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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ツクシスミレ

 となり町の八百屋さん、というか、自然食マーケットというイメージのお店ですみれの苗を売っていました。初めてみたのですが、「花子クラブ」というブランドの苗です。陳列棚にはツクシスミレや韓国産のサキガケスミレなんてものまで並んでいます。どれも260円!ついつい、またまた買ってしまいました(笑)。
 ツクシスミレの苗を売っているお店なんて、なかなかお目にかかりません。まるで記念写真を撮るように、はいポーズ!しばらく楽しんだら、大きめの鉢に移し替えて、室外の棚に置こうと思います。まだまだ花を咲かせてくれると思われますよね。それから、タネも採取できると思います。運良く、多くのタネが採取できたら、プランターに蒔いて、自由に手足を伸ばせるような咲かせ方をしたいと思うのですが、果たして、どうなることやら。


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サクラタチツボスミレ

 サクラタチツボスミレが大量に展示されていました。引き続き、写真は昨年の様子ですが、今年も大量展示されていましたよ。それから、タチツボスミレの色違いが数種展示されていました。こうした色合いの微妙な違いで名前まで区別しようとするのは、余り科学的な立場ではない感じがします。一方、微妙な色合いの違いに「紫苑」、「京紫」、「藤紫」、「江戸紫」などなど、きちんと名前を付けて区別していた日本人の感性がなせる技なのかも知れません。
 実際、野山でこのような色合いのタチツボスミレが群落を作っていたなら、かなりの感動モノであって、写真を撮ったり眺めたり、そこに何時間でも留まっていたくなることでしょう。


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マルバスミレ

 展示者の説明書きによれば、これはケナシマルバスミレ(Viola keiskei var. glabra)だそうです。ケマルバスミレとマルバスミレに分けて表現していた時代があったそうですが、植物体全体の毛が多いか少ないかという感覚的な判断だったとか。ケマルバスミレという名前が幅をきかせていたのですが、実は毛がある型が絶対多数、つまり「普通の型」なので、頭の「ケ(毛)」を取り払ってマルバスミレと呼ばれるようになったという話でした。
 では、このケナシマルバスミレって、いったい何者でしょう。少数派の毛が無い型に対して「毛なし」と命名したということでしょうね。確かにオカスミレの場合のように、その方が素直ですが、いづれにしても、余り拘らなくても良いような気がします。因みに、花びらの側弁に毛がある型をヒゲケマルバスミレと呼ぶこともあったようです。


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シラユキスミレ

 説明札を写し損ねたのですが、おそらくシラユキスミレでよさそうだと思います。何か、久しぶりに出逢った友達のような気分でした。比較的良く見かける変異だと聞きますが、花びらに紫色が発色せず、植物体全体としても葉緑素の緑色が綺麗に出るだけの白変種は、自然の中では残念ながら二度見かけただけです。一方、展示会では何度か観察させていただきました。
 唇弁に色のない条(筋)が見えています。改めて、この条というものをよく観察すると、単なる色のついた線というだけではなく、実際に花びらに擦ったような筋があるのですね。白変種でないとわからない事実です(笑)。数あるすみれの白変種の内で、この変異だけにシラユキスミレ(白雪菫)という名前が付きました。命名者は、小さい白い花が雪のように一面に咲く様子を見たのでしょうか。


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イシガキスミレ

 一応、自生地で観察したことがあるイシガキスミレですが、その時には開花不十分な株ばかりでしたので、きちんと花を見ているのは植栽品だけということになりますね。ただ、イシガキスミレは基本種であるヤエヤマスミレと花に関する違いはないとの情報がほとんどです。そのヤエヤマスミレの花は自生地でしっかり観察している訳ですから、まぁ、いっかぁ!と位置づけています(笑)。
 慣れない自生地では、水の流れる場所に怖い生き物が隠れていそうで、ゆっくり観察したいところですが、どうしてもドキドキしていました。そういう意味で展示会はありがたいです。花びらの外側に薄い紫色の筋が品良く入っていることが分かります。キクバイシガキスミレなどの交雑種には、この紫色が少し強めに出てくることがありますね。


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シチトウスミレ

 葉に光沢があって、植物体全体は無毛。シチトウスミレと言われれば、なるほどなぁと思います。タチツボスミレより、少し大きめと説明されますが、植栽品では鉢の大きさや育て方に左右されますから、判然とはしませんね。なにしろ、自生地で見ても決定的に区別できるかについては微妙な場合があります。
 観察できた自生地では、内陸のタチツボスミレに芽が出たばかりの時期に、既に元気いっぱいで地面を這っていました。それだけなら、温暖な気候の影響とも考えられるところですが、確かに葉の表面がワックスを塗ったようにぼんやりと輝いています。展示会では照明を反射していますが、このような輝きではなくて、もっと何気ない、ぼんやりとした輝きなのです。一般に観察報告は関東の太平洋側が中心ですが、高知県でも聞かれるとか。もっと広い範囲で聞かれてもおかしくないところですね。


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アツバスミレ

 これは巷で2色咲きとか、パンダ咲きとか呼ばれているアツバスミレでしょうか。たまたま、昨年の早春に店頭で見かけて買ってしまったアツバスミレと少し似ています。ただ、葉の様子や色の配色が少し異なり、2色咲きのアツバスミレと言っても、いろいろな型があるのだなぁと感心させられてしまいました。
 葉表面の光沢が明確ですね。海に近い場所で潮風に鍛えられたからか、クチクラ層と呼ばれる保護機能を持つ表層が厚くなって、光沢を帯びるということなのだそうです。このクチクラ層ですが、実はシャンプーのCMに登場するキューティクルのことです。そのように言葉を置き換えると、すんなり理解しやすいかも知れませんね。


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アワガタケスミレ

 おお、確かにアワガタケスミレですね。昨年の春に自生地を訪ねてじっくり観察してきたものですから、見間違えることはありません。目的の山がまだ残雪だらけとの情報があって迷っていたのですが、付近の山地でも見つかるとの話をいただき、雪を踏むことなく観察できました。
 花はナガハシスミレと同様、距の長さや花びらの様子に幾つかの変化があるようだと思います。距がしっかり長い個体もありますが、この植栽株の距はタチツボスミレ程度という感じですね。自生地で観察した個体はほぼ中間で、花に赤みが強い姿でした。やはり、明確な特徴は丸くて平たい葉の方です。艶があって、これで醤油色をしていたら堅焼きせんべいです(笑)。春、地上部が展開してから雪に降られるなんて当たり前の話ですが、そんなことがあっても被害は少なくて済みそうですね。


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アカバナスミレ

 毎年恒例になりましたが、花がなくなる冬場に、各地で行われたすみれの展示会から印象に残ったスミレたちを選んでリヴューしています。これって、楽しくて、意外に勉強になるのです。
 最初に登場するのはアカバナスミレ。殊更にじっくり拝見させていただきました。う~ん、何気なく山で出逢ったら少し色が濃いめのエイザンスミレと認識することでしょうね。幾つかの資料では葉がヒゴスミレ風にほぼ五全裂していると言われ、四国で観察できた葉も分かれていました。ところが、この植栽株ですが、エイザンスミレ風に三裂してから更に分かれています。色合いという要素は主観的になりがちですので、この辺の形態的特徴が明確でないと困ってしまいますね(笑)。


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ミヤマキスミレ

 今年出逢ったという訳ではないのに、年間を通して印象に残った種の一つ、ミヤマキスミレです。この写真は3年前の撮影です。実は、これまで母種であるオオバキスミレとしてふんわりと扱っていました。葉の付き方からミヤマキスミレではないかという気持ちもあったのですが、今ひとつ確信が持てずにベールに包んでいたようなものです。
 今年、同じエリアの自生地を訪れた方々が同様に悩みながら、ミヤマキスミレと認識するしかないとのコメントがあり、「やっぱり、そーだよねぇ」と改めて納得してしまったという経緯です。やはり、数年前、ニョイスミレとミヤマツボスミレに境界線で悩みまくっていた訳ですが、どこかでバシっと線を引くことができる訳ではないのだと割り切る必要があるのでしょう。場合によっては、自生地で判断することも「あり」なのかも知れません。思い切って独立ページに分離して、とてもスッキリしました(笑)。


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