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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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アケボノスミレ

 すみれ界のお姫さまの次と言えば、ここは王女さま「アケボノスミレ」を持ち出したいところです。
 やはり、このすみれも自生地によって違う表情をしているのですが、この自生地ではふんわりとして、どこか品がある面持ちを感じ取ることができました。
 花期に葉が展開していない、葉の先も見えないことがあるというヒガンバナのような咲き方をするのですが、それでも、肉厚大輪の花が存在感をアピールしますね。

 実は前回のヒナスミレと同じ自生地で撮影しました。峠を九十九折で越える自生地のあちこちですみれたちが咲いているのですが、ヒナスミレより一折分上で咲いていました。何度でも出かたいエリアです。
 熱心なすみれ愛好家が多い山梨県。とても愛着あり!ですので、このエリアのお話をもう少し続けます。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ヒナスミレ

 いつもご訪問いただきまして、本当にありがとうございます。
 新しい年は、しっかり寒い冬になりましたね。本年もよろしくお願い申し上げます。

 お正月には一年の抱負を述べるのが常と思います。そう!今年は、すみれ界のお姫さま「ヒナスミレ」に出逢いたいですね。ヒナスミレは見かける地域によって葉も花も様子が違います。もしかすると、地域というより、隣の山でも違いが出ることがあるのではないでしょうか。でも、全体から醸し出される可愛らしさは共通の特性でしょうね。
 写真は、もう10年も前に撮影したものですが、お気に入り度がとても高い個体群です。ヒナスミレは西北斜面の少し暗い環境に咲く傾向がありますが、この自生地は山頂に近いカラマツ林で、明るい場所と暗い場所が交互に現れる場所でした。ふんわりとした林床で自由に育った印象でした。
 山梨県ですので、また出掛けることができるでしょうが、同じようなタイミングに訪れることができる保証はありません。すみれたちとの出逢いは、いつも「一期一会」です。


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エイザンスミレ

 自生地ですみれ観察することを楽しみにしている「お出かけ派」にとって、コロナ禍の今年は我慢の一年でした。現在進行形で新規感染者が増え続けており、来春に期待して旅のプランニングをしても良いのか不安になってしまいますね。
 今年は近所を少し歩いてみたことと、日帰り単独行動で、誰とも接触せずに、自宅と自生地間を一度往復しただけで終わってしまいました。来年は、本当なら何年分も動き回りたいところですが、自分の気持ちだけではどうにもなりません。
 このエイザンスミレは箱根で観察できた愛らしい個体ですが、もう10年という遠い過去にならんとしています。関東圏ですよ!その後に再訪していても良さそうなものですが、忙しさにかまけて、旅自体できないという諦めがありました。否、しっかりした意志があれば出掛けられたはずですよね。そんな気持ちでいるから、出掛けるぞ!と思っていた年にコロナ禍なんぞに遭遇してしまうんです(反省)。


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ニオイタチツボスミレ

 散歩圏に咲くすみれは種類も個体数も余り多くありません。今は、できるだけ、出歩かないことにしており、今月撮影した「自生のすみれ」写真ストックは、このニオイタチツボスミレが最後になりました。ある小雨降る日の夕方に見かけて、後の晴れた日にカメラを持って出向いてみたのですが、咲いていたのは一輪だけでした。周辺の様子を見ますと、最後の一輪だったかも知れません。
 現在地に越して来てから四半世紀になりますが、当時、ニオイタチツボスミレやアカネスミレがそこいらじゅうに咲いていました。現在は、辛うじて生き残っているという状況です。新興住宅地の悲劇でしょう。なにしろ、1,500戸程度の住宅が新たに建造されたはずで、計画戸数である2,300戸に沿って、未だに増え続けているのです。隣接する新興住宅地の計画戸数は6,000戸だとか。森だった痕跡も残らないかも。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アリアケスミレ

 遠出もできず、市街地をウロついて、普段は出向かない場所まで歩いてみました。ある住宅のブロック塀の前で咲いているアリアケスミレを発見。近隣エリアでアリアケスミレを見かけたのは、やっと3回目になります(拙宅庭は除く)。かなり昔からの住宅地ですので、おそらく、栽培品の生き残りでしょうか。周辺を見まわしてみたのですが、ここ以外では見当たらないようです。
 アリアケスミレは分布範囲は広いのですが、なかなか自生品を観察できないと認識しています。自生数が薄めなのでしょうか。個人的には、7年前に東京都下で出逢ったきりになっています。栽培する分には丈夫で育てやすいのに、どうしたことでしょうね。あ、勿論、個人的印象であって、近所では掃いて捨てるほど見られ、雑草のようだと語る方もいらっしゃるかも知れません。^^


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マルバスミレ

 なんとか、マルバスミレも見つけることができました。マルバスミレは「以前に咲いていた場所に咲いていたり、咲いていなかったり」と、気まぐれな印象があります。今回もけっこう探し回る羽目になりました。
 もっとも、アオイスミレが咲いているような時期には、まだ咲いていないこともありますので、少ない株ながら、見つけられて運が良かったのかも知れません。この自生地は二輪で40分ほどの距離にあります。残念なことに、もっと近隣の林では全く見つけられなくなりました。


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ヒナスミレ

 以前、とても魅力的なヒナスミレを見かけた急な坂道を目指して登って来ました。カレンダー上ではほぼ同じ時期です。そして、そこにヒナスミレが確かに居たのですが、残念ながら、葉っぱばかりでした。ヒナスミレは良く咲く年(当たり年)と、そうでもない年がありますね。
 これはくじ引きのようなものでしょうから、致し方ないとして、極めて近い場所で雰囲気の異なる葉が見られたのはおもしろいところです。一方は、フイリヒナスミレと呼ぶべき様子をしていて、他方は、明るい緑色の葉に極めて薄い斑が見られます。結局のところ、大きな違いではないということでしょうね。以前観察したのは、このフイリヒナスミレの方に可憐なピンク色の花が咲いていた姿でした。また、来てみたいと思います。


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スミレ(二重咲き)

 山歩きの話が終わっていないのですが、あたかも緊急ニュース的に『スミレの二重咲き』の話題を差し込むことにしました。実は、昨日、棚で慌てて撮影しました。見事に多弁化したスミレですが、元々、近所の路傍にいっぱい咲く個体群から種子をいただいて、何年か育てていたものです。
 勿論、このような咲き方をしたのは初めてです。多弁化というより、キキョウの二重咲きのように、花が二枚重なったような咲き方ですね。蕊などが花弁化した『八重咲き』とはパターンが異なるのかも知れません。これなら、普通に結実する可能性があります。まぁ、閉鎖花から種子を作るすみれの場合、大きな問題はありませんね。あ、説明が後になりましたが、一般に八重咲きは蕊が機能しないので、不稔にならざるを得ない訳でした。


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アケボノスミレ

 移動手段がなく、もう3時間程もダラダラと歩いて、お疲れモードになった頃、小振りなアケボノスミレが咲いてる狭い登山道に差し掛かりました。自生地であることをすっかり忘れていましたね。とても嬉しくなりました。今更という時間帯になって、少しだけエンジンが掛かってきた感じです。
 今年は日当たりの良い尾根道を歩くことが多いのですが、一般にすみれの仲間は、乾燥してカチカチの土壌より、少し薄暗くて湿気のある環境の方がほのぼのと大きめに育つ傾向があるようです。このアケボノスミレはスミレ程度のサイズで、豪華感より、可愛らしさを感じさせる姿でした。


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アカネスミレ(オカスミレ)

 朽ちかけた木の階段の前でがんばっているのはアカネスミレです。実は、しっかり確認してみなかったのですが、植物体全体に毛のないオカスミレという品種だったのだろうと思っています。勿論、画像データをアップで見ていますが、それ以前にアカネスミレは極めて毛深いすみれなので、遠目にも分かりやすいんですね。
 このエリアではアカネスミレとオカスミレの両方が見られます。普段、毛の有無などは余り意識しないのですが、剛毛系とツルツル系という、かなりメリハリのある特徴なので、この品種は意識していましたね。どうした訳か、周辺には、この一株しか見当たりませんでした。


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