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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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 二十四節気で「大寒」です。寒中お見舞い申し上げます。比較的暖かいとされる千葉でも、それなりに寒いのですが、まぁ、これから、少しずつ暖かくなるんだと考えたいと思います。
 新型コロナウィルスによる混沌が3年以上に及ぶと、今年も移動には気を遣うことになりそうだとの懸念が先行しがちですが、昔、撮影した写真を眺めていると「もう一度出掛けたい」という思いが強く沸いてきます。
シハイスミレ
 この魅力的な紅色が強めのすみれは、東京都北部域を巡って探し出したシハイスミレです。関東圏の場合、マキノスミレと中間的な性質を持っている個体群が多くて、この自生地から余り遠くない場所でマキノスミレに近い特徴を持つ個体群を観察することができます。
 西日本では珍しくない存在でしょう。でも、関東(首都)圏で、こんな個体群に出逢うと浮かれて踊り出しそうになります。実際、そんな気分でした(笑)。少し時間が経ち、そろそろ、また出掛けたいところです。

再訪したい気持ちと、新しい自生地を探したい気持ちが葛藤するのです。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


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オオタチツボスミレ
 強運でも無ければ、今年の前段では遭遇しないと思っていたオオタチツボスミレです。緊急参加した探索会の様子はアップしました。でも、その前に神戸の六甲高山植物園でも出逢っていたのです。葉の様子といい、花の様子といい、典型的な姿をしていますね。
オオタチツボスミレ
 これも人為的に導入されたものだろうと思います。入園直後、いきなり登場して驚かされてしまいましたが、どうした訳か、その後は見かけませんでした。それでも、開花のタイミングはぴったりでフレッシュな花が見られて、とてもラッキーでしたね。
オオタチツボスミレ
 この植物園の存在は事前に知っていましたが、立ち寄る計画だった訳ではありません。昔、偶発的に赤城自然園を訪ねて、オオバキスミレやオオタチツボスミレなどが咲いていて、とても驚かされたことを思い出しました。偶発的に訪ねるのも、いいものです。

 取りこぼしを拾っていますが、編集して既に一ヶ月以上が経過。あらら~、慌ててアップ!^^

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
オオタチツボスミレ
 お出かけ候補には記録していたのですが、キッカケがなくて延び延びになっていた信州の高山に、車両2台でわいわいと出掛けた話です。
オオタチツボスミレ
 歩き始めから最後まで一貫して目に付いたのはオオタチツボスミレでした。標高が高いためか、草丈が低い個体が多いと感じましたが、花はたくさん咲いていて、実は花弁の色合いには意外な程に大きな幅があったのです。
オオタチツボスミレ
 最も多い色合いは淡青紫色ですが、キリッと濃いめの青紫色もあれば、かすかに色が付いている程度の極淡青紫色まで見られ、そして、その個体群が隣り合っていたりするのです。花弁の形も違うなぁ。個性を主張する性質なのかも知れませんね(笑)。

 今年はオオタチツボスミレをたくさん観察できていますが、実は想定外なのです。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
オオバキスミレ
 今年、心の中では沖縄、九州または四国、北陸、北東北にも出掛けたかったのですが、地元圏を除けば、関西、関東2県に留まっています。慎重過ぎるでしょうか。今年、遭遇しないものと思っていたオオバキスミレ。関西の植物園にいっぱい咲いていました。
オオバキスミレ
 元々、人為的に導入されたものだろうと思いますが、よく育っていますね。おそらく、園内の環境がマッチしたのでしょう。外見的な印象に過ぎませんが、比較的に低地で見られるオオバキスミレと、立ち上がり方などが微妙に違うような気がします。
オオバキスミレ
 森林限界付近で見られる個体群と、低地で見られる個体群は雰囲気が違います。亜種や変種として扱われる場合もありますが、ここを見ると環境が違うだけでも雰囲気が違ってくるのかなぁ~などと、一般には答が出にくい疑問を抱いて楽しんでいます。^^

 本日、国会中継を見ていましたら、野党議員が「マスクを止めたらどうか!」と詰め寄っていました。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
オオタチツボスミレ
 撮影地は群馬県ですが、場所によって、主に日本海側に産するすみれたちが咲きます。ご案内いただいた方は「日本海要素」のすみれたちと呼んでいました。まだ、オオバキスミレなどは見られませんが、近くで交雑種が咲いていましたので、その話は次回。
オオタチツボスミレ
 花を見やすいようにアップにトリミングしてみましたが、葉っぱも植物体全体からも、明らかにオオタチツボスミレだと分かりますね。
オオタチツボスミレ
 現在、使用しているカメラは、一見、まさにコンデジなのですが、フルサイズミラーレス一眼カメラですので、トリミングに強いのなんの!ここまで写り込んでいるのか!と驚かされてしまいます。一応、小さい三脚も併用しますが、光学式ボディ内手ブレ補正機構を搭載していますので、撮影自由度が高いですね。画角と被写界深度などを意識すれば、一般撮影は問題なし。世の中、便利になったものです。

 長い間、ニコンの一眼レフでした。アングルファインダーで覗くスタイルは制約が多かったです。

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アケボノスミレ
 探索中、アケボノスミレもいっぱい登場しました。登場する度に色合いが異なったりするところも魅力です。この薄小豆色とでも表現したい花弁の色ですが、ご存じの通り、デジタルカメラ泣かせの代表格です。なんとか、微妙な濃淡も出た方だと思うのですが・・・。
アケボノスミレ
 このすみれの和名ですが、花の色合いを「夜明けの空」に見立てて命名されたと説明されていることが多いですね。でも、明け方の空って、一般に「曙色」という橙色系です。実際の花弁の色合いは「薄紅紫色」から「薄小豆色」ですから、印象がかなり違いますね。
アケボノスミレ
 特段、花弁の色に特徴があるという訳でもないので、敢えて名前に色を持ってこなくても良かったのではないかと思ってしまいました。
アケボノスミレ

 今日は全国的によく晴れたそうで、久しぶりに散歩に出掛けることができました。

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エイザンスミレ
 さて、このすみれたちですが、普通に山中で出逢ったとしたら、花を見ても葉を見てもエイザンスミレだと判断しますよね、一般に!何か、怪しいのだそうですが、まぁ、エイザンスミレとして紹介させていただきます。
エイザンスミレ
 この日に出逢ったエイザンスミレは、どちらかというと細い葉を持ち、白っぽい花をさかせている型が多いようでした。当月初に紹介済みの隣町の個体群の場合、小ぶりな葉、薄紅の花に紅紫の条(筋)が入っていました。いづれも繊細な優雅さを感じさせますね。
エイザンスミレ
 花期が終わろうとする頃には、切れ込みが浅めで楓に似た印象の葉が展開してきます。可能なら、そんな姿も観察したいところです。

 単車で高速をしっかり走ろうとすると、少し大きいサイズの方が安心感がありますね。

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ヒゴスミレ
 やっと、ヒゴスミレの順番になりました(まさか、5月中旬まで掛かるとは!)。群馬で観察できるヒゴスミレは、端正な姿と綺麗な花色をしていますよね。東京周辺の個体群は白っぽい感じがして、阿蘇周辺の個体群は赤っぽい感じがします(笑)。
ヒゴスミレ
 でも、決して個体数は多くない印象で、この後に歩き回るエリアでも同様でした。なにしろ、3日間も掛かって葉は何度か見かけましたが、花は一度も見つけることができませんでした。まぁ、どちらにしても、一面に咲くような性質ではありませんね。
ヒゴスミレ
 暑くなりそうな日向が似合う細い葉と白い花は、どちらかというと木陰や湿地で咲く種が多いすみれの仲間では珍しい存在です。

 棚のすみれたちも、ほぼ咲き終わり、盛んに次の世代を生み出そうとしています。

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マルバスミレ
 マルバスミレって、おもしろいと思います。突然、現れたり、消えてしまったりしますよね。今回、感じたことは、花や葉の様子があっちの山とこっちの山で違うイメージを呈するってことです。場合によっては、山のこっち側と向こう側で違ったりします。
マルバスミレ
 特に、この日のマルバスミレは花が独特だと感じました。細身の花弁はどれもフリル装飾のように波打って、中心部が濃いめの黄色を帯びています。今回の旅では、多かれ少なかれ、毎日、マルバスミレを観察できたのですが、様子が少しずつ違いました。
マルバスミレ
 初日に観察したマルバスミレは、花冠全体が丸くて中心部がキリッとした印象の個体が多かったようです。更に細かいところを観察すると、初日の個体群は側弁が有毛でした。この日の個体群では、萼に少し毛がありますが、側弁は無毛でツルンとした花弁ですね。

 アンケートで「無職」を選択することに慣れてきたものの、意外に忙しいのは不思議です(笑)。

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エイザンスミレ
 ヒナスミレと同数程度に見られたすみれと言えばエイザンスミレでした。天気予報に反して小雨から曇天が多かったので、エイザンスミレの綺麗な薄紅色がうまく伝わりそうにありません。まぁ、自然が相手ですから仕方がありませんね。
エイザンスミレ
 標高や環境を変えながら、複数の場所で撮影しています。あちこちで見られたのがエイザンスミレだったという側面もあります。その結果、花弁の波打ち方や、葉の幅や形状が微妙に異なり、幾つかのグループがあることが分かりました。
エイザンスミレ
 観察地のエイザンスミレは横顔が可愛らしくて、その上、後方からの姿さえもいけてますね。不思議なことに、ここでは白っぽい花は見られませんでした。自生地によって、いろいろですが、それがおもしろいと思っています。

 「すみれ二人旅」編としていますが、1日だけ「一人旅」でした。自由に動くには少人数も良いのです。

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