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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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 昨年のすみれ旅でも、その出逢いに心躍った「瞬間」がたくさんありました。そんな「瞬間」に甲乙を付けることは困難ですが、それでも、このハリマスミレとの出逢いは三本指に入いるもの。とても魅力的な姿をしているぞ!と感じてしまったのです。
ハリマスミレ
 実は、ハリマスミレについては、長い間、丈夫で完全稔性のある系統を継続栽培しています。一方で、自生品にも出逢っている対象ですが、長崎の雲仙岳山麓と、経ヶ岳に近い山道沿いの草原という離れた二ヶ所で出逢ったことは、とても稀有な体験でした。更に、不思議なもので、直線距離でも40Kmは離れている二ヶ所の個体群が、花弁の縁にも青紫色が残る、とても良く似た花を咲かせていたのです。

赤紫系のスミレと白いアリアケスミレの両親から、なぜか、青紫の条が無数に入るハリマスミレが生まれていました。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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 スミレをモチーフとしたデザインの84円郵便切手(春のグリーティング)が、今年 2月 7日に発売されます。使いやすいシール式の切手で、このデザインを含めて、5種10枚のシートになっていると発表されています(のり式を1枚単位でも購入可)。
スミレ
 今回はデフォルメされた明るいデザインのイラストが用いられています。「スミレ」との説明ですが、マンジュリカにしては葉っぱが大雑把すぎますね。花だけなら「スミレ」と言われれば、まぁ、「そう見えなくもない」と許容範囲で、一歩譲ることができるものかも知れません。要は、多くの方が思い描く「すみれという植物」の一般的なイメージということでしょうか。和紋様の背景も和みますね。
(撮影は長崎雲仙岳にて)
 郵便切手類の画像を web上に掲載することについて、総務省より一定の指針が示されていて、それに準拠しています。

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 昨年、タチツボスミレ類(タチツボスミレ、ナガハシスミレ、オオタチツボスミレ)として、三種まとめて報告していたことがありました。改めて見返してみると、どうも、その内、ナガハシスミレとしていた個体群が、ちょっと怪しい感じです。
イワフネタチツボスミレ
 まず、花の様子として、周辺広域で観察できるナガハシスミレは、一般に細めで、縦長の花冠が多いのですが、この一画で見られる個体群は丸めで立体感が少なく、平坦な印象です。更に、葉の鋸歯が目立ち、表面に凹凸も見られるようでした。他の写真でも確認してみたのですが、ロゼット状に拡がる特徴的な根生葉も見当たりません。これは、どうも、イワフネタチツボスミレと見る方が良さそうです。
 実は、この二日前にも観察していた交雑種です。まぁ、この環境で「交雑しないでね!」と制約する方が無理筋かも知れませんね。

 タチツボスミレ類は交雑しやすく、かつ、稔性を持つ傾向も見られます。結果、中途半端な交雑種が多くなるようです。

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 実は撮影したばかりですが、ちょっと、驚かされています。昨日の夕方に見かけ、今日、再び撮影に出掛けました。さて、これはナニものでしょうか。花はアリアケスミレっぽいようですが、葉にも目をやると、スミレか、端正なノジスミレ風に見えます。
スミレ(準白)
 葉柄の「翼」の様子や葉全体の形状、さく果の形態などから総合すると、白っぽいスミレだろうと思っています。ところで、この花ですが、返り咲きではないのでしょうね。この個体群は、秋、閉鎖花由来の種子を飛ばしている時期に、地上部がきれいに刈り取られてしまいました。その後、長く復活できずにいて、こんな時期に開花したようです。つまり、この葉は「新葉(若葉)」ということになります。

 夏に花好きさんに教わってから、初めて花を観察しました。白いと伺っていたのですが、本当でしたね。

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 なかなか出逢うことがないだろうと思っていたオオバタチツボスミレに、一昨年、昨年と二年続けて出逢うことができました。それ以前の話となると、更に十年以上前、北海道の道東を巡った旅まで遡ることになります。
オオバタチツボスミレ
 花の状態が良くて、しっかり撮影できたことは嬉しい限りです。花期が比較的に長いことと同時に、運も良かったのだろうと思っています。でも、千葉県から出向こうとすると、距離があり、なかなか難しいのですが、すみれ仲間のおかげで、驚きの"日帰り散策"なのでした。まぁ、「新幹線とんぼ返り」という高等(?)テクニックも覚えてしまって、二年間で三回もやらかしてしまいました。

 今年4月中旬までドタバタが続く予定ですが、それ以降は、体力が許す限り、出掛けたいと思っています。

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シハイスミレ

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 Merry Christmas and Best Wishes for a Happy New Year !! 
スミレサイシン

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<参考> 用途別に!


 展示会で拝見したヘイリンジスミレの兄弟分です。スミレとヒメスミレの交雑種に命名された名前ですが、これは、スミレがアツバスミレに置き換わっている訳ですね。赤みのある距が膨らんでいて、厚めの葉の先端が少し尖ったアツバスミレというところでした。
アツバヘイリンジスミレ
 ヘイリンジスミレには、自然環境でも何度か出逢いました。自生環境も花期も被っていますので、時々、観察できる自然交雑種の一つです。やはり、雰囲気が似ている両親ですが、前述の通り、距や葉の特徴に違いがありますので、周辺で開花しているであろう両親と比べることで、なんとか同定できると思います。スミレは変異が多い種ですが、ヒメスミレの方は、特に距が極めて特徴的なので助かりますね。

例年、アツバスミレ(二色咲き)の返り咲きが見られた場所を訪ねてみましたが、今年は全く見られないようです(残念)。

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<参考> 用途別に!


 意外に忙しい時期に突入しており、近隣を散歩する程度が関の山の毎日です。相変わらず、スミレの返り咲きは見られますが、他に、閉鎖花由来の種子を少し飛ばしているコスミレやヒメスミレを目にするものの、返り咲きは見当たらないようです。
オオミヤスミレ
 しばらく、展示品や、過去に撮影した自生品などが登場予定です。今回は、もしかすると、出逢っているかも知れないスミレとノジスミレの交雑種であるオオミヤスミレを持ち出してきました。自生環境も時期も被っているので、多く観察されて然るべきなのですが、なにしろ、姿も似ているため、容易に同定できない可能性がありますね。スミレに似たノジスミレが花を咲かせていたとしても、なかなかオオミヤスミレかも知れないと注意が届くものでしょうか。この写真を目にしても、毛深いスミレだなぁ!ぐらいにしか思えませんね。

少し余裕があった夏、来春の旅企画を練り始めましたが、来年4月中旬までドタバタが続く予測で、なかなか続きません。

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<参考> 用途別に!


 少し前まで半袖で暮らしていたのですが、急に冷え込んできました。街中を歩き回りますと、明るい路傍を住処とするスミレやヒメスミレ、コスミレたちが葉を展開しています。そして、やっと花を一つだけ見つけました。閉鎖花由来の果実はいっぱいできています。
スミレとタチツボスミレ
 その足で帰宅して栽培棚に目をやると、隣の鉢に飛び込んで葉を拡げていたタチツボスミレも小さい花を付けていました。まぁ、こちらは、春の花と違って余り元気な様子ではありません。つい最近まで、季節外れに夏日を記録するような困った気象でした。そんな環境では、とても開花しませんよね。これから、少しだけ街中を離れて出掛ければ、もう少し返り咲きを見つけることができるかも知れません。

溢れるように返り咲きが咲く年、全く見つからない年があります。街中ですと、いつもの場所でも、必ず見つかるとは限りません。

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<参考> 用途別に!


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