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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヒナスミレ

 自分でも意外でしたが、高尾山は久しぶりになっていたようです。珍しく観光登山の方々と表からケーブルカーで登り、小仏城山経由で日影沢林道を裏へ降りながら、すみれたちに挨拶をしてきました。順不同で、先ず、ヒナスミレの登場です。
 ヒナスミレは、自生地によって、かなり表情が違うと思いませんか。高尾の場合、花はおとなしめで、葉は暗緑色に灰色の斑が入る渋いイメージの個体が多いように思っています。まだ、シーズンは始まったばかりで、日当たりの良い一丁平付近で、やっと数輪見られました。運が良かったのでしょうね。なにしろ、ここから20分も歩くと雪が残っていたのです。^^


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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オトメスミレ

 すみれに興味を持ち始めた頃、オトメスミレという名前自体が不思議でした。なぜ、オトメタチツボスミレという名前にならなかったのか…?また、白い花に頬紅然として、淡い紫色や紅紫色に染まる部分があるので、オトメスミレと直感的に理解していたので、「ずいぶんと乙女チックなネーミングだなぁ!」ぐらいに感じていました。
 しかしながら、真実は箱根の乙女峠からの命名だったのです。勿論、この和名が全国区を得て普及するには、一部の識者に知られていた真実よりも、語感が持つイメージが後押しをした可能性は高いことでしょうね。因みに、花の距だけに色が残るパターンが「オトメ型」などと呼ばれることがありますが、まぁ、箱根とは何の関連も見い出せません。


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ナガバノタチツボスミレ

 各地を訪ねますと、その土地に根付く、馴染みのないすみれたちに出逢うことがあります。東北で生まれ育ち育ち、以降、長く南関東に住んでいる身にはナガバノタチツボスミレが珍しくて仕方がありませんでした。
 すみれの展示会で観察した個体は、その名の通り、葉が極めて長い独特の姿でした。ところが、九州、四国、中国地方等、西日本各地に自生している個体群の多くは、ニオイタチツボスミレに似た大柄な花を咲かせ、濃緑色の根生葉はむしろ丸く、葉脈に赤みがある魅力的なすみれでした。茎生葉については、確かにタチツボスミレより少し長めかも知れませんね。


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エイザンスミレ

 各地を訪ねますと、その土地々々ですみれたちの多彩な型に出逢うことができ、それがまた楽しくて、更に各地を訪ね歩くことになります。この写真は山梨・河口湖付近で撮影したエイザンスミレで、少しおとなしい型でしょうか。もっと以前になりますが、群馬・榛名湖畔で、とても可愛らしい丸めの型が並んで咲いていた姿が記憶に鮮明です。
 山梨、群馬には頻繁に出かけますね。距離が手頃で、すみれの個体数が多い地域であり、この2県は「拠点」のような存在になっている印象です。状況が許せば、引っ越したいぐらい(笑)。まぁ、九州も北海道も、四国、北陸も大好き、かつ東北は故郷です。すみれを追いかけて、キャンピングカーで走り回りたいものだなぁと、本気で考えていました。


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ヒメスミレ(桃色)

 見事に咲いたヒメスミレです。最初から、この大鉢で育てたのか、ポットで育てた後に寄せ植えにしたのか、詳細は存じ上げませんが、展示会のタイミングに合わせて咲かせるのは難しかったのではないでしょうか。
 近年、この薄紅色というか、桃色の花が多く見られるようになりました。「たづ姫」などと呼ばれて流通していた個体群との関係については分かりませんが、かわいくて、育てやすく、花色も安定した園芸種という印象です。


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サクラスミレ

 サクラスミレは、思いの外、分布の広いすみれですが、地元に自生していない事情もあって、やはり、旅先で出逢うすみれというイメージになってしまいます。個体数では信州エリアが特に多いのではないでしょうか。
 その信州で撮影した、かなり昔の写真を持ち出してきました。サクラスミレの情報に接すると、この時期の風景が脳裏に浮かんで来ます。当もアホな位に忙しかったのですが、なんとか時間を創りだしては頻繁に出掛けていましたねぇ。あの行脚で得たものは、現在の宝物になっています。動ける時に動くべし、という判断は間違っていなかった・・・、かも。


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アケボノスミレ

 ギンランを見る時は葉の形状、アケビを見る時には葉の数を注視するというように、植物好きは植物それぞれに注目するポイントがあります。観察する際のクセみたいなものですね(笑)。スミレの場合、柱頭周辺がポイントの一つでしょう。
 アケボノスミレの場合、柱頭は「カマキリの頭型」と呼ばれる形状、側弁には白い毛が疎らに見られる程度で毛がない個体もあります。そして「距」と呼ばれる唇弁に付属している袋状の突起は短くて丸い、つまり、ふっくらしています。他にも、花の大きさや独特な色合い、花期の葉の展開状態など、特徴的なポイントが多いので、判別しやすいスミレなのでしょうね。


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スミレサイシン

 各地で見られるスミレサイシンは、その自生地毎に少しずつ違う印象を与えてくれます。写真の撮影地は白馬村。この地のスミレサイシンは「とても元気な印象」とでも表現したら良いのでしょうか。ヤワな感じは全くありませんね。
 ただ、葉っぱがヘニョヘニョですね(笑)。花後には葉もしっかり立ち上がり、もう少しキリッとしてくれることでしょう。実は、ウスバサイシンの葉に似たハート型なのです(ウスバサイシンって?という方の方が多いかも知れませんが)。


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オオタチツボスミレ(白花)

 ずい分前から我家の庭で世代を重ねているオオタチツボスミレ(白花)です。花期を終え、頭頂部で、ちょこんと果実が膨らんでいます。閉鎖花由来の果実も、開放花由来の果実もあるのでしょうが、これは前者だと思っています。
 花期の様子を思い出してみると、開放花由来の果実にしては花茎が少し短い印象を持ちました。また、時間経過からの推測ですが、開放花由来の果実は既に炸裂済みかと。花の時期に目印でも付けておけば良かったですね(笑)。


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スミレ

 ここにもアスファルトの隙間にギュウギュウ状態のスミレ(狭義)が見られました。これから、多くの花を咲かせようとしているようですね。開花直前の蕾がいっぱい写っています。
 この個体群は濃紫色の花を咲かせます。昨年、種子を採取して、今春播いてみました。発芽率は抜群で、来年には鉢で咲かせることができそうですが、鉢より、玄関前のコンクリートの隙間の方がしっかり育つかも知れませんね。


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