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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヒメスミレ

 ここの展示会でも拝見できたピンク色のヒメスミレ、いやぁ、とっても可愛いですね。最近、各地の展示会で見かけるようになりました。市販されているのかも知れませんので、意識して探してみようかと思います。
 ヒメスミレは意外に変化が多い方だと思います。「姫」という接頭語は小さいものを意味する場合が多いのですが、本当に小さくて草丈が数cmという型がある一方で、どこが姫なの?と訝るような大きくなる型もあります。視点を葉に転じますと、写真の葉はとても素直に展開していますが、関東の路傍などで見かける濃緑色の葉を持つタイプの多くは、葉全体がよじれています。鉢で鑑賞するには不向きなのかも知れないとは思いつつ、ひょうきんな雰囲気があって嫌いではありません。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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シコクスミレ

 奥多摩に足を運んだのは、このすみれに出逢いたいからに他なりませんでした。なかなか出逢うことがなかったシコクスミレです。シコクスミレも自生しているとされる場所に何度も足を運んで、地図がなくても走り回ることができる程になっても、現実にはご縁がなかったのです。
 かなり気合いと時間を掛けて調べまくり、なんとかピンポイント情報をゲットして勇んで出掛けたのですが、なかなか目的地に辿り着きません。手描きイラスト地図が実際のイメージと違っていたのです。山歩きは苦手でも頑張れば良いのですが、辿り着いても暗かったら見つけられないかも知れません。問題は太陽で、暗い山道を帰るのも厳しいですよね。ヒヤヒヤしましたが、ぎりぎりセーフ(笑)。ウキウキしながら帰路についたのを覚えています。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
エゾアオイスミレ

 この山を登って困ったのがこのすみれでした。まだ展開していない葉は、先が尖っているようにも見えます。これはエゾアオイスミレの特徴なのですが、困ったことに全ての葉ではなくて、先が鈍角で全体に丸い葉も見られたのです。また柱頭の形の方は一般的な棒状に近くて、エゾアオイスミレに見られる極端な鍵状の曲がり方ではありません。では、アオイスミレのように匍匐茎が地面を這いまわっているかと言えば、そんなことはなくて、茎も葉もスッと立ち上がっています。そもそも他のすみれたちが咲き揃っている4月末ですから、標高が高めだと言ってもアオイスミレの花期が終わっているのではないかと思いながら、十分な確認ができませんでした。一応、エゾアオイスミレと認識していますが、余裕を持つことが大事ですね。この日は出足が遅くなってしまって、先を急ぐ気持ちが強かったのです。


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スミレ(枝咲き)

 何度か登場したブランチングと呼ばれる分枝性を示すスミレのアップです。ご覧の通り、花茎の小苞(包)葉の腋から小さな枝の花茎が出ているのが分かります。もはや、枝が出た時点で「花茎」と呼んではいけないのかも知れません(笑)。小苞葉って何のためにあるのかな?と疑問だったのですが、つまり、こういうことだったのですね。
 ところで、この株は春にも花咲かせていますが、ブランチングは見せなかったと記憶しています。それは気温が下がって返り咲きが起こり、開花した花が朔果を膨らませた頃から急に始まりました。複数の花が咲きましたが、現在は全て同じ状態です。いったい何が起爆剤になるのでしょうか。


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フイリミヤマスミレ

 この展示会最後の見聞録に登場するのはフイリミヤマスミレです。今年、拝見できた展示会がもう一つありますので、その見聞録は年末年始辺りから開始できれば良いなと思っています。
 余り上手に撮影できなかったのが残念ですが、フイリミヤマスミレは品がありますね。展示札にはアポイミヤマスミレと記載されていたと記憶していますが、アポイ岳産という意味以上の特徴があるのでしょうか。未確認情報ですが、塩基性岩地帯に自生するので植物体全体が紫色掛っているとか。登山口近辺から比較的多く見られるようですので、写真を拝見する機会はあるのですが、特筆すべき変異があるのか分かりませんでした。


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ミヤマナガハシスミレ?

 展示札ではナガハシスミレの品種であるミヤマナガハシスミレとして紹介されていました。やはり、これも微妙で、典型品は花びらや距がふくよかで紅紫の華やかな色合いですね。
 でも、写真の個体はミヤマナガハシスミレの細かい特徴、(パーツ単位ながら)例えば、花茎が赤みを帯びている点、若い茎葉が内側に巻く傾向、葉の基部が余り深く切れ込まない点などを示しています。おそらく、代表的な自生地由来で表示に間違いはないのでしょうが、一般の方が多い展示会ですから、できれば典型品を中心に陳列していただけると分かりやすくて嬉しいところです。


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ホソイスミレ?

 展示札ではタチツボスミレの品種であるホソイスミレとして紹介されていました。やはり、品種となると微妙な場合が多いようです。典型品はもう少し鋸歯の粗さが派手かも知れませんね(笑)。
 ホソイスミレと言えば、短期間ですが福井県を走り回ったことを思い出します。それはホソイスミレが福井県で、地元出身で植物研究の先駆者である細井與三右衞門氏により採取されからですね(命名は中井猛之進氏)。福井県にはとても精緻な資料が存在しますが、脈々と引き継がれた気概のようなものがあるような気がします。


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リュウキュウコスミレ

 リュウキュウコスミレも咲き出しました。リュウキュウシロスミレと同様、元来はもう少し柄が長くなるところなのですが、極く普通か、少し長い程度に見えますね。横に見える濃緑の小さな葉はちゃっかり住み着いた「小町リンドウ」です。これはご愛敬ですが、すみれ並みに他の鉢に種が飛び込む性質なのです。
 ところで、最近は「花茎」という言葉を使うようにしていて、一応、「花柄(花梗)」や「花軸」との微妙な違いを使い分けているつもりなのですよ(=^_^=) 。「花柄」は柄の部分だけを指し示す言葉で花を含みません。一方、「花軸」は花を含むのですが途中の葉も含みます。すみれのように一つの頭頂花をパッと付けるタイプの植物には「花茎」がぴったりする表現だそうです。すみれの場合、小包葉が見られる訳ですが、まぁ、極く小さいので気にしなくて良いのでしょう。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
青花系のスミレ

 お気に入りになった青花系のスミレが元気に返り咲きをしてくれました。後方でひょろっと伸びている花茎が最初に咲いた花です。一つで終わりかと思ったのですが、意外な速さで次々に花茎が伸び上がって春と同じような姿になりました。
 スミレは花色が豊かで、自生品でも青・青紫・赤紫・紅、それから純白が見られます。ただ、写真の系統が持つ青さは稀有なもので、山野では見たことがない色合いと言えましょう。実は、栄養状態と環境が良ければ「枝咲き」になる系統でもあります。幸い、開放花も閉鎖花も良く結実しますので、比較的容易に代を重ねている優れものなのです。


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スミレ(白変種)

 黄緑色の花茎に真っ白な花が咲いています。とても魅力的な花ですね。これはスミレの白変種ですからシロカネスミレと違って純白で、野山でも時々見られます。
 展示札にはシロバナスミレと記載されていました。そのような俗称で呼ばれることも確かにありますが、高原に咲くシロスミレや白っぽいアリアケスミレも全く同じ俗称で呼ばれることがありますので、お奨めできる表現ではないように思いますね。白変種という言葉は植物学用語で堅苦しいので、スミレ(純白)などと表現するのは如何でしょう。これなら、紫条が見られるシロスミレやアリアケスミレと混同されることは少ないかも知れません。

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