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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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パンジー

 あけましておめでとうございます。新しい年が巡って来ました。慣用として、お正月に「新春」という言葉を使いますが、現在の暦では冬ど真ん中、すみれ咲く春が待ち遠しいですねぇ。
 でも、視点を替えれば、沖縄はすみれの季節に突入していて、他の地域ならパンジーやニオイスミレが今を盛りに咲き誇っていることでしょう。発想を換えると、真夏でも亜熱帯からやって来たすみれの仲間は元気いっぱいで、最近は周年で何らかのすみれが咲いていませんか。そうなると一年中がすみれの季節!あはは、笑門来福!


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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パンジー

 上手にホバリングするものですね。ストローのような口吻を伸ばして吸蜜に忙しいのは、スズメガの一種でホシホウジャクといいます。胴体に黄色い部分が目立ち、尾付近に白い帯が入いるのが特徴だとか。それから、スズメガは一般に夜行性ですが、オオスカシバと同様に日中に活動するので目に留まることも多いと思います。
 ビロードツリアブもホバリングが得意ですが、花蜂の仲間と同様、できれば唇弁にしがみつき、落ち着いて吸蜜したそうな動きをします。でも、スズメガの仲間の方は吸蜜活動中は常に飛翔していますね。パンジーは花の中心部がきゅっと狭くなっていますので、器用で口吻が細長い方が有利でしょう。でも、花粉を運ぶポリネーターとしては役に立つのでしょうか。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
アツバスミレ(二色咲き)

 この春に鹿児島で出逢ったアツバスミレはスミレの変種ですが、この華やかな花を咲かせているのは、そのアツバスミレの品種として扱われているものです。実態としては園芸品種と考えた方が現実的でしょうね。種苗会社などからは主に「二色(咲き)アツバスミレ」という名前で流通しています。とても丈夫で、時折、街角で群生しているのを見掛けることがあります。
 上弁がくっきりと白くて綺麗な個体があり、そちらの方が「二色咲き」と呼ぶに相応しいかも知れません。この写真のような配色なら、日本海側に咲く海岸性のアナマスミレにも見られ、一部に「パンダ咲き」などという呼び方もあるようでした。

パンジー

 初夏の爽やかな風が吹き始めてしまいましたね。平地でのすみれ散策は難しくなり、庭でも極端に花が減りました。花期がべらぼうに長いパンジーも暑がってヘロヘロです。そんな時、「サカタのタネ」さんから届いた「家庭園芸」の表紙には「虹色スミレに新色登場!」、「育ててみました、よく咲くスミレ」というキャッチが踊っていました。もう秋の注文を受け付ける時期なのです。
 写真は少し前のものですが、冬にできたタネを取り蒔きしてみたものです。F1であろう親と同じ花を咲かせる株もありましたが、色々分散するものです。残念ながら、親株同様に夏を越せそうにありません。

レモン色のパンジー

 番外編パート2も黄色いパンジーです。2年前の丁度今頃に撮影したものですが、クリームレモンの柔らかい花がとても可愛くて、これを番外編として最後にポジショニングしようと思っていました。個性的な虎目石模様のパンジーが飛び込んだので、パート2になってしまったという訳です。
 このサイズで多花性なので、日本ではビオラと呼ばれているものだと思いますが、日本のマーケットだけで通用する言葉だと知ってしまった後はパンジーと呼ぶことにしています。基本的にビオラは属名なので呼び名として妙ですし、第一、日本で生まれた園芸種ではありませんから、勝手に命名しては失礼ですよね。

虎模様のパンジー

 番外編です。黄色いパンジーは数多見掛けますが、一際目を惹く個性派はいかがでしょうか。虎目石のような模様に加えて強い芳香もあり、おそらく、「ビオラ F1エンジェルタイガーアイ」または「栄養系パンジー タイガーマスク」だと思います。ともに商標のはずですが、ラベルがない状態でポット販売されていました(笑)。でも、栄養系って、まるでコリウスですね。
 お約束で、ついつい買ってしまった訳ですが、昨年末からパンダスミレ( Viola banksii )、コモロスミレ(=白花)、スミレ(=明神)、ルブラ( Viola sororia "rubla")、ニオイスミレ( Viola odorata )、そして今回のパンジーと、「ついつい」は計6回目で9ポットになるようです。あちゃ~!

パンジー (黒色すみれ)

 近頃は黒いパンジーも時々見掛けるようになりましたね。ご存じの通り、植物はメラニン系黒色色素を持っていないので「黒色」は発色しません。花弁を光に透かしてみると、品の良い紫色の素地が浮かび上がってきますが、黒いパンジーもバラも、実際にはアントシアンによる「黒に極めて近い濃い紫色」なのです。
 黒く見えるのは、花弁の表皮細胞に細かい突起があって「影」ができるため、つまり、透明でもない限り、どんな色でも「影」というものは「黒い」という訳です。しばらく眺めていたのですが、このパンジーはキリッとして、なかなか見映えがしますね。

 黒色すみれ(こくしょくすみれ)と言っても、クラシックの二人組ユニットのことではありません。悪しからず。

パンジー (虹色スミレwith Licca)

 年末近くになると、このパンジーが登場するパターンが続いています。鮮やかな色合いを持つパンジーのシリーズ『虹色スミレwith Licca』です。サカタのタネさんは、このシリーズを発売するまでに10年以上の歳月を掛けたとか、頭が下がるなぁ! m(_ _)m
 パンジーに関する品種改良の歴史は19世紀初頭に始まったそうです。約200年間ということですか。その上で、最近の進展は目を見張るものがありますね。イギリスで始まった歴史ですが、現代の中心地は日本。単にカラフルとか大きいとかではない日本の持つ感性が牽引しているのかなぁ、と考えたいところです(これを手前味噌と申しますね)。

アサギスミレ(白系)

 白いすみれの話が続いていますが、改めて、白系がとても多いことが分かりますね。更に、園芸目的の交配種のことをうっかり忘れていました。そこまで範囲を拡げますと収拾が付かないと思いますので、代表でアサギスミレ(白系)に登場して貰うことにします。
 ランセオラータとソロリアの交配種で青系と白系があるそうです。アサギスミレというネーミングは、薄い藍色である「浅葱(黄)色」に由来しているのだろうなぁと思っているのですが、それは青系にこそ相応しく、白系の場合には似つかわしくない面もあるかも知れません。
 でも、それは名前の問題であって、花の中心部に見られる淡い緑色や唇弁に見られる紫条の入り方には、代表に相応しい気品があると思うのです。

パンジー・ヴィオラ

 たくさんの白いパンジーがほぼ同じ方向に顔を向けて咲いていました。多花性で次々と咲き続け、花の少ない季節に目を楽しませてくれる存在です。
 一般に白い花は撮影が難しいのですが、少し太陽が傾き掛けた頃ですと、微妙な色合いがうまく写り込むことがあります。白いすみれの話には相応しいカットだと思ったのですが、タイトルを「雪色~」にしてしまいましたので、せっかく写り込んだ"柔らかい黄色"の可愛らしさが、まるで逆効果ですね。(^.^)
 この話を家族に伝えたところ、「でも、ウェディングドレスのようだね」との反応でした。う~む、そうかも知れない。

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