一枚の写真にヒメスミレと一緒に写っているのはスミレです。ともに、山の中でも見かけることがありますが、どちらかというと、こんな感じでアスファルトの隙間から元気に生える印象の方が強いのではないでしょうか。日数が掛かってしまいましたが、尾根歩きのお話はこの辺で終了とさせていただきます。


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タチツボスミレとオオタチツボスミレ

 淡紫色のすみれが一面に咲いていたのは、郷里の母と姉を連れて散策に出掛けた平泉に近い山中です。多数派はタチツボスミレですが、一部にオオタチツボスミレが混じっているようです。葉が大きく巻き気味で、群落規模が大きいことはオオタチツボスミレの性質ですね。
 タチツボスミレの仲間は交雑しやすいというのに、こんなふうに混在しているというのは、むしろ不思議な感じがしす。混血しているのかも知れませんね。両種の交雑種であるムラカミタチツボスミレとの三つ巴血脈グループが、幾つかの表現型、つまり外見上の異なる姿を見せていると捉えた方が自然かなぁなどと考えてしまいます。


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ガーデン・パンジー、ヒバントゥス・コミュニス

 関東は台風接近で一時的に気温が低下しましたが、記録的猛暑が続いています。そんな折、こぼれ種から育ったガーデン・パンジーに、また花が咲きました。植物には発芽適温や生育適温があります。こんな時期に開花するとは自身も思っていなかったでしょうね。
 一方、後方に見えているのは亜熱帯から熱帯に自生する木本種であるヒバントゥス・コミュニスです。この時期は絶好調で白い花を連日咲かせながら、同時に種子を飛ばします。国産の草本種は開放花を咲かせる時期、閉鎖花を展開する時期などのステップがありますから、そうした性質もかなり異なりますね。でも、こうして並んでいると、どこか共通点があるなぁと感じさせます。


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ガーデン・パンジー、ノジスミレ

 林道封鎖!お出かけ先で「想定外の事態」はあるものです。しかし、別ルートで標高を上げるにしても、バス路線やレンタカーの情報はなく、タクシーでは戻りの確保が難しい・・・。今更ながら、自動車で移動する「自由度の高さ」を感じさせられます。
 一泊で帰りの電車時刻が決まっている旅は久しぶり。ここは早々に諦めて、歴史を感じさせる温泉町の観光散策に切り替えました。そういう目で見るとなかなか風情のある場所でしたが、それでも、ついつい目を惹くのは、こんな光景です(笑)。空き地にこぼれ種で増えたパンジー(F2)と、花後に葉が伸びたノジスミレのようですね。画角外ですが、ノジスミレは一面に繁茂していました。


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ヴィオラ・ペダータ、他

 今年も「ねぇちゃんの栽培棚」にはいろいろなすみれたちが花を咲かせているようです。オオバキスミレ、ヴィオラ・ペダータ、シロノジスミレ(シロバナノジスミレ)、ヒメスミレというところでしょうか。
 姉は親父似で植物の栽培がうまいらしく、なんと、ヴィオラ・ペダータを毎年咲かせています。見事ですね。まぁ、オオバキスミレについては自生地が余り遠くないためか、特に世話いらずで、あちこちに増えてしまっているとのことでした。


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シロコスミレとニョイスミレ

 シュンランの鉢に潜り込んでいる2種類のすみれが我が物顔で花を咲かせていますね。外来種のシロコスミレとニョイスミレです。早春の段階で飛び込んでいることが分かっていたのですが、まぁ、そのまま放置していました。
 2年前にも似たような状況になって植え替えをしたはずですが、繁殖力の強いすみれたちには参ってしまいます。今年も、秋になって株が元気になったら、植え替え分離しなければなりませんね(笑)。


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ムラサキコマノツメ, ケイジョウスミレ

 なんだか、不思議な写真になってしまいましたね。この時期にしては日差しが強くて絞り込みましたが、もう少し被写界深度(ピントの合う深さ)を浅くできたかも知れません。ほぼ中央に配されている小さな花はムラサキコマノツメ。似た色合いで重なり合い、背景になってしまっている花はケイジョウスミレです。ちょっと遠近感が変かも…。
 数年をかけて、庭の棚を支配するように増えたすみれたちです。ケイジョウスミレは端正な花を咲かせる不明種という時期を経て増えました。ムラサキコマノツメは室内栽培していたら増えて、現在ではあっちこっち自由奔放に花を咲かせています。


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