忍者ブログ
趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
<< 2024 / 04 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
[18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28]
ミヤマスミレ

 移動した各地でポツポツとミヤマスミレが咲いていました。関東甲信越なら1,500から2,000m級の山々の斜面等で見られるところですが、この個体は40m程度の臨海丘陵で撮影したものです。残念ながら、少し花の色に彩度が足りていませんね。旅の四日目に少し降られてしまいました。
 葉の数に比して花の数が少ない傾向があります。花後に匍匐枝から増殖すると言われますが、そうして増えた後の姿ばかりを目にしているのでしょうか。そんなことはないと思いますが、山勘ではお話しになりません。自生地がもう少し近ければ継続観察をしたいところですが・・・。そう言えば、何度か訪ねた1,700m級の自生地は今が花の季節でしょう。あ、また出掛けたくなりました(笑)。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
PR
シロバナエゾノタチツボスミレ

 エゾノタチツボスミレで、花がこんな姿をしていますと、シロバナエゾノタチツボスミレという品種扱いになります。白変種(いわゆる純白種)に限定されてはいませんので、母種との境界線はアバウトになってしまいますが、まぁ、各自の感覚に任されていると思えば気が楽になるという訳です。
 各資料によると、エゾノタチツボスミレの多くは白い花を咲かせるとされています。実際のフィールドでも記載の通りで、敢えてシロバナエゾノタチツボスミレとして良いと感覚に訴えて来る個体も相当数あると思います。今回の旅でも例外ではなく、淡紫色の個体の方が少ないようでした。もう少し叢生して迫力があるとカッコイイのですが、もう少し時間がかかるのでしょう。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ニオイタチツボスミレ

 明るい斜面ではニオイタチツボスミレが代表格と感じる方が多いかも知れません。ただ、どちらかと言うと原っぱに咲くイメージが強いのですが、乾燥した土でも元気に丸い花を咲かせていました。
 ところで、この花色ですが、いわゆる貝紫色(Royal purple)でしょうか。周囲の別個体では見られない色合いでしたので、注目して撮影してみました。最近のデジタルカメラは色再現性能が良くて、それなりに微妙な色合いが再現されていると思います。とても品のあって綺麗ですね。花びらがもう少し大きくて凛としていたら、更に高貴な印象だったかなと、贅沢な欲求が出てしまいました。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ヒゴスミレ

 参加させていただいたイベントを応援するように空は綺麗に晴れ上がって、つい、この空をバックにすみれを撮影したいという衝動が湧いてきました。まぁ、被写体と環境が整わないとうまくいかないのですが、なんと、あつらえたように絶好のポイントにヒゴスミレが咲いていました。そうそう、白い花が良いですよね。
 でも、実は日差しが強すぎてなかなか難しい・・・。これだけ背景が明るいとかなり絞り込まなければいけません。安全を考えて何段階か絞りを変えて撮ってみました。撮影は一期一会です。微妙なケースの場合、現在のデジタルカメラ環境なら、同じ被写体を何枚でも撮っておく方が無難と割り切って良いのではないでしょうか。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
アカネスミレ

 朝の冷え込みが嘘のように、太陽が真上に来ると汗ばむ陽気に変わりました。見た目も美味しい弁当を手にしながら、目前で何種類ものすみれたちが花を咲かせているのが気になります。緩やかな斜面は乾燥した明るい土壌を好むすみれたちで溢れていたのです。
 時間を惜しんで明るい丘を物色すると、今朝、霜柱の横で見かけたアカネスミレが、ここではブーケになって咲いていました。こんなに多くの蕾が地中に眠っていたのかと思うと、なんだか可愛く、また可笑しくなってしまいます。これまで寒かったのでギュウギュウ詰めの方が暖かかったのかも知れません。気温が上がり、花茎を伸ばす時間も惜しんで爆発するように開花したのでしょうか。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
スミレサイシン

 この日は、思いの外、長い距離を移動でした。そして意外にも坂道にバスが止まったのです。降りて後方の鋭角な斜面にスミレサイシンが咲いていました。ご覧の通り、近縁種とは言え、アケボノスミレを彷彿とさせる姿ですね。花の色や形も似ていますが、花期に葉が展開していないという不思議さが、そのように感じさせるのでしょうか。
 例の世話人さんに尋ねてみますと「え、こんなのしか見たことがないんですが・・・」とのことでした。ふ~む、ますます興味深い地域ですね。この地域は積雪量が多くて、その影響?などと下手な考えをしてみたのですが、この後、やはり多雪地帯で観察できたスミレサイシンでは、相変わらず、花の横で大きな葉が展開していました。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ヒナスミレ

 4月後半に「植物写真家いがりまさし氏と散策する山里撮影ワークショップ」に参加させていただきました。誘われたこともキッカケの一つですが、開催場所である中之条町はすみれの自生地として魅力的で、是非一度訪ねたいと思っていたのです。参加者はざっと30人。開花が遅れがちとの事前情報にも関わらず、あちらでもこちらでも歓喜の声が上がっていました。
 先ず、いきなり登場しましたのは個性的なヒナスミレです。こんな大きな葉に囲まれるようにして咲くものでしょうか。実は、この後に函館で似た雰囲気のヒナスミレに出逢い、自分が出逢わなかっただけなのかと考え込んでしまいました。いやいや、かなり個性的ですよね。世話人さんの言では「この辺では普通!」というケースが多いらしいのです。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
フイリミヤマスミレ

 ついに朝から雨になりました。計画では、この日にメインの自生地を巡るはずでしたが、周囲の様子を見ると春まだ浅い印象すらあります。仕方がありませんので、観光もできる予備ルートに切り替えました。まぁ、その観光地の周囲にも自生地があるのは言うまでもありません(笑)。
 傘をさしてゆっくり歩いた路傍にフイリミヤマスミレが咲いていました。緑の葉に白斑が綺麗で、淡い瑠璃色の花もなかなかのものです。単純に葉に白斑が入っただけの変化のはずなのに、フイリミヤマスミレの方がなぜか美しく見えるのが不思議。今回は、雨に濡れて各部の色合いが強調されているという事情があるのかも知れません。とりあえず、道南で観察したすみれのお話はここまでに致します。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ヒナスミレ

 ヒカゲスミレの場合もそうでしたが、こちらも「もしかすると、これはヒナスミレ・・・」という印象の大柄な株でした。葉も大きいので写真では分かりにくいのですが、良く見かけるサイズの株に比べて、花で一回り大きく、葉の面積に至っては倍はあろうかという代物でした。それでも可愛らしさは変わらず、ほんのり桜色を帯びた花です。
 葉の中央部が盛り上がってぽってりしていることも、ヒナスミレらしくないのポイントの一つかも知れません。おもしろいことに、少しだけ登って行くと、良く見かけるサイズで、葉の中央部が押されるように受け状になった株が現れました。花がなかったら、ミヤマスミレと見紛うような姿をしていました。決して大きくもなく高くもないけれども魅力的な山です。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
スミレサイシン

 緯度が高くなるということは、低い山でも素敵なすみれたちに出逢うことができるということであります(納得)。起伏の少ない平坦な道を歩いて、さて、今から登るぞ!という角口に咲いていたのはスミレサイシンでした。花がしっかり咲いている時期にも葉がふにゃふにゃで、見ているとアイロンをかけたくなります。
 花の方も少し変わっているようです。何だろうと目を凝らしてみると、紅色の萼片が花びらに透けていて、遠目には花の中心部が紅色なのかと思いました。こんな色と構造の組み合わせもあるのですね。なかなか魅力的な姿をしているのではないでしょうか。思いもよらない美しさに出逢うことができる、こんな旅が止められません。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
最新コメント
最新トラックバック
ブログ内検索
プロフィール
HN:
NYAN
性別:
男性
自己紹介:

すみれ大好き人間やってます

忍者あど
登録サイト
カウンター&アクセス解析


忍者ブログ [PR]