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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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 群馬と山梨の話が続きましたが、ちょっと、長崎の話に戻ります。少しでも標高を上げようと林道を上り、狭い駐車スペースをみつけて車を駐めて、細い山道を歩いてみることにしました。すると、驚いたことに登山道に合流しました。あは、迷子にならずに済みますね。
ホコバスミレ
 少しずつ勾配がなだらかになり、この山の頂上に着いたようです。そこには狭いながら草原があり、一画に、細長い葉を持つホコバスミレが待っていました。なんだか、久しぶりですね。前回、自生品に出逢ったのは20年近く前のことです。手前の葉で「葉柄」を含まない「葉身」部分を計ると縦40mmx横4mmで、極端に狭いことが分かりますね。葉の縦横比を強く意識したのはマキノスミレ以来でしょうか。

 観察結果をじっくり眺めるタイプでして、あーでもないこーでもないと悩んでいます。まぁ、この時間も楽しめます。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


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サクラスミレ
 この林道では、ところどころで、サクラスミレも見ることができました。代表的な高原のすみれですよね。実は、今回の散策で観察できると想像していなかったので、驚きつつ、喜々として撮影していました。
サクラスミレ
 いつも説明をしていますが、このすみれの花弁はデジタルカメラ泣かせの色です。別のカメラ、例えば、スマートフォンで撮影した画像と、メインのデジタルカメラ画像とでは、いつも、まるで色合いが違っています。カメラを買い換えても状況は変わりませんでした。毎回、記憶を頼りに調整しています。さて、この標高では複数種の桜も咲いていますので、「サクラ」と話すだけでは通じませんでした(笑)。
サクラスミレ

葉が赤茶色のヤマザクラや花が白いオオシマザクラ系が咲き残り、マメザクラが満開!富士山が大きく見える場所です。

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ヒメスミレサイシン
 もう20年前の話ですが、すみれ仲間と連れだって出掛け、ヒメスミレサイシンを見つけてもらいました。再度、しっかり観察したいと思いながら、なかなか実現できずにいたのです。当時の同行者との昔話から、なんと、自生地を案内していただけることになりました。
ヒメスミレサイシン
 所々、二輪で走ったかすかな記憶があるのですが、ここまで入り込んだことはなかったと思います。気持ち良く晴れた林道沿いでは、多彩なすみれたちと出逢うことができました。今年は少ないと語るヒメスミレサイシンですが、いえいえ、これだけ見せていただければ大感激です。スミレサイシンの仲間にしては、明るい林縁を好む得意な性質なのでしょうか。往復7時間を掛けた甲斐がありました。
ヒメスミレサイシン

長崎や群馬の話が終わっていない状況で、山梨の話が続き、来週は岩手へ出掛けます。終わる頃は、もう夏ですね。

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スミレサイシン
 徐々に標高を上げながら、登っていく山は、太平洋より日本海の方が近いという位置です。ナガバノスミレサイシンという声に反応して目を向けると、なるほど!でも、これは花弁が優しそうなスミレサイシンの方ですね。
スミレサイシン
 花が咲く頃に葉は余り展開しておらず、くしゃっとしていますが、それでも先端が尖った幅の広い心形だと分かります。近縁種でしょうが、ナガバノスミレサイシンとは花の印象も少しだけ異なるかな。ただ、花冠全体が大きく、距が丸くて短いといった特徴は似ています。色合いは自生地によって違いますから、見慣れていないと迷うかも知れませんね。あー、「越国」方面にも出掛けたいなぁ。
スミレサイシン

わいわい大勢の散策は楽しいですが、撮影の自由度は減ります。ふと見ると、あら~、誰もいないなんてことにも!

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 久々に撮影観察ワークショップ(中之条町観光協会)に参加しました。いがりまさし氏を講師に仰ぎ、マイクロバスいっぱいいっぱいの植物好きとの同行です。直前までの天気予報に反する「好天」の散策となって、とても良かったですね。
マキノスミレ
 今春は植物たちの動きが早かったため、中之条町から見て思いっきり北へ向かいます。すると、徐々に日本海側のすみれたちが増える傾向となり、マキノスミレらしいマキノスミレが現れました。実は、シハイスミレとの境界線も遠くないのですが、この個体群はすっきりして大歓迎です。朝ドラの影響か、牧野博士の命名?といった話題があちこちで呟かれていました。母種であるシハイスミレは、その通りですが、変種のマキノスミレは、スイスの植物学者 Pierre Edmond Boissier (Boiss.)の命名です。牧野博士への献名と推測するのが自然でしょうか。

 状況から「献名」と推測できるが、明記されてはいないと、いがり氏の詳しい説明が聞こえていました。

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 ニョイスミレですね。でも、右側のような日向の切り立った壁の隙間から育つケースは余り見かけません。典型的な湿った土壌に育つ種ですから、これでは、株元の水分が維持できるのでしょうか。流れ落ちて、更に太陽にあぶられてしまうような気がします。
ニョイスミレ
 左右の写真で、花の雰囲気が少し違うような気もします。勿論、両方とも同じニョイスミレで、余り離れていない位置に自生していました。さて、久しぶりに訪ねた長崎の旅について、もう少し話題があるのですが、別地域の話題も織り交ぜていくことにします。

 二輪で旅行中の同世代を見かけると、つい話し込んでしまいます。体調次第ですが、ゆっくり走りたいですね。

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エイザンスミレ
 すみれたちの開花が早くなって、初日には、この独特の葉が時々見つかるだけでした。早咲きのグループだろうから仕方がないと思う一方、花が咲いた形跡がないことも気になって仕方がなかったのです。地元の方に山道の情報をもらって、二日目に再挑戦しました。
エイザンスミレ
 標高を少し上げると、ありがたいことに花が咲く一角に辿り着きました。複数の自生地情報から、このルートにはアカバナスミレ(俗称)が見られるはずだったのですが、そこまで赤くない個体群です。ただ、終わりかけの花に渋い赤みがありました。開花が平均的な時期だったら、もう少し多くの個体を観察できたかも知れません。逆に開花が遅れた十数年前の徳島を思い出しました。ご縁がないようです。
エイザンスミレ

ご縁は仕方がありません。再挑戦は厳しいかな。ただ、徳島の個体群とは、葉の様子が異なるようです。

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 この広場は、基本的にアリアケスミレやニョイスミレを除き、濃紫色のすみれたちで溢れているのですが、極端に色の浅い個体や花弁が細い個体などが混じっています。超アップで観る限り、花はしっかりと新鮮で、時間経過で褪せてしまったようには見えませんでした。
ヘイリンジスミレ
 さて、困りましたね。チェッカーがあると便利ですが、そんなものは持っていません。多少の経験と推測の域を出ませんが、左側の個体は、おそらく、ヘイリンジスミレだと思います。稀有な交雑種ではないので、何度か路傍で見かけ、普通に栽培品も観察できます。右側の個体は、花色の淡いヒメスミレかも知れません。複数の写真を点検しつつ、改めて、ヒメスミレっぽい距をしていて欲しかったと思いました。

 釣り針のように突き出た国崎半島の高台で、地元のおばちゃんと、雲仙の噴火など、諸々の長話をしました。

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 スミレやアリアケスミレが咲いていた日当たりの良い広場には、ヒメスミレも見られました。個体数はスミレが圧倒的で、アリアケスミレが続き、なぜか、陽向の草地なのにニョイスミレが多めで、最後にヒメスミレ、その他の交雑種という順番です。
ヒメスミレ
 ヒメスミレには違いないと思いますが、ヒメスミレにしては草丈が高めで、直線的に立ち上がる細長い葉を持っているタイプです。もう少し距が丸めに膨らんでいると、ヒメスミレっぽさが増すところですね。まぁ、ここの優勢種であるスミレとは花の大きさがまるで違いますので、迷うほどではありません。広場の外れには、葉の小さいタチツボスミレも咲いていました。こんな自生地は楽しいですね。

 標高1,000m近くまで登坂する必要があったのですが、そのパワー不足と頂上でエンストした時は驚きました。

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ハリマスミレ
 長崎では大きく二つのお山を歩いていたのですが、すみれなどの植生で見る限り、環境は意外に違います。でも、両方でスミレやアリアケスミレが混在する広場をみつけて、疲れも吹き飛んでしまいました。他にヒメスミレやニョイスミレも混在する場所です。
ハリマスミレ
 そうした集団に混じって、ちょっと異質な花を咲かせているのは、どうやら、ハリマスミレですね。こんな組み合わせで、個体数も多いので想定はしていたのですが、なんだか、お約束を守っていただいた印象です。自宅の栽培棚で長く生命を繋げている種の一つですから、もう見ただけで分かりますね。実は、二つのお山の両方でみつかったのですが、二日目の個体群の方が花が整っていました。ふむ、採用!!
ハリマスミレ

広い駐車場で、後から縦列駐車した車に閉じ込められ、なんとか切り返しで脱出しましたが、少し壁に擦る始末。
(レンタカーでもあり、警察に立ち会ってもらって、まぁ、レンガの壁ですから、それで終わりましたが、あんなに広いのに・・・??)

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