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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヒゴスミレ
 移動日も含めて5日間、キャンピングカーに乗せていただいた旅からのお話です。撮影した枚数が多いため、整理に四苦八苦しながら、まず、雹が軽く積もって、夜間は零下になった和歌山の山地に宿泊した二日間からの抜粋です。
ヒゴスミレ
 例年より少しすみれたちの動きが遅いようでしたが、ヒゴスミレが真っ盛りでした。いつか訪ねたいと思っていて、やっと辿り着いたという印象の自生地です。自生数では、フモトスミレとヒゴスミレが首位を争っている時期でした。引き続き、明日もヒゴスミレのお話になります。どうも、出現形が3パターンは見られる様子で、初めて来た旅人では、情報整理に時間が掛かりそうです。
ヒゴスミレ

 まさか、氷点下になるとは思いもよらず、それでも、とてもきれいに自然が残された山だと感じました。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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アカネスミレ
 推しの天気予報アプリが極めて妥当な結果を出すので、多忙でも出掛けてしまいたくなることがあります。散策時間が二時間程度しかないと分かっていても、往復で約100Km走行してしまいました。残念ながら、近くの散歩コースにすみれは多くないのです。
アカネスミレ
 お目当てのすみれたちは出てきませんでしたが、鮮やかな色合いのアカネスミレが咲いていました。なにかスッキリした印象があると感じて眺めると、なるほど、花冠の色合いだけではなく、花茎が少し長めで、結果、スマートに見えるのですね。後方に見えているタチツボスミレが比較的に淡い色合いなので、下方向から重ねて見ると好対照でした。ここは、昔、長女が連れてきてくれた大きな自然公園です。
アカネスミレ

 本日から週末まで、少し長距離遠征に赴きます。ドタバタせずに、のんびり移動したいと思っています。

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マキノスミレ
 カワギシスミレが見られた自生地には、マキノスミレの白花変種と、薄紅色のマキノスミレが同居していました。その薄紅色は、淡く可憐な印象ですね。ただ、カワギシスミレの親が、この両者のどちらなのかが気になってしまいませんか。
マキノスミレ
 カワギシスミレの花が薄紅色でしたので、推して知るべし!というところでしょうか。ただ、少し穿った考え方をしてみますと、白花変種は色素を形成する遺伝子のスウィッチが切れているようなものであって、白く見えるのは、花弁などに含まれる微細気泡が、光を乱反射するためだそうです。つまり、アントシアン形成能力に欠ける訳ではないはずだなどと、自分では結論を出せない溝にはまりがちです。
マキノスミレ

 ドラマ『相棒』の右京さんではないのですが、細かいところが気になってしまう質(たち)なんです。(^▽^)

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カワギシスミレ(交雑種)
 関東圏にも、シハイスミレとマキノスミレの中間的な個体群を、それなりの頻度で観察できます。また、エイザンスミレも自生数が多い方であり、その交雑種であるフギレシハイスミレやカワギシスミレとの出逢いは、早めに実現するだろうと思っていました。
カワギシスミレ(交雑種)
 ところが、なかなか実現することはなく、よく観察記録がある自生地を訪ねていたものです。そこに「咲き始めた」との情報がもたらされ、勢いで出掛けてみました。辿り着いた林下では、独特の葉がまとまって立ち上がっていました。周辺を探すと、若干、離れた位置にも見られ、少しずつ増えているとのことでした。多くの観察記録と生え方が良く似ています。ある方は「不完全稔性」を疑っているそうです。
カワギシスミレ(交雑種)
カワギシスミレ(交雑種)

 これまでに得た情報では「稔性はない」とのことでしたが、地下茎で増えているようにも見えません。

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エイザンスミレ
 なんとか、昼時に現着して、早速、歩き始めて間もなく、タチツボスミレやエイザンスミレが現れてくれました。エイザンスミレと一括りに話してしまいますが、例えば、花弁が細めだったり、色合いにも変化があります。
エイザンスミレ
 まず、路傍に登場したエイザンスミレは、花弁がふっくらした印象で、やさしそうな淡さを持つ薄紅色の花を咲かせる個体群でした。一方、葉の方は細めですね。更に歩くと、花弁が白っぽくて細い印象の個体群なども登場します。開花状況を見ますと、とても良いタイミングに訪問できたのだろうと思われます。ちょっと、不思議なことに、坂を登り始めると、ほとんど見られなくなりました。
エイザンスミレ

 エイザンスミレって、実は、かなり変化があります。花の色合いや形、葉も変化が大きく、その上、時期によって姿が違いますね。

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シロバナマキノスミレ(俗称、白花変種)
 これまで出逢いがなかった自然交雑種と白いマキノスミレが咲き出しているとの一報に、奥の細道の如く、『そヾろ神の物につきて心をくるはせ、道祖神のまねきにあひて取もの手につかず』、ついつい、すみれ仲間を誘って、急遽、出掛けてしまいました。
シロバナマキノスミレ(俗称、白花変種)
 シロバナマキノスミレと呼んでおきます。正式に発表されていないとのことなので、学名はないけれども、和名の方は、まぁまぁの知名度があり、「俗称」として扱うことにします。実際に観察すると「白花変種」で間違いなく、同居している一般的な色の個体群より少ないものの、それなりの個体数があり、徐々に増えているそうです。ただ、シハイスミレの兄弟分なのに、葉の裏面も緑色とならざるを得ません。
シロバナマキノスミレ(俗称、白花変種)

 意識して、年中、散歩を継続して足腰を鍛えているつもりなのに、ほんの短い山道で腰が痛くなってしまいました(反省)。

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 すみれの展示会が各地で行われていましたが、概ね、今日で終了です。こうした自然を相手にする展示会は、気候の影響を受けてしまいますので、今年などは、なかなか難しかったことでしょうね。出展者の皆さま、お疲れさまでした。
ニフイリゲンジシロコスミレ(交配種)
 展示会では、なかなか目にすることができない交配種なども観察することができます。葉や花の変異を含めれば、交配の組み合わせは数限りないとも言えますので、フイリゲンジシロコスミレのような分かりやすい単純な名前が助かりますね。
 さて、野山では、これから多くのすみれたちが咲き出すことでしょう。体力が続く限り、各地へ出掛けてみたいところです。
 所謂、ヒットカウンターの桁が一つ上がりそうです。一日に一回しかカウントしない性質で、設置から24年になります。

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ニオイタチツボスミレ
 今日の天気予報は微妙とのことだったので、忙しかった昨日の疲れもあって、のんびりしていたのですが、昼からの晴れ上がり具合を見て、突然、出掛けることにしました。無計画だったのですが、なんとなく思いついた場所へ四輪を飛ばします。
ニオイタチツボスミレ
 すみれ散策としては、初めて出向いた場所でしたが、まるで待っていたかのように、明るい丘に赤紫色のすみれがいっぱい咲いていました。ぼんやり頭に浮かんでいたイメージに似ています。とうに起きていたのに、予知夢でも見たのでしょうか。まだ、茎が立ち上がっていない状態でしたが、それがノジスミレやアカネスミレではなく、ニオイタチツボスミレだったとは。ちょっと、焦ってしまいました。
ニオイタチツボスミレ

この光景を見た瞬間、あれっ、悠長に構え過ぎて、春が急ぎ足で進んでしまっていたのかと、慌ててしまったものです。

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 野鳥を撮影するために走り回った後、大きめのホームセンターに立ち寄ってみました。この季節には、すみれのポット苗が店頭に並んでいることがあるのです。ただ、最近は流通量が少なくなっていたので、余り、期待していませんでした。
キスミレ(阿蘇産)
 ところが、新規に参入された業者さんなのか、独特なポット苗たちが並んでいたのです。最終的に、阿蘇産のキスミレと説明されていた苗を選んでみましたが、エゾキスミレやオオバキスミレなどと並んで陳列されていたのです。エゾキスミレを流通に乗せるとは、ナーセリーとして優秀なのでしょうね。キスミレ類ではプベスケンスしか栽培した経験がなく、怖々でしたが、ここまで育ってくれました。

 これだけの花茎が伸び上がるとは想定外でした。それぞれに2から3個の蕾が出ますので、総数30個程度になるようです。

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タチツボスミレ
 一昨日の撮影です。ところどころにタチツボスミレが咲いていたのですが、キョロキョロしながら、探し出しているというイメージでした。外見的には、根元に近い位置から花茎が出ていて、まだ、茎が立ち上がっていません。
タチツボスミレ
 そういう訳で、地面に近い位置で花が咲いていました。まだ、葉が小さいので、相対的に大きく見える花冠に、しがみ付くように取り付いていたのは、毛深いビロードツリアブです。細長い脚の先端にある鍵状の爪で引っかけていることもありますが、小さめの翅を高速で動かして、得意のホバリングをしながら、距の奥まで口吻を延ばして吸蜜するのですから、とても巧みな体裁きですね。

 ビロードツリアブは、スミレ専門という訳ではありません。オオイヌノフグリや桜の花などでも盛んに吸蜜します。

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