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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヴィオラ・オドラータ 'Mrs. R. バートン'

 続けて、ニオイスミレの定番的な存在であろうヴィオラ・オドラータ 'Mrs. R. バートン'です。花弁は極めて淡い紅色が滲むように浮く柔らかい花色です。個体差があるでしょうが、花弁をじっくり観察すると、小さくて淡い紫色の斑点が見られます。滲みだす色と斑点の色が少し違うという点がおもしろいですね。
 この'Mrs. R. Barton'は1930年代にイギリスで'Princess de Galls'から選別された園芸品種です。同様、'Zampieri'はイタリアで'Mrs. R. Barton'から見出されたsport(突然変異) だとか。こうした記録が残っているところが西洋です。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ヴィオラ・オドラータ 'クレプスキューレ'

 数あるニオイスミレの園芸品種の中で、このヴィオラ・オドラータ 'クレプスキューレ'が大のお気に入りです。種子から栽培してみましたところ、少しイメージの異なる姿になってしまいました。もしかすると、幾つか系統があるのでしょうか。蒸し暑い夏を避けて初秋に播種するとの説明もありますが、現実には他の種と同じ扱いで構わないようです。
 こうした杏色系のすみれは滅多にはお目に掛かれないと思います。山野草でもオレンジ系の花と言えば、フシグロセンノウぐらいしか思い当たりません。多彩な色彩を持つパンジーたちなら、似たような色があるかも知れませんね。


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ガーデンパンジー

 年末が近づいて来ました。この季節、来春の計画を踏み込んで検討するのですが、体力を使う難所に挑戦することは年々厳しくなりますね(笑)。前向きに、でも無理をせず!


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コスミレサクラ

 フリル咲きパンジーが写っている横で、こんもりと大株になっているのは何でしょう。実は、園芸種のコスミレサクラです。元々、シクラメンが植えられていた底面給水式のプラ鉢に飛び込んで育ち、ついには鉢全体を支配してしまいました。因みに、これは2株に過ぎません。それにしても、この大きさはどうしたことでしょうか。
 地中海性気候の代表的な植物であるシクラメンの夏越しには、水を与えずに根茎を乾燥させて休眠させる方法があります。ただ、それではコスミレサクラが枯れてしまいますので、今年は水を与えていました、結果として室内で夏を過ごした訳です。すると、夏を過ぎても育ち続けて、こんな姿になってしまいました。庭の棚に並んでいるすみれたちとはまるで異なる姿です。その上、右端に見えていますが、返り咲きをしようとしていますね。とんでもない曲者かも知れません。


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フリル咲きパンジー(ムーランフリル)

 フリル咲きパンジーという表現でシリーズ販売されていました。サカタのタネさんの『絵になるスミレ』シリーズを先に見ていましたので、日本で開発/育種された系統だと思っていました。説明書きではイタリアのファーメン社が育種したとのこと。開発も同社だったのでしょうか。
 それはそれとして、この『ムーランフリル』シリーズの内、淡い色の「アプリコット」と「バレリンルージュイエローライン」を各1ポット購入しました(笑)。同じ株に違った色合いの花が出るという特徴があるそうで、陳列棚でも、その様子が確認できました。今、PCの横にあるのですが、ほのかな芳香が漂っています。なかなか良いかも知れません。


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ベニバナハリマスミレ

 多くのすみれたちが混在していますが、手前で艶やかに咲いているベニバナハリマスミレを一応の主人公にしましょう。他の種も紹介しておきますと、淡い紅色の花はアリアケスミレ、濃紅色の花はヴィオラ・ソロリア(レッド・ジャイアント)、後方にはシロコスミレやヴィオラ・アルベンシスも見えています。園芸品種から外来種まで賑やかな様子でした。
 このベニバナハリマスミレは2年前に購入した株の子孫です。栃木県の神山隆之氏の記述にある通り、ハリマスミレはスミレとアリアケスミレの交雑種でありながら、極めて良好な稔性を示しました。種子を採取した翌春に播種して、その実生株が今年の春にどっと咲き始めたという訳です。実は発芽率の方も極めて良かったもので、このような鉢がずらっと並んでしまいました。見事に親と同じ艶やかな姿をしており、道行くご近所さんの目を楽しませていたようです。


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ヴィオラ・ルペストリス 'ロゼア'

 ヴィオラ・ルペストリス 'ロゼア'が例年通りに大量展示されていました。育てやすく馴化が進んだ園芸品種で、優しく艶やかな色合いが日本人の目にも心地よく映り、好まれているのだと思います。
 稀に、すみれ散策中に色の濃いサクラタチツボスミレに出逢うことがありますが、ここまでしっかりと発色している例は稀有ですよね。もし、ここまで濃い色の個体なら、「紅花XXXXスミレ」とか、そんな名札で売り出されるのではないでしょうか。ヴィオラ・アレナリア 'ロゼア'と呼ばれていた頃に育てたことがありましたが、最近では展示会で拝見するすみれです。こうした華やかな園芸品種も楽しいですよね。栽培の主要目的な通年観察など、つまり、じっくり見たいためですが、こうした園芸種も育てていると、道行くご近所さんの目を楽しませることができようというものです。


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ガーデン・パンジー

 撮りたてホヤホヤのパンジーです。まだまだ元気いっぱいでした。元々、冬場から春に咲くものだったのですが、LR(ロングラン)系が出現して、11月には花が見られるようになったと思っていたのですが、それが更に10月に前倒しになり、一方、初夏まで花を咲かせ続ける系統が増えてきました。
 いくらなんでも蒸し暑い日本の真夏をこのまま越すことは難しいでしょう。この季節になると、交代するように鮮やかな園芸植物たちが一面に庭を飾るようになり、秋から冬、そして春まで、花の少ない季節を彩ってきたパンジーたちも、もうすぐ静かに消えていきます。それでも、真夏の高原で播種して育てられた次の世代が、初秋には店頭に並ぶのです。パンジーはとても優れた園芸植物として進化を続けているということでしょうね。


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ガーデン・パンジー

 昨年の10月辺りだったでしょうか、良い芳香を発する黄色いパンジーのポット苗を見つけて30cm程度のプランターに植え込みました。1ポットなのですが、今はこんな状態になっています。
 花が少ない時期に目を楽しませてくれる存在ですから、パンジーは冬の花であるかのような錯覚を持ってしまいますね。元々、耐寒性があった訳ですが、更に育種を繰り返して、条件が合えば真冬でも咲き続けるロングラン(LR)の属性を持つことが普通になってしまいました。冬から咲き続け、早春も最も多くの花をつけているスミレ科の植物は、当然ながら、彼らです。あちらでもこちらでも、元気いっぱいで、まだまだ咲き続けます。いつも黄色い小ぶりの花を選んでいます。芳香だけでなく、春の庭を明るくしてくれるから、でしょうか。


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ヴィオラ・オドラータ 'プリンセス・オブ・プルシア'

 種子から育てたヴィオラ・オドラータ 'プリンセス・オブ・プルシア'です。長い名前で、特にカタカナにすると文字数が多いですね。ニオイスミレと呼べば少し短いのですが、何か収まりが悪いような気がします。でも、「プロイセンの王女」とは気高い名前をいただいちゃったものです。ここではプルシアというカタカナにしましたが、プロシア(普魯西)でも良いでしょう。ドイツ北部に存在した王国の名前ですね。
 写真は太陽の反射で赤紫が強く出すぎたかも知れませんが、お気に入りの雰囲気が出たようです。一般の昼光ではもう少し渋くて濃い青紫色です。うまく株が育って、多くの花芽が上がっています。顔を近づけると、やはり渋くて甘い香りを楽しむことができるのですが、そういう意味では男性的な印象があると思いました。どうして、プリンセスという名前が与えられたのでしょうか。


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