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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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キスミレ

 すみれの自生地をめぐるツアーに初めて参加させていただいた際に出逢ったキスミレです。何度も歩いていたエリアでしたが、いやいや、全く歩き足りていなかったことを痛感したものです。天候にも恵まれ、楽しかったですね。
 バスで現地に到着後、出逢いは(いきなり)トウカイスミレに始まり、オクタマスミレと続き、キスミレはもう最後の登場でした。実は、この翌日に大分へ飛ぶ予定になっていたのですが、そばで撮影していた新井氏が「こことはキスミレの様子が違う」とおっしゃったことを覚えています。まぁ、確かに規模が異次元ですが、ここはここで味があると思っています。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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アナマスミレ

 これはアナマスミレには違いありませんが、線路が通る内陸に咲いていて、赤みが強い二色咲き風、かつ葉がしっかり立ち上がっていました。決して典型品ではないと思われます。最初に目にした個体群の印象が強くて、典型品に出逢った時には、逆に戸惑ってしまいました。まぁ、出逢いの順番を選べるとは限らないのです。
 アナマスミレは、基本的にイソスミレと同様に海岸の砂浜や、その延長上に自生するスミレの品種です。内巻きの葉は立ち上がりが弱くて、砂に寝るような体勢をとっていることが多いようですね。2001年に初めて訪ねた自生地を、2006年に再訪しました。錆びた線路の横に咲くアナマスミレは、やはり独特の印象を醸し出しつつ、元気に咲いていました。


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タチツボスミレ

 昔の写真フォルダを眺めていると、あっという間に、その時、そのシーンにトリップしてしまいませんか(笑)。撮影は2003年、当時から通っていた伊香保・赤城エリアで見つけたタチツボスミレです。
 ご覧の通り、花の咲き方が個性的で、俗名ですが「ソラムキタチツボスミレ」と呼ばれる個体群が、まぁ、これでしょう。花弁が白くて距が紫掛かっていますので、オトメ型でもあるようです。当時は俗名も知らなかったのですが、このエリアが個性豊かなすみれ天国だと実感した瞬間の一つであり、このような出逢いを求めて歩きまわっていました。


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ムラサキコマノツメ

 ニョイスミレの品種であるムラサキコマノツメですが、花が終わってしまうと判別不能ですね。茎生葉の腋から伸びた花茎の先で、細長い緑の果実が膨らんでいます。花茎は上下斜め、あちこち向いていますが、裂開する時には上を向きます。
 果実の容積は比較的小さい類ながら、種子自体が極小粒です。果実も数多く生産されることから、結果として極めて多くの種子が生産されることになります。自生地では、湿地一面を覆うように葉や茎を広げていることがあり、いったい、どれだけの種子が生産されるのかと呆れてしまう程の気分にさせられます。


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ムラサキコマノツメ

 今年、栽培棚にはムラサキコマノツメがたくさん咲きました。白い花を咲かせる母種のニョイスミレも生き残っています。
 基本的に生命力が強いのでしょうね。記録から、ムラサキコマノツメは10年ほど前に種子配布を受けた株の子孫たちです。また、ニョイスミレは、なんと20年前に岩手県から持ち帰った種子から育った株の子孫たちです。
 もしかすると、記録外に、他の系統も紛れ込んでいるかも知れませんね。若干、花の色合いだけでなく、葉も形状が異なった個体群に分かれているようです。ゴマ粒ほどの小さな種子は、あちこちの鉢に紛れ込んで勝手に増えて生き残るのです。


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ナガバノスミレサイシン

 完全に話が前後してしまいますが、この日のコースで最初に出逢ったすみれが、このナガバノスミレサイシンでした。事前に入口が分かり難いとの情報を得ていたものの、本当にここを進んでいいの?と迷いながら、眼前にナガバボスミレサイシンを目撃して、「よし!ここを行ってみよう」という気持ちになったのでした。
 それにしても、ほんの1m程度の距離で、青紫色の個体と相当に白っぽい個体が同居しているのですから、ナガバノスミレサイシンはおもしろいですね。後者にはシロバナナガバノスミレサイシンという長い名前が付けられています。ただ、区別することが妥当なのか、時折、疑問に思うことがありますね。


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アオイスミレ

 空模様が怪しくなった高尾山。山頂に近い位置でしたので、心持ち急ぎつつ、一気に下っていました。すると、すみれたちが少ないエリアで白っぽい花が見え、ちょっと嬉しくなったものです。遠目にはオトメスミレかなぁと思ったのですが、葉っぱが毛だらけで内巻きですね!こうした配色は余り記憶がなかったのですが、オトメ型のアオイスミレというところでしょうか。^^
 カメラの感度を上げ、折りたたみのリフレクターを拡げて光を待って・・・。結局、それでも足りなくて、手作り簡易ディフューザーを被せた内蔵ストロボを発光させて撮影しました。肉眼で見たイメージには近いのですが、やはり、ちょっと堅いです。


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ナガバノスミレサイシン

 高尾山は古より修験道根本道場であり、真言宗智山派の大本山「高尾山薬王院有喜寺」を核とする霊山です。同時に都心から程近い観光登山のメッカですね。自然豊かで、この山の南側を通る参道を歩いている時にも、幾つかのすみれたちに出逢うことができます。主なところではタチツボスミレとナガバノスミレサイシンでしょうか。
 南側で見られるナガバノスミレサイシンは草丈が低めで、所謂、ずんぐりむっくりとしています。比較対象として北側(裏高尾)に展開する山野草のメッカで見られる個体群は、もう少しスマートで涼しげに咲いている印象ですね。^^


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アオイスミレ

 少し曇天でしたが、出掛けてみました。バイクでの移動はまだ寒いなぁという感じですが、アオイスミレが咲いていましたよ。ここのアオイスミレは花も葉も独特な姿をしています。細かいところでは、柱頭の姿さえも変わっているのです。
 もう長い間、春一番でここに通っていますが、この一画のアオイスミレは極体に増えることも減ることもありません。地形的には谷状になっていて、東側斜面にアオイスミレ、西側斜面にはタチツボスミレが同時に咲き出します。


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マルバスミレ

 お引越しをするすみれ、パイオニア植物に位置づけられるマルバスミレが、昔は近所にも咲いていましたが、宅地開発が進んだ現在は一帯を探しても見当たりません。また、よく出かける隣町の公園で、重機で土砂を運んで積んだような小山があるのですが、そこに多くのマルバスミレが住み着いていました。しかしながら、数年も経つと全く見られなくなったのです。
 突然、崩壊した法面に姿を表したり、いつのまにか消えてしまったり…。彷徨える白いすみれたちというところでしょうか。


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