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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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オオバタチツボスミレ

 とても大きくて艶やかな花色のすみれと言えば、やはり、このオオバタチツボスミレでしょう。今回の旅では、どうしても見つけたいと思っていました。隣にいるのはクロユリです。本州なら、ともに標高1,500mから2,000m級の高山帯で見られる植物たちですが、ここは海面とほぼ変わらない砂洲に拡がる「海岸草原」と呼ばれる環境なのです。
 珍重されていると呼んで良い存在だと思いますが、正直言って見飽きる程の自生数でした。隣が百合と分かれば、その大きさが分かるでしょう。さすがに染色体数2n=96です。すみれの園芸化で知られる鈴木進氏がオオバタチツボスミレを「大きく美しい」としながら、「交配がかなり難しい」と表現していたことを思い出しました。孤高の存在感を示す種の一つだと思っています。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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イブキスミレ

 さて、今回で中之条町編は終わりです。最後に登場するのはイブキスミレなのですが、既に多くの花が咲いている状態で、花の位置より葉が低いところで展開していますね。やはり、中之条という土地では「普通」なのでしょうか。イブキスミレを観察できるとは想像していませんでしたので、かなり感動しました。ガイドをしていただいた地元のすみれ好きさんが丹念に調べ上げてくれたおかげです。
 わいわいと修学旅行のようにすみれの自生地を巡るのは久しぶりにして、最大人数でした。ただ、どうしても静かな自生地を踏み荒らす結果になりますので、もうちょっと少人数が適当なのでしょうか。でも、多くの方と話ができました。こうした出逢いの一つ一つが豊かな思い出になるのだと思います。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
フジスミレ

 なかなか良いタイミングで訪問することができないすみれがあるのです。それはフジスミレといいます。今回、連休最終日に標高の高い位置にある方の自生地を訪問してみました。天候も良く、例年であれば綺麗な花を見ることができる・・・はずでした。え、全く芽も出ていないって、どういうことですか。
 地元の責任者(実は、たまたま出逢った居住者さんですが)に伺ってみました。「今年は10日間ぐらい遅れているなぁ」だそうです。急遽、標高の低い方の自生地に回り込んでみたのです。ぎりぎりセーフということで勘弁していただけますでしょうか。太陽の光もぎりぎりで感度を上げて撮影しています。花の正面には回り込めませんでした。川っ淵ぎりぎりで、木の枝につかまって撮影しているのです(笑)。


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アワガタケスミレ

 数年前から、是非、観察したいと強く思っていた種を探しに来ました。長い距とテリハタチツボスミレ風な葉を持つというアワガタケスミレです。最終的に花が咲いている個体を見つけることができてほっとしています。なんとか複数の自生地情報を入手したのですが、確実に見つけることができるのか、今年の天候からタイミングが合うのか、不安がいっぱいだったのです。
 実は、当初の目的地ではない第二の自生地で観察できたのですが、当初の目的地は遠目にも雪が残っているように見えて、目的地を変更して正解でした。運が良かったと思います。独特の葉は確かにテリハタチツボスミレを彷彿とさせます。写真で拝見していたイメージに比べて、花びらが白っぽく見えるのがちょっと気がかりです。


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リュウキュウシロスミレ

 実生から何年か経って、やっと、まぁまぁの花が咲いてくれたリュウキュウシロスミレです。なかなか上手く育ってくれなかったのです。それでも、閉鎖花を上げて、多くの種子を飛ばしていました。
 発芽状況は決して悪くありません。花を見ないままで代を重ねることになり、途中で別のすみれと入れ替わっていないかとビクビクものでした。やっと咲いた花は大人しいイメージですが、どうやら、リュウキュシロスミレで間違いなさそうです。ところが、お向かいさんの玄関口で、コンクリートの隙間から白い花が咲いていると声を掛けられました。なんと、とても立派に育ったリュウキュウシロスミレです。鉢植で棚に置かれるのはお気に召さないのかもしれません。


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イブキスミレ

 富士山が間近に見える絶景の地は、その標高から、まだ春が浅い場所でした。太陽の角度が下がって、もう少しで撮影も難しくなる頃、最後に軽く旧道を 歩いてみることにしたのですが、なんと嬉しいハプニングで、イブキスミレの芽生えを観察することができました。
 イブキスミレは極めて早咲きなので、多くのすみれたちを期待してやって来る時期には、既に花が終わっていることもあります。うまく時期が合えば、車 の中からでも分かる程にこんもりと大きな葉を展開していて、その傘の下で花が見え隠れする姿が見られるでしょう。ただ、自生地が遠いこともあり、これまで芽生えの様 子を目にする機会はありませんでした。これはまさしく「嬉しいハプニング」だと思います。


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エゾアオイスミレ

 友人に誘われて出掛けた先から移動して、通算300Kmも走った場所で、大きな期待はせずに周辺をウロウロしてみました。明るい林に咲くすみれたちは芽を出したばかりか、全く姿かたちがない状態なので、少し暗い山道を歩いてみました。すると、期せずしてエゾアオイスミレの花に出逢ったのです。
 この地にエゾアオイスミレが自生することは知っていましたが、何度も通っているにもかかわらず、花を見たのはなんと4回目です。そうか、たくさん咲くのは今頃なのかと再認識しました。ただ、明るい林縁に生育することが多いと思っていたのですが・・・。ふと、上を見ると、まだ頭上の樹木が葉を展開していません。なるほど!ここでは微妙な時期に花を咲かせていたのでしょうね。


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トウカイスミレ

 ケイリュウタチツボスミレへの移行型風なタチツボスミレや、白が強い花色のタチツボスミレを観察して、次はどこかなぁと友人に問うと、「この辺だと、ここだけだね」ということを言うのです。千葉から東京を抜けて神奈川の端、ほぼ静岡まで来ているのですよ。やはり、意外性の人物には違いありません。(´ー`)
 それならと、静岡を超えて山梨まで足をのばしました。今年は気温が低いので、ある程度は想像していたのですが、富士山周辺のトウカイスミレは葉が展開したばかりです。まぁ、もう少し大きくなると花を咲かせる極く小型のすみれです。友人に余りなじみのない種を見せることができて良かったということにしておきましょう。


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アイヌタチツボスミレ

 栽培品ですが、アイヌタチツボスミレをしっかり観察したのは、記憶では今回が初めてでした。とても締まったイメージです。正確には、品種であるアポイタチツボスミレを先に観察できているのですが、まだ消化不良かも知れません。この両者について、少し違うイメージを抱いています。パーツ単位の特徴は了解できましたが、全体イメージが掴み切れていない感じがして、早い段階で自生品を観察したいと思っています。
 この展示会は終わってしまいましたが、今週末から最終末が今年の展示会のピークになります。


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ナルカミスミレ

 エイザンスミレを見る時は特徴的な葉に目を取られがちですが、ヒトツバエゾスミレという姿で単葉化すると、品の良い花の方がクローズアップされる気がします。更にナルカミスミレという色合いになるとスッキリ感が出て別種のようですね。昨年、そのナルカミスミレで知られる鳴神山に出向いてみました。ヒトツバエゾスミレが普通に見られるのですが、葉の形状が多種多様でおもしろいですよ。この写真のように全て整った披針形をしている方が逆に不思議な感じがします。


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