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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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サクラスミレ

 年内滑り込み組パート2です。

 明るい紫色の花が元気に咲いていますね。大きな花にクッキリした紫条がチャームポイントのサクラスミレです。大きくてクッキリの紫条と言えば、オオバタチツボスミレが最も特徴的な様相を呈していますが、サクラスミレもなかなかですよね。
 このすみれを一言で形容するとしたら、なんと表現したら良いかなぁ、ふと、そんなことを考えました。時々、こんなことを考えるのです(笑)。やはり、すみれの女王と呼ばれるだけあって、品があるとか、品が良いというのはどうでしょうか。気品漂う姿にもうクラクラ~というふうに使います。。(^^♪。

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フモトスミレ

 掲載準備をしたまま、つい年末に至ってしまいました。滑り込ませてあげましょう。(^.^)

 かなり標高が高くて開けた向陽地で撮影したフモトスミレです。時に葉ばかりで花が見当たらないこともあるのですが、こんな風にたくさんの赤い花茎が立ち上がる群落に出逢うこともあり、両極端な面を持っていますね。
 花が淡い紅色に見えますが、現実には白い花弁の表裏に赤紫色の条が強く入っているのです。花茎も強めの赤色でなかなかオシャレではないでしょうか。でも、多くの場合、葉は微毛に覆われた暗緑色でぼやけたイメージが否めません。うまくいかないものですね。

スミレ (Viola mandshurica)

 紅色、雪色の次は黄色かな。実は、その予定で準備していたのですが、都合により、黄色いすみれのお話は来年にまわすことにしました。年内は晩秋から初冬のすみれたちの姿と、使い損ねていた数点の写真に登場してもらおうと思っています。
 お天気に恵まれた昨日、今年最後のつもりで返り咲きを探しに出掛けたところ、運良く、まだスミレ (Viola mandshurica) が咲いていました。周囲にも多くの株が見えますが、それよりも一面の枯葉が目立ちますね。10月半ばから昨日まで咲き続けていることになります。春の花期より長いのではないでしょうか。(^.^)

エイザンスミレ

 少し変わった面持ちの花ですが、これでもエイザンスミレです。花の中心部が黄色を帯び、花弁の丸みがあり、「ヒゴスミレかもよ~、ははは」と言われたら、一瞬、騙されてしまいそうです。それから、あるブログで「エイザンスミレとマルバスミレが似ている」と記載されていて、少し不思議に感じていたのですが、このような花を見ると「そうかも知れない」と感じますね。
 花色は白から濃い紅色まで幅があり、花弁は丸めも細めも、そしてフリル風に波打った横幅の広いものまでかなり多彩です。更に、やはり葉の形状もヒゴスミレ風からヒトツバエゾスミレまで多彩です。このすみれは発展途上、つまり活発に進化しつつあるのかも知れません。(^^*)

ヒゴスミレ

 少しピントが甘めでしょうか。しっかり写っている葉との位置関係から、ピントといより白い花のコントラストが緩いのかも知れませんね。斯くも白い花の撮影はうまくいきません。
 写っているのは、葉に特徴があるヒゴスミレです。多花性で育てやすい園芸品が流通していますが、自然の中ではなかなか見つからない種の一つです。これまで群馬県の数ケ所で散見していました。時には、葉だけというケースも・・・。写真は熊本(つまり、肥後の国)で旅の最後に出逢った「本場もの」です(笑)。

アリアケスミレ

 このすみれを雪色と言ってしまって良いのか、ちょっと微妙なところです。アリアケスミレの花色には幅があり、紫が浸み入るように色づいた花弁も少なくないのです。
 写真の個体はほぼ白い花ですが、各花弁には細くて濃いめの紫条が入っていますね。まぁ、花弁が醸し出すイメージがふんわりとしていて、淡雪のような雰囲気があるのではないでしょうか。
 育てやすくて分布も広めですが、どうした訳か、身近なフィールドで見つけることができません。一方、生育地では田の畦やアスファルトの隙間など、目に付きやすい場所で多くの株が連なるように咲いているのです。

マルバスミレ

 言葉で説明しようとすると少しややこしいのですが、白い花であるマルバスミレの純白種(白変種)です。一般に、唇弁に紫条、距に淡紫色が残る個体が多いものですが、花茎や萼片も明るい緑色をしていて紫系の色素が欠如していることが分かります。
 今日のタイトルを借りて形容するのであれば、新雪または淡雪という感じでしょうか。自然の中でタチツボスミレやオオタチツボスミレの白変種と出逢うことはありますが、マルバスミレでは栽培品しか見たことがありません。まぁ、群落の中に1株程度の白変種が混じっていても分からないかも知れませんね。

マルバスミレ

 すみれという植物を知るにつけ、「すみれ色」が「紫色」だというイメージが弱くなってきました。例えば白い花を持つ種のなんと多いことか!
 白い花という場合、マルバスミレのように、唇弁に紫色の筋(紫条)が入ることを除けば基本的に白い花弁を持っているものや、普通は紫や黄色の花の純白種(白変種)があります。 (例外で、別の植物ですが、色素体が欠如した結果として白っぽく見えるギンリョウソウのような例もあります。)
 今回のマルバスミレは白い花を咲かせる無茎種の代表選手でしょう。その中でも端正なマスクをした個体を撮影できたなぁと思います。数年後に同じ場所へ行っても全く見当たらないことがある神出鬼没のすみれです。

スミレ

 春の草たちと混じって綺麗な色で咲いているのはスミレ (Viola mandshurica) という名のすみれです。
 実は、花の色や形、大きさだけでスミレだと認識するのはなかなか大変です。良く似た花を咲かせるすみれの仲間が多いからですね。普通は少しフニャっとしているのに稀にはキリっとしているノジスミレとか、普通は小さめなのに稀に大きめでフンワリした花を咲かせているヒメスミレ、ちょっと赤味が強く出てしまったコスミレとかを、花茎部だけ集めて並べたら悩んでしまうでしょうね。

アカネスミレ

 鮮やかな赤紫色のすみれと言えばアカネスミレが代表選手でしょう。勿論、淡青色や薄桃色の花も見られますが、あちこち歩き回った印象程度ながら、赤紫色の花が一番多いのではないかと思っています。
 こんな風に斜め後ろから撮影するケースは稀でしょうか。そんな方向からでも可愛らしく撮ることができるというあたりは、このすみれの特性かも知れません。花茎が大量に立ち上がる傾向があるのですね。時折ですが、大きなブーケ状になって咲いていますので探してみて下さい。

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