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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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コミヤマスミレ
 晴れの日を待って、久しぶりに単車で千葉から日帰り圏358Km走り廻りました(笑)。この圏内、多くのすみれは終わっている季節です。目的は北関東のコミヤマスミレ1択でした。なんとなく予想はしていたのですが、到着して5分で見つかりました。
コミヤマスミレ
 一方、これだけの個体数を広域で観察できるとは全く予想していませんでした。訪ねて良かったです。比較的小ぶりな個体ばかりが、多くは苔に守られているような状態でいっぱい咲いています。環境としては、主に杉などの林下ですが、さほど暗いという訳ではありません。一定の土壌湿度があれば生育するという一つの例でしょうね。とにかくポイントは水分です。
コミヤマスミレ
 関東では高尾山のコミヤマスミレが有名で、その自生環境イメージが強いのですが、暗所を選んで咲くということでもないのですね。

 実は、帰路でもう一ヶ所を訪ねて、来年以降の準備をしたかったのですが、時間が足りませんでした。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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チシオスミレ
 同行の友人が、おそらく、見たことがないであろうすみれたちを見せたいけれども、空振りということもあります。以前に開拓したルートを辿れば、高い確率で見つかるだろうとやって来たポイントで、予測通り、チシオスミレが咲いていました。
チシオスミレ
 チシオスミレは、サクラスミレの葉脈に赤斑が入った品種です。珍しいという程の変異ではないはずですが、個人的には出逢いが多くありませんでした。時間経過とともに山の様子が変わってしまうのが普通ですから、ほぼ同じ場所でがんばっていてくれて嬉しいです。
チシオスミレ
 それでも個体数は減っていました。比較的に来訪者が多い場所ですから、仕方ないかも知れませんね。もう一本、別の山道があるのですが、路面が崩れたとかで通行禁止になっていました。そちらの道の方が通行者数が少ないので期待していたのです。

 今は昔、よく通ったエリアでしたが、刻は速く経つものなのですねぇ。空白は16年もの時間でした。

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マルバスミレ
 マルバスミレって、おもしろいと思います。突然、現れたり、消えてしまったりしますよね。今回、感じたことは、花や葉の様子があっちの山とこっちの山で違うイメージを呈するってことです。場合によっては、山のこっち側と向こう側で違ったりします。
マルバスミレ
 特に、この日のマルバスミレは花が独特だと感じました。細身の花弁はどれもフリル装飾のように波打って、中心部が濃いめの黄色を帯びています。今回の旅では、多かれ少なかれ、毎日、マルバスミレを観察できたのですが、様子が少しずつ違いました。
マルバスミレ
 初日に観察したマルバスミレは、花冠全体が丸くて中心部がキリッとした印象の個体が多かったようです。更に細かいところを観察すると、初日の個体群は側弁が有毛でした。この日の個体群では、萼に少し毛がありますが、側弁は無毛でツルンとした花弁ですね。

 アンケートで「無職」を選択することに慣れてきたものの、意外に忙しいのは不思議です(笑)。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
 タカオスミレが一面に見られた一角をじっと眺めていましたところ、菊葉が目に入りました。運が良いことにハグロスワスミレのようです。周辺を探してみたのですが、残念ながら、花は見つかりませんでした。
 実は葉の様子を見る限り、スワキクバスミレの方に近い印象だと感じました。でも、周辺にエイザンスミレはみつかりますが、ヒゴスミレは目にしておらず、山の反対側で幾株か葉だけの個体群が見られた程度でした。スワスミレとするしかありませんね。
ハグロスワスミレ
 もう一つ、気づいたことがあります。植栽、自生を問わず、これまでに観察してきたスワスミレは全て葉黒型でした。偶然だと思いながら、もしかすると、交雑しやすいとか、発見しやすいとか、いろいろ理由を考えてしまいますね。

 連休を避けた山歩き計画は諦め気分です。過去の反省から単車移動を前提に!でも、それは晴天も前提でした。

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タカオスミレ
 余り人が歩かない場所にタカオスミレが咲いていました。葉の裏面がきれいな緑色をしています。花の方はどれも小さめで、この旅の初日に目にしたヒカゲスミレとは違う印象でした。ただ、葉は一面にみられるものの、花は決して多くないようです。
タカオスミレ
 この地域に詳しいすみれ好きさんによりますと、このような型のヒカゲスミレは、この山でたくさん見られるとのことでしたが、少なくても山の南側では見たことがありません。北側の少し低い位置で少し見ています。まだ、探索が足りないということでしょうか。
タカオスミレ
 この山に初めて二輪で訪れた時には、ほぼ事前の情報を持たない状態であちこちに分け入ってみたものです。今回は、どちらかというと同じポイントばかり歩いたかも知れません。少なくても、もっと開拓精神を発揮すべきすべきでしたね。

 ヒカゲスミレと呼ぶか、タカオスミレと呼ぶか、時折、呼び方に迷うことがあります。

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オクタマスミレ
 二人旅の相棒は子供の頃からの友人で、今年はオクタマスミレを見たかったようです。高尾山(東京都)でヒナスミレとエイザンスミレが、いつ頃、どの辺で咲くのかを知りたがっていました。観察記録はありますが、なかなか見られるものではないようです。
オクタマスミレ
 ところが、1日だけの一人旅期間に歩いた観察地にヒナスミレとエイザンスミレが多いことが判明しました。これは、なんとか見つけ出してあげたいという気持ちが強くなっていました。実は、昔、この山の北側でオクタマスミレを見つけたことがあったのです。
オクタマスミレ
 少し時間をかけようと思っていた山の南側のポイントでキョロキョロしていると、なんと、オクタマスミレが少し青みが強い花をいい感じで咲かせているじゃないですか!ご両親といっしょに写し込み可能な位置関係です。これは良かったなぁと思いました。
オクタマスミレ

 希望的な計画では連休明けに東北を歩いているはずでしたが、(素直に)少し休憩することにしました。

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エイザンスミレ
 ヒナスミレと同数程度に見られたすみれと言えばエイザンスミレでした。天気予報に反して小雨から曇天が多かったので、エイザンスミレの綺麗な薄紅色がうまく伝わりそうにありません。まぁ、自然が相手ですから仕方がありませんね。
エイザンスミレ
 標高や環境を変えながら、複数の場所で撮影しています。あちこちで見られたのがエイザンスミレだったという側面もあります。その結果、花弁の波打ち方や、葉の幅や形状が微妙に異なり、幾つかのグループがあることが分かりました。
エイザンスミレ
 観察地のエイザンスミレは横顔が可愛らしくて、その上、後方からの姿さえもいけてますね。不思議なことに、ここでは白っぽい花は見られませんでした。自生地によって、いろいろですが、それがおもしろいと思っています。

 「すみれ二人旅」編としていますが、1日だけ「一人旅」でした。自由に動くには少人数も良いのです。

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ヒナスミレ
 4月の「グループすみれ旅」編が(4)で止まっている状態です。なにしろ、いつ終わるかなぁと途方に暮れる程に多くのすみれたちに出逢ってしまいました。他の話題も織り込みながら、少しずつ進めることにしました。今回は友人と「すみれ二人旅」編です。
ヒナスミレ
 観察地は、昔、足繁く通ったエリアですが、樹木が伸びたり、雑草が増えたりで、環境は変わっていました。逆に「これはおもしろい!」という気持ちであちこち足を踏み入れてみたのです。種の数は多くはなく、天候も微妙でしたが、楽しかったですよ。
ヒナスミレ
 先ず、個体数が多かったのはヒナスミレです。白い斑があるもの、ないもの、薄めのものと変化に富んでいました。それらが隣り合っているのは普通の光景です。品種として区分されてはいますが、個体変異レベルとする見方も、あながち、間違いではないかも知れませんね。

 「すみれ二人旅」編を短期間続けてから、「グループすみれ旅」編に戻ろうと思います。

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 兵庫を訪ねた話が未完のままです(汗;)。しばらく、西日本に出向けなかったのでナガバノタチツボスミレも「(久しぶりに)出逢いたいすみれたち」になっていましたが、レンタカーを降りて歩き出し、最初に出逢ったすみれがナガバノタチツボスミレでした。
ナガバノタチツボスミレ
 個体数が多いことにビックリしました。動き回った範囲では最も多い普遍種であることは間違いなく、タチツボスミレの数はシハイスミレ、ニョイスミレやヒメアギスミレの次ぐらいになります。あれっ、スミレやヒメスミレの方が多かったかも知れません。
ナガバノタチツボスミレ
 ただ、九州や四国で観察してきた個体群に比べると小ぶりで、草丈が余り大きくならないままで花を咲かせていました。無茎種かと見間違うような個体も少なくない状況に驚いていましたが、興味が激減して行くのに、それほどの時間を要しませんでした(笑)。
ナガバノタチツボスミレ

 勢いで兵庫まで出掛けた話は、一応締めますが、少し番外編を想定しています(いつになるかな~)。

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 上手にご案内いただいて、探している人数も多く、たくさんの種を観察することができました。そうなると、交雑種が登場しても良さそうなものです。先頭から少し遅れてキョロキョロしていた時、ふと、明るい松の林下で、所謂、菊葉のすみれが目に入りました。
タナオスミレ
 つい、「お、オクタマスミレっ!」と口走っていたのですが、少し雰囲気が違いますね。すると、え~!?とたしなめられてしまいました。先ず、花が違います。でも、菊葉の方に目が引っ張られてしまいました(反省)。よく見ると、ヒゴスミレとフモトスミレの交雑種、つまり、タナオスミレだろうなぁと思います。ただ、ちょっと妙かなとは思いましたが、皆さん、どうして瞬間的に判断できるんですか!

 この旅で数種の交雑種に出逢いました。少しずつ、ご紹介致しますが、若干、日数が掛かります(笑)。

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