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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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 年々、栽培棚の整理を進めていますが、繁殖力もしくは生存能力の高いヴィオラ・アルベンシスは、その極小サイズの種子をあちこちに飛ばして安住しています。実生から開花までの期間が短いようで、出足が遅い当家の栽培棚で、例年、一番に開花まで至ります。
ヴィオラ・アルベンシス
 我が物顔で居座っている場所は、何を植えていたのかも分からなくなってしまった割れたプラ鉢です。咲いている姿は、まるで無茎種のようですが、実はパンジーの仲間ですから、有茎種!春一番に咲き出した後、果実を膨らませて種子を飛ばし始める時期の方も、一番ではないかと思われます。初夏には、草丈が最大30cmにせまる変化を遂げて優位に立ち、更に遅い時期まで花を咲かせ続けます。

栽培棚外の敷地に拡散しないことは不思議です。数粒の種子から増えたもので、遺伝子の多様性は見込めません。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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 比較的に温暖だとされる千葉県でも、この時期にすみれたちが花を咲かせるのは、なかなか難しい話です。それでも、パンジーやヴィオラ・バンクシイは平然と咲いていますね。ただ、後者については、うまく越冬できない年もあって、記憶ですが、降雪に見舞われてしまうとダウンしてしまうのではなかったかと思います。この子は暖かい季節の方が元気ですね。
ヴィオラ・バンクシイ
 今年は(今のところ)好天が続いていて、蕾も膨らんでいますが、さて、どうなることでしょう。散歩に出掛けても、稀に冬に花を咲かせる花木や早咲きの水仙などを見かけるだけなので、貴重な存在だと思います。ただし、余りに小さくて気づいてくれる通行人は滅多にいない様子ですが、もし、目立つ場所に移動すると、位置的に陽光を受けられる時間が減ってしまいます。ここは陽光を優先しましょう。

 年末は3人の娘が集まってワイワイやっておりました。ドタバタの正月で、まだ、初詣に行けていません。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


 春、棚では一番に咲き出して、初夏まで小さな黄色い花を咲かせているヴィオラ・アルベンシス。ただ、急激に気温が上がり出すとササッと枯れてしまって、今は痕跡を残すのみです。日本での位置付けは、多花性・小輪パンジーの重要な遺伝子提供者でしょうか。
ヴィオラ・アルベンシス
 スミレ属は基本的に多年草ですが、この外来種に関しては「一稔性植物」に近い性質ですね。早春から長く種子を飛ばしまくって夏を迎え、いよいよ環境が厳しくなると、地上部は潔く枯れてしまいます。問題は地下の状況ですが、秋に復活したり、越冬したりすることはないように見えますね。春は早いし、夏は草丈を高く延ばすし、多花性だし、極小の種子を盛大にばらまくし、発芽率は高いし・・・。
 繁殖力の強い雑草と捉えた方が、認識としては正しいのかも知れません。事実、日本でも「侵入危惧雑草種」という扱いです。

 [注] 一稔性(一回結実性)植物は、一度結実すると枯死する多年草ですから、本質的には該当しません。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
 梅雨が目前の真夏日です。高原か、北の大地を目指すしかありませんね。そんな状況ですから、撮影したばかりという写真はありませんが、『撮影したけれど、タイミングを逃して、あらら、モッタイナイ写真』を使っておこうと思います。
フイリゲンジスミレ
 ここは、とある小さな旅館の玄関脇です。平日とは言え、お客が二人だけ、館側も二人だけ。この温泉郷は、自動車を想定していないとしか思えない斜面にへばりつくように建物が建ち、細かい道が入り乱れていて、ナビと勘を頼りに、やっと到着しました。
 玄関はここかな?と庭木の間を入って行き、ふと、置き石の間に咲く綺麗なフイリゲンジスミレに目が留まりました。この日、小雨も降ったため、逆に運が良くて、深緑色をした葉の表面にある白い斑にコントラストがキリッと出ましたね。

 近隣を散歩していみて分かるのですが、カラスウリやネムノキに蕾が出始め、もう初夏なんですね。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヴィオラ・パルマータ(白花変種)

 やっと、暖かくなってきましたが、この4月は、北海道以外の地域で平均気温が低めだったそうです。おかげで、狭い拙宅の庭では、外来種中心になってしまいましたが、まだまだ花が咲いています。ヴィオラ・パルマータの白花変種(白変種)も、その一つです。
 青紫色と、この白花変種を長く育てていますが、米国のサイトを検索していたところ、Flower petal color : blue to purple とありました。実際に目にしたことはないのですが、花色には赤紫もあるのですね。ついつい惹き込まれて、北米産すみれたちの写真を眺めていました。花の季節に歩き回ってみたいなぁ。決して不可能なことでありませんが、実際に行動を起こすとなると難しいか。ここが分かれ道ですね。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヴィオラ・アルベンシス

 ホトトギスの傍らに住みついてしまったヴィオラ・アルベンシスです。4月上旬、既にこの草丈になって花を咲かせています。
 さて、「~近年、ガーデン・パンジーは日本が育種の中心地となっており、ヴィオラ・アルベンシスの遺伝子が組み込まれるようになりました」とは、当サイトのヴィオラ・アルベンシスのページにある説明ですが、その育種の実践者である宮崎の川越路可さんが、ご自身のブログ "ROKA BLOG" で当サイトを紹介してくれています。
 当初、この質素な姿にガッカリしておられたらしく「~でも、私使っちゃった。使わざるを得なかった。だって、この原種しかなかったんですから~」とした上で、「~誰も返り見ることがなかった原種を使ったことによって、日本独自の進化が始まった!そう、極々小輪、細弁(バニー・ラビット)が出現したんです!!」と述懐されていました。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヴィオラ・アルベンシス

 今年二度目の登場になります。小さくて淡いクリームイエローの花を咲かせているのはヴィオラ・アルベンシスです。手前の別種の葉と比較すると、花がとても小さいことが分かりますね。
 事実上、春一番に咲き出したV・アルベンシスが、最後の最後まで花を咲かせているのですから、その花期の長さは驚異的です。さすがパンジーの交配親の一つだと、なんとなく納得してしまいました。一方で、既にたくさんの果実を実らせて種子を飛ばしまくっています。繁殖力の強さも並々ならないものがあるのです。


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ヴィオラ・ソロリア(八重咲き)

 すみれ観察に出掛けた日、午後から展示会に顔を出したところ、このすみれの誕生について、生みの親から教えていただくことができました。V・ソロリア(八重咲き)として園芸流通しているというので、早速購入(笑)。
 これは枝変わり的に生まれ、分離してから茎挿しの要領で増やしたというようなお話でした。まるで花樹の園芸品種のような誕生話です。種子はできないそうですが、前述の通り、栄養体増殖が難しくないそうです。『うちの子がいっぱい出まわって嬉しい』との言でした。(´ー`) 


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ヴィオラ・バンクシイ

 昨年の晩秋、最後まで花を残していたのは、このヴィオラ・バンクシイでした(ただし、写真は別時期のものです)。ほぼ同じ季節まで花を咲かせてヒバントゥス・コミュニスと同様、温かい地域に自生する植物で、日本のすみれたちから見ると親戚筋に当たる植物でしょうか。返り咲きは別として、暖かい地域のすみれの仲間が最後まで花を残すのですから、ちょっと不思議ですね。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ケイジョウスミレ

 ちょっと気を抜くと、軽石主体の栽培土ではあっという間に乾いてしまう暑い夏です。ほとんどのすみれたちが暑さにあえいでいる環境で、青々とした葉を増やし、閉鎖花をあげて種子を飛ばし続ける鉢があるのです。春に株分けをして4鉢になったケイジョウスミレたちです。もう一度株分けをした方が良いかなぁと思うほど、茂っている状態ですね。
 この気温では、閉鎖花さえ上げられないすみれも多いのですが、この鉢は株元には次々に果実が膨らんでいるので驚いてしまいます。直射日光を受ける場所で元気いっぱいですね。耐暑性が優れていることがよく分かります。


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