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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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スミレとベニバナハリマスミレ

 庭の棚では、時折、思い出したかのように返り咲きが見られます。返り咲きの話題は今秋2回目ですが、前回は「賑わいの棚(55)」としました。今回は、今後も返り咲きが見られることを期待して、改めて「返り咲き便り(1)」としてみました。どうなることやら・・・。
 向かって左側は紅色が強い千葉産のスミレ、右側は市販のベニバナハリマスミレです。う~む、そっくりですね(笑)。手元で細かく見比べてみるのですが、花にも葉にも大きな違いはありません。敢えて言えば、距の感じが少し違う程度です。ハリマスミレは花びらの外側が白っぽくボケる特徴があるのですが、たまたまスミレの方もボケる型でした。双方とも、一般にもう少し青紫色なのですが、たまたま双方とも紅色が強い花・・・。そんな2種が同時期に返り咲きしてしまった訳です。因みに、ベニバナハリマスミレは別の株でも蕾が膨らんできました。呼び合うのかも知れませんね。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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シロコスミレと春待草

 引き続き、二年前の4月に改めて撮影したシロコスミレと春待草、紅色の花はベニバナナンザンスミレの「くれない」かな(?)、です。改めて、並べて みましたら、マメに毎月撮影していたものですね。春待草はご覧の通り、更に更に大きくなって、大量の花と大きな葉をつけて、このまま初夏まで元気に咲き続けます。まぁ 、花期が半年もあることになりますね。
 この時期になると、春待草は背景のような存在になって、他のすみれたちを盛り上げる役目に徹しています。その舞台で、プリマドンナ役のシロコスミレ が雪のように真っ白い花のベールと青竹のような緑色の葉の衣をまとってダンスを踊っている、そんなイメージが頭に浮かび上がって来ました。えへへ、子供の頃から、こん な夢想がけっこう好きだったんです。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブ ログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヴィオラ・オドラータ

 決して栽培がうまい訳ではないのですが、観察を主目的に、ある程度育てています。これまでに掲出できなかった写真がありますので、撮影した年を気にせず、春の棚より、まとめてお届けです。
 さて、この賑やかな棚は二年前の1月の様子です。中心はヴィオラ・オドラータですが、出窓で花を咲かせてしまいましたので、まだ気温の低い室外に持ち出しました。向かって左側はパンジーたち、そして右側は枝咲きのスミレです。このスミレですが、見事に枝分かれしていますね。被写体のすみれたちは出身地がばらばらながら、皆、それぞれに株立が良くて、花の少ない寒い季節に目を楽しませてくれました。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アリアケスミレ、シロコスミレ

 夏場のすみれたちは余り動きがありませんので、「賑わいの棚」らしい春の写真を少し持ってきました。余り広くはないスペースを立体的に活用して、すみれたちとイカリソウたちが雑居しています。
 中央の大きな鉢で咲き始めたのはアリアケスミレ、その右隣がシロコスミレ、左隣や後方にイカリソウの園芸種が見えています。この位置は小さな三脚を使わないと害虫や健康状態の監視ができない高さなので、比較的に丈夫で世話要らず、陽光が好きな種をドッと置いてあるのです。花の時期になると、道行く人々も花を見ながら「あ、すみれだ」と言いたげに通り過ぎるのですが、夏場になると、何が植えてあるのか分からず、ただ、小さめの鉢が一面に並んでいるので、苗を育てる業者さんかも知れないと思っていた方もいたそうです(笑)。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
すみれの実生苗

 見た感じがモヤシにそっくりですが、春にまとめて播いた種子がそろって発芽した3月初旬の様子です。育てることは余りうまくないと思っていますが、ある程度は育てないと植物を知ることはできないという気持ちもあって、なんとか頑張っています(笑)。
 多くの種類というより、国内では観察できない外国種、通年観察したい注目種、可愛くてお気に入りの種と丈夫な基本種を中心に栽培しています。ため息が出ますが、今年もツマグロヒョウモンに悩まされました。夏場は一日2回の駆除が日課で、通算駆除数は軽く千匹を超えたでしょう。すみれらしくない外観のヒバントゥス・コミュニスも食べます。気温が下がって葉を伸ばしたヴィオラ・バンクシイは花芽を伸ばす度に食い荒らされます。ただでさえ厳しい夏越しに備えて、ある程度同じ種の苗も育てておく訳ですが、この作戦で正解でした。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック  すみれを楽しむ
フジスミレ、ヒナスミレ、フモトスミレ

 それぞれ良く似ていますが、こうして並べてみたら、特徴が際立って分かりやすそうですね。向かって左からフジスミレ、ヒナスミレ、そしてフモトスミレ、上から、白斑が入っているものと入っていないものの表面、そして裏面です。
 大きさの関係は絶対ではありませんが、まぁ、概してこんな感じでした。つまり、大きめのフモトスミレも時には見られるものの、平均すると、このような関係になると思います。鋸歯はどれも似た雰囲気ですが、葉の先端の様子はそれぞれ違っていて、ヒナスミレが一番尖っている感じでしょうか。白斑の有無で品種に分けられている場合がありますが、そのような分類の関係で捉えるより、ほくろやソバカスのように「あったりなかったりするものだ」と軽く考えた方が正解だと再認識しました。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
タチツボスミレとコスミレ

 山道の両側は傾斜がきつい崖のような状態の場所も少なくありません。実際に崩れている区間もあり、仕方なくセメントで固めて安全と利便性を確保しているというところでしょう。そんな環境でも、すみれたちは頑張って生きていく能力を持ち合わせているようですね。
 ただ、根を張ることができるポイントが限られているようで、やはり仕方なくギューギュー詰めのこんなことになっています(笑)。この押し競饅頭(おしくらまんじゅう)に参加しているのはタチツボスミレとコスミレでしょう。一方、地上の勝負は、花期の葉の数ではコスミレ、垂直および水平方向にも広く葉を展開できるという点では有茎種のタチツボスミレに分がありそうですね。


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