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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ミドリタチツボスミレ

 う~ん、白飛びした感じになってしまいましたね。何とか色合いを近づけることはできたのですが・・・。これは、今は昔のことですが、富士山周辺で、ポジ・フィルム撮影していたミドリタチツボスミレです
 新調したばかりのフィルム・スキャナーでデジタイズしてみた試作品ですが、ちょっと残念な結果ですね。これでも、ポジ・フィルムですから、それなりに再現できたのですが、ネガ・フィルムからの試作品は、かなり厳しい結果でした。
 どうやら、製品の性能がショボかったと評価しています。説明や口コミ評価は悪くなかったのですが、10年以上も前に使っていたプリンター(複合機)の補助機能、即ち、おまけフィルム・スキャナーの方が格段に再現力が高かったです。返品したい・・・が本音の評価ですよ。
 あの複合機を中古で探しても良いのですが、大きいですから、できれば、性能の高い小さめの製品を手に入れたいところ。デジタイズできなかった画像や、親父が撮影した画像を復元したいと思っているのです。

 * 数本分、デジタイズしてみたのですが、これが最も良く再現できた一枚です。これ以上の拡大には耐えません。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ダイセンキスミレ

 いろいろ事情があり、ここ何年か、なかなか旅に出られなくて、ふと、分かったことは、自分が如何に「旅好き」であるか、「すみれ好き」であるか!ということでした。心に残る旅がいっぱいで、でも、追慕に浸ってばかりはいられない思いがどんどん強くなってきます。
 出掛けてみたい地域、もう一度訪ねたい自生地、なぜか、心惹かれる景色がたくさんあって、一方で、健康寿命のカウントダウンを意識する気持ちも強くなったのかも。これは、もう出掛けなくては収まりませんね。
 このダイセンキスミレに出逢った折も、とても鮮明な記憶が残りました。もう一度歩いてみたいけれども、まだ、踏み込んでいない自生地が放つ誘惑と、どちらも選べなくて葛藤になります。とにかく時間が欲しい!そんな思いで、少し暮らし方を変えようと思っています。


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ムラサキコマノツメ

 予報では、来週から夏日が続くそうです。すみれたちの姿を見る機会が少ないまま、もう、こんな時節になってしまいました。棚の花たちも少なくなってきましたが、ニョイスミレやムラサキコマノツメは絶好調です。
 ムラサキコマノツメは、まだまだ咲き続けそうですが、この写真は4月末に撮影したもので、後方に(今は、もう花期を終えた)大きな花が見えているので、遠近感が少し変ですね。長い花期を活かした繁殖力で、結果、余り意識することなく、もう長く代を重ねています。
 実は、同じ頃から栽培しているオオタチツボスミレ(白花)が余り花を咲かせませんでした。あちこちで、こじんまりと生き残っていた株を拾い上げて、植え替えて肥培しています。こちらも丈夫だったので、つい、油断をしていました。


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フモトスミレ

 昨年、何度か日帰りで関東北部に出掛けました。その際、出逢いが多かったすみれは、勿論、タチツボスミレですが、その次にはフモトスミレが挙げられそうです。最近は、この状況に慣れてきました。
 実は、野山のすみれが気になって探すようになり始めた頃、フモトスミレはなかなか出逢えない類のすみれという位置づけでした。まさか、お気軽な日帰り圏にたくさん自生しているとは思っていませんでした。歩き回ってみるものですね。


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ウスイロヒメスミレ(たづ姫)

 慌てて撮影してしまったので、補正できない程に白飛びぎみですが、これは、俗にウスイロヒメスミレと呼ばれているヒメスミレの色変わり型です。巷では「たづ姫」、「タヅ姫」、「田鶴姫」とか、いろいろな表現で流通していますね。
 栽培下手な主の下で株が消えずにいるということは、それなりに丈夫な遺伝子を持っているのだろうと思います。ムラサキコマノツメが支配する鉢に飛び込んで頑張っていました。撮影準備をしている最中にハナアブが飛んで来まして、このヒメスミレを狙っている…。千載一遇、何とか写るだろうとシャッターを切ったのですが、ピーカンの室外では、この始末!まぁ、かわいいのでボツにせず、取り上げてみました。


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ムラサキコマノツメ

 これは小さなすみれ、ニョイスミレの色違い品種であるムラサキコマノツメです。丈夫で育てやすく、繁殖力もあって、特に手間いらずで長く自然に代を重ねています。花後に多くの果実を膨らませて種子を大量生産します。ラベルが風で飛ばされたりすると、ニョイスミレとの区別は不可能ですね。
 特に唇弁に集中的に見られる「紫条」と呼ばれる筋が赤紫色。ニョイスミレの場合、これが青紫色、もしくは紺色という訳です。その赤みが花弁にも染み出ているということでしょうか。言ってみれば、色素組成に関する小さな違いに過ぎないのでしょう。
 黒くて小さな種子は、裂開する莢の力で比較的遠くまで飛ぶようで、びっくりするような遠い位置にある鉢から芽が出てきます。


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ナガバノスミレサイシン

 この自生地で最後に紹介するのはナガバノスミレサイシンです。実は、この一角には一面にナガバノアケボノスミレが咲いていた時期がありました。もう、昔の話です。現存個体群にも、その面影が少し残っているように感じますが、敢えて、交雑種かも!と訴える必要はなさそうですね。
 近縁種が交雑すると、稔性が生じてみたり、戻し交雑の末に、外見的な姿や性質が変化していく現象が発生するように認識しています。スミレ属は、こうして交雑の末に別種に分化することが得意技のようですね。もっとも、それは長い歴史的な時間を要する技ですので、誤解なきように。


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ヒカゲスミレ

 白い花を持つマルバスミレから余り離れていない位置に、別の白い花が咲いていました。これって、ヒカゲスミレですよね。自生環境は、全く日影ではありませんが(笑)。実は、遠目にマルバスミレだろうと思って通り過ぎるところでした。「余り離れていない」とは、1m以内だったのです。
 こういう状況を油断というのでしょう。落ち着いて観察すれば、マルバスミレには見えませんが、この場では花も葉も似ていると感じていたのです。でも、結論として似てはいませんね。敢えて言えば、「一部に丸っこい葉も見られる」という程度でしょうか。あゝ、反省頻りとはこのことです。


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ナガバノスミレサイシン

 天気予報は不安定でしたが、すみれに逢いたくて出掛けてしまいました。約9Kmの周回ルート全体で見られたのはナガバノスミレサイシンです。
 明るい場所では葉も草丈自体も小さめになることがあり、乾いた日向では、ちっとも葉が長くないこともあるのです。また、同じ山でも花色に変化が出ますね。白っぽい花、つまり、シロバナナガバノスミレサイシンから、淡い紫色、濃い紫色、二色咲き(バイカラー)風に見えるケースもあります。この日の後半は暗い林下歩きになり、魅力的な花が次々に登場しましたが、残念なことに、小雨を降らせた雲が太陽を遮って、撮影には不向きでした。


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マルバスミレ

 ここは出掛けやすい距離の自生地なので、早い時期によくやって来ます。この時期、運良く、マルバスミレも咲いていました。
 マルバスミレは「旅するすみれ(?)」です。それまで見たことがない場所なのに、法面が崩れたりするタイミングでひょこっと現れます。逆に、何年か咲き続けると忽然と姿を消してしまいます。この個体を撮影できたのは、しばらく姿を消していた一角でした。パイオニア植物と説明されますが、すみれ好きには「気まぐれさん」にしか思えません(笑)。


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