花びらの「絞り」がなかなか魅力的ですね。紅色の花びらを持つハリマスミレ、俗称でベニバナハリマスミレと呼ばれているグループの一形質(変異)と理解しています。一方の親であるスミレには多くの変異が知られ、好んで栽培されています。これらを交配親にすることで、変化のあるハリマスミレが生み出されるということなのでしょう。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
今年の冬も、しばらくの間、展示会の様子をお届けすることにします。神奈川県の大船植物園で撮影させていただいたもので、第一弾はハリマスミレです。 |
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大阪で11月としては珍しい積雪がありました。暑い夏が終わったら寒い冬かと思うとシンドイですね。そんな季節に園芸コーナーですみれが並んでいました。この特徴のある葉から先島諸島産のすみれであることは一目瞭然!と思ったのですが、半分正解でヤエヤマヤクシマスミレという名で流通している人工交配種のようです。 |
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これが漏れていた理由は、何者かわからなくなってしまったからです(笑)。展示会場では、ご迷惑なので短時間で撮影しようとするため、記録の方がおろそかになってしまう訳です。 |
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この自生地で時間を要した最も大きな原因がコレです。これは?花はフモトスミレっぽいのですが、距が細長く、葉が幅広くて大きいという特徴を持っています。悩ましいところですが、フモトシハイスミレだろうと見ています。 |
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これは自宅で生まれた有稔の交雑種で「幾夜の夢」と名づけました。株数がかなり増えても、形質は比較的安定していると思っています。でも、この株はどこか妙ですね。あれれ、どうやら花びらが1枚多いようです。 |
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ちょっと気になって、ラベンダーフェアリーのポット苗を購入しました。琉球・南西諸島のすみれであるヤクシマスミレとアカネスミレの組み合わせによる整った姿の交雑種で、淡い紫の花色をラベンダーと表現したものでしょう。 |
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少し紅紫に色づいたベニバナヘイリンジスミレ(俗称)ですね。両親の持つバリエーションで生まれる妙味というところでしょうか。それから、身近なスミレとヒメスミレの交雑種ですから、やはり身近な存在ということになります。 |
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このような大量展示は珍しいので少し驚かされますが、直前まで小さなポットで育てた苗を寄せ植えしたものだと思います。現実として、鉢でこのように咲かせるのは難しいのではないでしょうか。 |
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さて、シチトウスミレとハマニオイタチツボスミレが咲く自生地では、こんな微妙なグループも数多く見られました。2枚構成の1枚目は、まぁ、シチトウスミレなのでしょうが、花色の濃さや中心部の白い抜け、それから花の形状にもニオイタチツボスミレの影響が見られるようです。 |
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