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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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 風が冷たいけれども、空が真っ青で日差しが綺麗な日です。ドライブに出掛けて、水鳥を眺めたり、梅を見上げたりしていて、ふと、近くにニオイスミレが咲く細い道があることを思い出して、ちょっと、立ち寄ってみたのです。
ニオイスミレ(外来種)
 う~ん、辛うじて咲いていたというところでしょうか。周辺を丹念に探してみると、こんな感じの花が幾つか見つかりました。でも、ここは年々衰退しているなという印象です。元々、園芸品というより、ほぼ農産品として生産されてきた歴史があります。丈夫でしょうから、路傍に植えっぱなしでも平気なのだろうと思っていました。これから、もう少し咲いてくれるとは思いますので、期待しましょう。

 地植えされていた場所を幾つか知っていたのですが、徐々に減って、なんと、ここが最後の砦になってしまいました。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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 とても華やかなガーデン・パンジーですね。冬を代表する定番園芸品種として、すっかり定着しました。特に、近年、日本で育種されている数々の園芸品種たちは、変化に富み、とても繊細な美しさを持っていると思います。写真は見元園芸さんのオリジナルですね。
ガーデン・パンジー(Melanium節の交配種)
 昨夕、いつもの散歩コースで、いつもの「鳥撮り」のお兄様方と合流しました。ここでは最年少です。藪にヒクイナがいたのですが、明るい時間帯でないと、あの独特の緋色を撮りきれません。唐突に「パンジーとすみれは違うの?」という質問を受けてしまいました。いやぁ、この話題は植物好きさん相手でも、適切には伝えきれません。元々は日本に自生しない、外来の交雑種と分かってもらうのが精一杯でした。

 ビオトープから流れ出る小さな小川ですが、まだ、カワセミやコガモ、ハクセキレイなども食事中でした。

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 展示会で撮影させていただきました。天候や時間帯に依るのでしょうが、かなり暗めに写ってしまったので、記憶に頼って補正しています。春の順光下で、こんな感じに見えていました。人間の目って、まだ、カメラの自動補正能力を凌駕していますよね。
フイリゲンジシロコスミレ(交配種)
 資料を確認しましたが、名前の通り、フイリゲンジスミレとシロコスミレの交配種でした。一応、交配種と表現しますが、ともに大陸や朝鮮半島に分布の中心を置く種ですから、条件が整えば、自然交雑種が存在している可能性もありそうですね。葉の艶と濃さが全体を締めていて、シロコスミレに由来するであろう花茎の臙脂系の色合いが良いバランスです。更に、その強健種の遺伝子を引き継いでいそうです。

 そろそろ展示会情報が欲しいところですが、近年、各webサイトが更新されず、情報入手が難しくなっています。

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 展示会で、改めてツヤスミレを眺めてみました。葉に艶があるタチツボスミレの海岸型品種と言われますが、変種とされるシチトウスミレとどのように違うのかを確かめたくて、両方とも、自生地に見に行ったことがあります。実は、確かに異なる印象を見て取れました。
ツヤスミレ(タチツボスミレの海岸型品種)
 もう一つ、リュウキュウタチツボスミレとも呼ばれる型が、文字通りに、沖縄本島で見られるとの情報があったので、やはり、見に行こうと思い立ってから、個人的事情やコロナのまん延などもあり、もう何年が過ぎたことでしょう。現状、なんとか今年は出掛けたいと準備中です。追加情報を求めて検索すると、テリハタチツボスミレの話が出てきました。ただ、これは別種なので、徒に話を複雑にしそうですね。

 今年も、次女家族に長女がジョインして、沖縄を満喫して戻りました。訪問回数では、既に追い越されています。

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 シーズン・オフとなる季節は、栽培棚や訪問した展示会で観察することができた栽培品、参加した講習会、書籍などの情報を整理しながら、振り返っています。結局、シーズン・オフでも「すみれの部屋」というサイトは、いつも更新を続けるようにしています。
コモロスミレ(白花系)
 今回は、白っぽい系のコモロスミレのお話です。八重の開放花に種子はできませんが、なんのことはなく、閉鎖花には種子ができますので、実生でも継続栽培することができました。丈夫で栽培が容易な部類の「スミレの品種」ですから、飛散した種子から発芽して、アスファルトの隙間から発芽してくれたものです。ただ、徐々に夏越しが難しくなり、昨年、遂に栽培棚から消えてしまいました。残念!

 今年も、できるだけ出掛けたいと準備中ですが、膝の痛みで困っています。日課の最低でも5,000歩が良くなかったのか・・・。

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オオバタチツボスミレ

今年もよろしくお願いします!


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 展示会には、時折、渋めの花も登場します。実は、このような雰囲気の花も好きなんです。札には「フイリコマガタケスミレ」と記載されていました。すると、スミレとフイリフモトスミレの交雑種ということでしょうね。
フイリコマガタケスミレ
 過去に観察できたコマガタケスミレたちは、淡い紅紫系の花が多かったのですが、こちらは、花弁の形状はスミレに近く、花色は白地花弁に紫条が入った端正な姿でした。白系のスミレが使われているのかも知れません。花弁中央部が黄色掛かっていたら、もう少し可憐な印象だったかも知れません。ところで、コマガタケスミレの斑入品はフイリバスミレと称すべきですが、分かりやすさの都合でしょうか。

標本(1933採取)には、竹内亮博士が「ケナシフイリバスミレ」と命名(1965)、浜栄助氏が交雑種と補足(1965)した記録があります。

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 わぁ~、なんということでしょう。シロコスミレが幾つか花を付けていたのに、気がつくのが遅すぎました。
シロコスミレ
 閉鎖花が上がり、果実ができているところまでは目が届いていたのですが、短い期間、目を離していた間に、数個の花を咲かせていたらしい様子が分かります。鉢の数を減らして、棚の見映えが良くなる位置に移動してしまったことが原因でしょうね。その上、水遣り回数も減らしており、無精にもジョロを使わず、大雑把に散水していたことが決定打でした。もう二日程、早く気づいていれば、最後の残り花だけでも綺麗に撮影できたところです。もう無いかなと丹念に探すと、極小のニョイスミレが葉っぱの下で一輪だけ咲いていました。

狭い住宅街ながら、一方が8台分の駐車場です。そちら側に移動すると、陽が少し当たる訳ですが、目が行き届かなくなるのです。

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 春の展示会で目に留まった出典品の中から、「ヤヨイスミレ '花えいざん'」という札のある鉢を2品種目に持ってきました。作品である選別苗に対して、どのように銘打つかは作出者の自由です。拝見する者は、その意思を尊重するという関係でしょう。
ヤヨイスミレ '花えいざん'
 これも交配による園芸種で、ウクライナの南に位置するルーマニアなどに自生するヴィオラ・ジョーイを片親に持つ系統に「ヤヨイスミレ」というシリーズ名を施しているそうです。もう一方の片親の性質にも依存するのでしょうが、花付きが良くて、芳香があり、丈夫な性質とされます。「'花えいざん'」から類推できそうですが、もう一方の片親はエイザンスミレで、紅紫系の花がきれいですね。

すみれの園芸流通数は減っていると思います。実際、取扱う育種家やナーセリーが減っていることが原因でしょう。

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 各地で行われる春の展示会、できるだけ、あちこちに出掛けたいところですが、実は、日程が被ってしまうことが多いのです。また、遠方については、頻繁に出掛ける訳にもいかず、近年、1~2ヶ所に出掛けられれば「御の字」という状況にあります。
ハツネスミレ
 東京で行われた展示会からの1枚です。この鮮やかな紅色の花と、しっかりした丸い葉はハツネスミレでしょう。撮影画像の前後では、確認目的で名札も写し込むことが常ですが、ついつい、この交配種については大丈夫だと、高を括ってしまいました。実はお気に入りの一つです。栽培数が多い外来種のニオイスミレとニョイスミレから作出されました。この時期から地上茎が伸び続け、大きく変貌していきます。

基本的にアウトドア派ですが、ハツネスミレのように、栽培してみないと分からない性質もあり、少数ながら栽培を継続しています。

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