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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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チシオスミレ
 同行の友人が、おそらく、見たことがないであろうすみれたちを見せたいけれども、空振りということもあります。以前に開拓したルートを辿れば、高い確率で見つかるだろうとやって来たポイントで、予測通り、チシオスミレが咲いていました。
チシオスミレ
 チシオスミレは、サクラスミレの葉脈に赤斑が入った品種です。珍しいという程の変異ではないはずですが、個人的には出逢いが多くありませんでした。時間経過とともに山の様子が変わってしまうのが普通ですから、ほぼ同じ場所でがんばっていてくれて嬉しいです。
チシオスミレ
 それでも個体数は減っていました。比較的に来訪者が多い場所ですから、仕方ないかも知れませんね。もう一本、別の山道があるのですが、路面が崩れたとかで通行禁止になっていました。そちらの道の方が通行者数が少ないので期待していたのです。

 今は昔、よく通ったエリアでしたが、刻は速く経つものなのですねぇ。空白は16年もの時間でした。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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タカオスミレ
 余り人が歩かない場所にタカオスミレが咲いていました。葉の裏面がきれいな緑色をしています。花の方はどれも小さめで、この旅の初日に目にしたヒカゲスミレとは違う印象でした。ただ、葉は一面にみられるものの、花は決して多くないようです。
タカオスミレ
 この地域に詳しいすみれ好きさんによりますと、このような型のヒカゲスミレは、この山でたくさん見られるとのことでしたが、少なくても山の南側では見たことがありません。北側の少し低い位置で少し見ています。まだ、探索が足りないということでしょうか。
タカオスミレ
 この山に初めて二輪で訪れた時には、ほぼ事前の情報を持たない状態であちこちに分け入ってみたものです。今回は、どちらかというと同じポイントばかり歩いたかも知れません。少なくても、もっと開拓精神を発揮すべきすべきでしたね。

 ヒカゲスミレと呼ぶか、タカオスミレと呼ぶか、時折、呼び方に迷うことがあります。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ニョイスミレとムラサキコマノツメ

 栽培は余り得意ではありませんが、鑑賞と観察を兼ねて、それなりに育てています。気温の上昇に伴って、一気に咲き始めたかと思ったら、観察する間もなく、次々に終わってしまいそうな勢いです。
 ちょっと晴れると、三脚を立てて撮影しているので、通り掛かる方々に不思議な顔をされている次第(笑)。今回の写真は、そのほとんどが球根植物ながら、そこに飛び込んで、ちょっと偉そうに小さい花を咲かせているのが、ニョイスミレとムラサキコマノツメです。
 それぞれ、別の経緯を持つ種内変異のすみれたちですが、近縁だからと言って混じるようなことはなさそうで、ともに、相当長い期間、狭い庭で世代を重ねています。ニョイスミレの白い花が葉に隠れていて、分かり難そうですね。

 突然ですが、すみれ探索に出ることにしました。天気予報とにらめっこ。明日しかない!というパターンです。


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シロバナオオタチツボスミレ

 関東の平地で、幾つかのすみれたちは終焉を迎えつつあります。でも、まだまだ楽しむ余裕はあるのですが、天候次第ですね。その間に庭の栽培品たちが一気に咲き出していますので、萎んでしまう前にと、じっと眺めています。
 ちょっと意外かも知れませんが、最も多い鉢がシロバナオオタチツボスミレです。とても相性が良いらしくて、既に育て続けて20年以上になります。いっぱい咲いて、種子もいっぱい取れて、発芽率は抜群!放っておいても増えてしまうのです。
 ただ、すみれとしては一般的なサイズの鉢で育てているためか、植物体全体にこぢんまりとしてしまっており、余り高く伸び上がりません。タチツボスミレに負けそうなサイズ感ですが、葉っぱの様子は立派にオオタチツボスミレです。

 今月最終週の予定はまとまったのですが、その前に出掛けたい気持ちが・・・。お天気次第ですね。


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なかなか遠い高尾 (3) ------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
ヒカゲスミレ

 バイクを含む車両で高尾に行く時には、裏高尾に車両を留めて日影ルートから上ることが多いですね。今回、珍しく表からリフトを利用して高度を上げ、最終的に日影沢に降りてきました。頂上周辺とは環境が少し違います。

ヒカゲスミレ

 高尾山なのでタカオスミレと言いたいところですが、ヒカゲスミレと隣り合わせで混生している環境なので、ヒカゲスミレとしておいた方が無難でしょうか。日影でもあるから!って、これは冗談です(タカオスミレは高尾由来ですが、ヒカゲスミレと日影は関連ありません)。

ヒカゲスミレ

 連続的な変異であることを見せつけられる類いの品種については、どちらで呼ぶかなどは余り意識しないようにしています。ハグロスミレは別名と捉えていて、一般に、葉裏面の色合いや色合いなどで区別しないことが多いです。この辺の認識はヒトそれぞれですが。

ヒカゲスミレ

 通常、自生地情報は記載しません。管理が行き届き、または情報が溢れている場合は例外の扱いです。

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アカフタチツボスミレ

 これって、アカフタチツボスミレで良いのでしょうか。まぁ、この品種の取り扱いについては、経験上、程度の問題が生じると思いますが、少なくても、葉脈に赤みがあることは事実ですよね。ただし、この個体群は花後に消えてしまう類いの変異かも知れません。
 タチツボスミレは数が多くて、ついつい、さらっと見てしまいがち。でも、それなりに興味を持って観察しようとはしていますから、赤斑のような特徴は余り見逃していないだろうと思うのですが、千葉県の観察している範囲では見たことがありませんでした。
 自生環境に抱いているイメージは「山地」です。勿論、平地でも見られるものでしょうが、個人的には狭い山道を移動している時に見かける印象で、急いでいると、うっかり、撮影漏れしてしまう対象の一つだったりします。今回は数枚撮影できましたよ(笑)。


 新年度ですが、なんと寒い!補充せずにいたストーブ用の灯油がなくなりそう。補充すべきか否か迷いますね。


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ハマニオイタチツボスミレ(俗称)

 昔の展示会で撮影の写真整理編パート3。今回は、後方にうっすらと見えていますが、ハマニオイタチツボスミレがモチーフです。
 神奈川県内の海岸エリアである湘南・鎌倉・三浦半島周辺で見られるニオイタチツボスミレの変種とされています。調べた限りの話ですが、「神奈川県植物誌(1988年版)」に登場して以来、未だに裸名扱いのままだと思われます。
 一方、同植物誌にも関与されている高橋秀男氏は、この個体群について1980年の「神奈川県のスミレ」でテリハニオイタチツボスミレという名前を使用して説明しています。ただ、「~単なる無毛品ではなく、あきらかに海岸に適応した一型であり~」として、無毛品に対して与えられたテリハニオイタチツボスミレという名前を、仕方なく『海岸性の変異』にも使っているという氏の意向が伝わってきますね。
 確認できる情報が得られなくて勝手な想像の域を出ませんが、名前が二つ存在する理由が分かったような気がしました。

 * 無毛なので光沢を感じる変異には(別名の)ケナシニオイタチツボスミレを使用する選択肢もあります。


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ミドリタチツボスミレ

 う~ん、白飛びした感じになってしまいましたね。何とか色合いを近づけることはできたのですが・・・。これは、今は昔のことですが、富士山周辺で、ポジ・フィルム撮影していたミドリタチツボスミレです
 新調したばかりのフィルム・スキャナーでデジタイズしてみた試作品ですが、ちょっと残念な結果ですね。これでも、ポジ・フィルムですから、それなりに再現できたのですが、ネガ・フィルムからの試作品は、かなり厳しい結果でした。
 どうやら、製品の性能がショボかったと評価しています。説明や口コミ評価は悪くなかったのですが、10年以上も前に使っていたプリンター(複合機)の補助機能、即ち、おまけフィルム・スキャナーの方が格段に再現力が高かったです。返品したい・・・が本音の評価ですよ。
 あの複合機を中古で探しても良いのですが、大きいですから、できれば、性能の高い小さめの製品を手に入れたいところ。デジタイズできなかった画像や、親父が撮影した画像を復元したいと思っているのです。

 * 数本分、デジタイズしてみたのですが、これが最も良く再現できた一枚です。これ以上の拡大には耐えません。


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ダイセンキスミレ

 いろいろ事情があり、ここ何年か、なかなか旅に出られなくて、ふと、分かったことは、自分が如何に「旅好き」であるか、「すみれ好き」であるか!ということでした。心に残る旅がいっぱいで、でも、追慕に浸ってばかりはいられない思いがどんどん強くなってきます。
 出掛けてみたい地域、もう一度訪ねたい自生地、なぜか、心惹かれる景色がたくさんあって、一方で、健康寿命のカウントダウンを意識する気持ちも強くなったのかも。これは、もう出掛けなくては収まりませんね。
 このダイセンキスミレに出逢った折も、とても鮮明な記憶が残りました。もう一度歩いてみたいけれども、まだ、踏み込んでいない自生地が放つ誘惑と、どちらも選べなくて葛藤になります。とにかく時間が欲しい!そんな思いで、少し暮らし方を変えようと思っています。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ムラサキコマノツメ

 予報では、来週から夏日が続くそうです。すみれたちの姿を見る機会が少ないまま、もう、こんな時節になってしまいました。棚の花たちも少なくなってきましたが、ニョイスミレやムラサキコマノツメは絶好調です。
 ムラサキコマノツメは、まだまだ咲き続けそうですが、この写真は4月末に撮影したもので、後方に(今は、もう花期を終えた)大きな花が見えているので、遠近感が少し変ですね。長い花期を活かした繁殖力で、結果、余り意識することなく、もう長く代を重ねています。
 実は、同じ頃から栽培しているオオタチツボスミレ(白花)が余り花を咲かせませんでした。あちこちで、こじんまりと生き残っていた株を拾い上げて、植え替えて肥培しています。こちらも丈夫だったので、つい、油断をしていました。


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