この白い花は、もう10年以上前にフィルム・カメラで撮影した画像をデジタイズしたものです。それなりの画質ですね。この時代の一般的なデジタル・カメラはまだ解像度に不足がありました。ですから、苦労してフィルム・カメラとデジタル・カメラと、デジタル・ビデオカメラを持ち歩いていたものです。フィルム・カメラの情報は、現在でも使えそうです。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
イソスミレが元気です。ただ、やはり、小さめの容器で育てるには不向きな種ではないかと感じさせますね。自生地では深く根を下ろして、何年か掛けて茎が木質化して大株に育つ性質です。砂の中で冬の厳しい環境に耐えて、春に爆発するようなイメージを持っているんですね。それ故か、自由に根や葉を伸ばして育つイメージも受けるのです。 |
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若葉の頃、輝くような黄色いすみれを眺めていると格別に心が踊ります。子どもたちが生まれ育った千葉県では、鉢から逃げ出したパンジーぐらいしか見ることができません。出逢いには少し旅をする必要があるのです。 |
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ナガバノタチツボスミレだそうです。少し個性的な姿をしているようですね。まぁ、ナガバノタチツボスミレも意外に変異があって、比較的良く見かける交雑種であるにもかかわらず、時々、悩ましく感じることがあります。花だけで判断しろと言われたら、泣いてしまうかも知れませんね(笑)。実際、葉や全体のイメージに特徴が出る特性を持っている種であることは事実でしょう。 |
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実は、もう「昔」と表現して良さそうな時期に、リコー製RDC-7というコンデジで撮影したゲンジスミレです。結構、良く撮れていますね。花が醸し出す柔らかな色合いもしっかり記録されていて、改めて驚いています(笑)。 |
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とても古い写真を持ち出してきました。すみれ観察を目的として初めて新潟を訪れた際、フィルムカメラで撮影したものです。一応、アナマスミレとしていますが、自生地は少し内陸で砂浜ではありません。葉に厚みがあって内側に湾曲しているのですが、独特のよじれは見られません。母種との境界線上に位置しているのでしょうね。その後、この自生地には何度か訪れて、この個体群が変わらず愛くるしく咲いている様子に出逢うことができました。お気に入りの一つです。 |
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やはり、暗くなりかけた頃に出逢ったアケボノスミレです。それでも艶やかなイメージは変わりません。昔はポツンポツンと単品で花を咲かせる性質だと思っていました。どうした訳か、最近は束になって花を咲かせている姿をよく見かけます。どちらが、このすみれらしいのでしょうか。 |
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キスミレとの出逢いには数々の物語ができました。黄色いすみれと言えばパンジーしか見たことがなかった頃、写真で見たキスミレの姿に憧れて幾度か遠征をしたのですが、結局、見つかりませんでした。その後、感動の初対面(笑)。そして、遠く九州を走って、野焼きをした黒い山々一面に咲く黄色い絨毯を目前にした時には言葉を失ってしまいました。その景色を見せたくて、田舎の家族を連れて走り回った旅も充実したものでした。もっともっと続けたいものですね。 |
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少し前のことですが、京都府北部海岸域の野生動植物に関する研究報告会で、京都府立大学の平井正志氏による『海浜植物イソスミレの起源と伝搬』という報告があったそうです。この中で、オオタチツボスミレとの関連について「~類縁が薄く、イソスミレとは別に進化したものと推定された」と報告されました。 |
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諏訪の岩波教諭による『ケイリュウタチツボスミレの起源と集団間分化に関する研究』という報告は比較的に分かりやすい内容で、インターネットで容易に視読できます。タチツボスミレが、どんな理由と方法で渓流沿い植物に変化していったのかが推察できる内容ですね。複数の起源、系統樹ルート(根)がある点もおもしろい!日本各地で並列的に進化したということでしょうか。各地の自生状況と、それぞれの性質を比較調査してみたくなりませんか。 |
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