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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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テリハニオイタチツボスミレ

 実際にフィールドでは観察できていない困った品種です。その上、栽培品ですから、実際に観察できているハマニオイタチツボスミレと比較するには少し無理があるような気がします。敢えて比較するならば、ほぼ同じ印象でした。
 葉の光沢は、海岸性で塩害などへの対応目的でクチクラ層が厚くなって艶が目立つもの、塩基性岩などとも表現される苦鉄質岩土壌の植物、渓流植物、その他、葉質や色などの要因があります。この品種を分布から推測する限り、海岸性は当たらないでしょう。すると、海岸性の場合はハマニオイタチツボスミレと見れば良いのかも知れませんが、個人が明確に線を引くには難しいところがありそうですね。逆に、敢えて区別する必然性があるのかという問題については、変異の理由や性質の違いをきちんと把握できてからの話でしょう。蛇足ながら、使用頻度の高い和名がケナシニオイタチツボスミレだという点については納得できない気がしませんか。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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