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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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トウカイスミレ

 すみれの朔果には丸い鞠状のもの、小豆色のもの、茶色で微毛がたくさん生えているもの、緑色をした長細いドングリ状のもの等、けっこう多彩です。この朔果も、形状は一般的ですが、表面に茶色の斑紋が目立っています。
 鋭い方はマルバスミレに似ていると思うでしょう。いじわるクイズではありませんので、答をすぐに出しますが、これは萼の付属体がしっかりしたトウカイスミレです。このすみれ自体を見たことがないという方も多いと思いますが、花が終わった朔果の時期でも、草丈は余り高くなりません。葉に比べて朔果が大きく見えるのですが、実際には葉が小さいのであって、朔果自体は比較的小さい方に分類されるでしょうね。

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タチスミレ

 5月初旬から咲き始めて、6月初旬にまだ咲いていると驚いたタチスミレですが、なんと、まだ咲いています。それどころか、前回には気付かなかった株が30cm程度に育ち、開花株が増えていました。既に日中は30℃を越す関東の平地ですから、もう朔果の季節に移行したものとばかり思って訪問したのですが、もう少し頑張る様子です。
 ある資料に「花期は5月から6月」とあったのですが、言葉通りに2ケ月間を指し示すとは考えずに迂闊でした。一方、「5月初旬から下旬」とする資料もありますが、現地の実態とは違うようです。

タデスミレ

 「高原のすみれたち」の続編です(笑)。タチスミレに続いて登場したタデスミレも、やはり草丈が高く、花の時期ならタチスミレより高いように思います。第一、こちらは自分でしっかり立ち上がることができる太い茎を持っています。
 一方、タチスミレの茎はとても細く、葦に寄り掛かることで立ち上がっているようなもので、風が吹くと倒れます。面白いのですが、側に葦のような植物がない場合、草丈は高くならないんですね。
 忘れてはいけないのが芳香です。これまで失念して未確認のままでしたが、今回、軽やかな芳香を確認できました。

タチスミレ

 「高原のすみれたち」の話はまだ続くのですが、平原のすみれの話をちょっと差し込みました。この写真は丁度1週間前の撮影です。なんと、まだまだ咲いているタチスミレですね。
 よく見ますと、花の下方に細長い朔果ができつつあるようです。通常花からのタネができつつあるのですが、触ってみると、まだ柔らかいのが分かりました。既に咲き始めてから1ケ月に近い期間が経過しようとしているのですが、花はまだたくさん咲き続けています。ただ、周囲の葦等がヒトの背丈を超えており、閉鎖花の時期に移行するのも時間の問題でしょう。

タチスミレ
写真の上にカーソルを移動すると、もう1枚の写真が表示されます。

 自生地には何度か通うものですね。タチスミレに淡い紫色の花があるのを資料、つまり文字だけでは知っていたのですが、実際には見ていなかったという事実を痛感しました。こういう色合いの花があったのです。
 紫色の花に気付き、もう少し濃い色の花がないかなぁと探してみた結果が、まぁ、この程度です。裏の紫色が表にも滲み出ているという程度で、ニョイスミレだったら、「ムラサキコマノツメと言うには微妙だなぁ」と囁かれる色合いでしょうね。o(^▽^)o
 この自生地に行く時は、なぜか、かなり暗い曇天か、びっくりするピーカンで白い花の撮影が難しい状況でしたが、この日は手頃な曇天でした(笑)。

コミヤマスミレ

 日本に自生するすみれの中で、最も暗い場所を好むのはコミヤマスミレではないでしょうか。その自生地に曇天の日や夕方に到着したのでは、写真撮影はままなりません。分かっているのに、曇天の日の夕方に到着するという愚かなことを二度繰り返しました。(=^_^=)
 よし、晴天の日の昼間に到着して撮影してみようと、自生地まで一直線で出掛けたところ、タイミングは悪くなかったようで、たくさんの花に出逢いました。明るいと良く観察ができるんですね。葉の表裏に微毛があるのは知っていましたが、それが存外長くて多いことを再認識しました。他の自生地も見てみたいものです。

ダイセンキスミレ

 さて、二番バッターには、霊峰大山の名を冠する黄色いすみれを選ぶことにしましょう。これはオオバキスミレの亜種ということになっています。ただ、外見がそっくりであるナエバキスミレは変種と扱われているのですが、勉強不足で良くわかりません。
 比較で考えるしかないのですが、オオバキスミレとナエバキスミレとフチゲオオバキスミレにはハッキリ分かる違いがあります。でも、ダイセンキスミレとナエバキスミレには余り顕著な違いが感じられませんでした。根茎が余り伸びずにキスミレ風に地を這うイメージかと思っていたのですが、そういう個体もある・・・という程度です。平均的なサイズは確かに小さめで、葉の緑色や茎の臙脂色も心持ち薄めかも知れませんね。

イシガキスミレ

 引き続き、ヤエヤマスミレの変種であるイシガキスミレという沖縄のすみれの自生地のお話です。やはり、一面が濡れているのがお判りでしょうか。このすみれも常に水しぶきが掛かる環境に辿り着いて、命を繋いでいるようです。
 確かに、ヤエヤマスミレより全体に少し小さめで葉に丸みがあります。生育条件が整っている場所は限られていて、狭い特等席はたくさんの株で混み合っていましたが、写真の株はゆったりと独占していました。
 この日、自生地を見つけるのに存外苦労して、時間に追われる始末でした。でも、日頃の行いが良いのか(笑)、なんとか探し出すことができました。花が咲いていない時間帯だったようですが、まぁ、幸運だったと思います。

ヤエヤマスミレ

 細長い白い花が咲き、濃い緑色の葉がたくさん見えます。これはヤエヤマスミレという沖縄のすみれです。一面が濡れています。雨も降りましたが、常に水しぶきが掛かっている環境にやっと生きる場所を見つけて、細々と自生していると考えた方が正しいようですね。
 沖縄島から更に台湾に近い亜熱帯は、草本としてのすみれには優しい環境ではないのでしょう。ただ、空中湿度が高く、常に気化熱が奪われることによって、ひんやりと気温が低い環境が生まれる訳です。
 四苦八苦しながら、やっと辿り着いた地の様子に少し圧倒されてしまいました。やはり植栽だけでは分からないことばかり。もう少し自生地の訪問を続けよう、そういう思いに押し倒されてしまうような旅でした。

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