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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ウスゲスミレ
 この山にはタチツボスミレ、ニオイタチツボスミレに加えて、ナガバノタチツボスミレというタチツボスミレ類が見られます。
ウスゲスミレ
 実は、ニオイタチツボスミレとナガバノタチツボスミレは、花が良く似ている個体群が多く、近縁種だろうと言われているそうです。両種の姿が濃い一画で、稀に、両親とは少し雰囲気が異なる大きめの個体が生えており、交雑種であるウスゲスミレの可能性が高いと思われました。ただ、両種の花は元々似ていて、顕微鏡で花粉を観るなどの方法を用いないと、確信には至りません。この地のニオイタチツボスミレに赤斑はなく、あれば、ナガバノタチツボスミレの血脈を引くのでしょう。交雑種の葉の形状がどちらの親に似るかは状況次第です。
ウスゲスミレ
 タチツボスミレ類は交雑しやすいと言われます。おそらく、植物体が大きめの個体についてはウスゲスミレだろうと思われます。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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 すみれの展示会が開催されています。最近は東京で開催される展地会にしか顔を出せませんが、観察に出掛けるタイミングが合えば、会場で拝見させていただいていました。写真だけで知っているすみれたちを、実際に観察できる絶好の場です。
スワキクバスミレ(交雑種)
 ヒゴスミレとヒカゲスミレ(またはタカオスミレ)の自然交雑種です。花弁に薄紅色が出ている栽培品を見かけます。九州産のヒゴスミレを掛けているのかも知れません。良く似た雰囲気を持つスワスミレの方は、自然環境で何度か目にしており、交雑しやすい性質なのか、または、見た目で分かり易いのかも知れません。スワキクバスミレの方が葉の形状がきれいで、栽培には向いているように感じます。
 葉が茶褐色を呈している個体ばかり見かけます。名前の頭に「ハグロ」を付するのが正しいのでしょうが、長くなるのでご容赦を!

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フギレミヤマスミレ(交雑種)
 記録では17年前のことになるのですが、群馬県に戻って農家を営む「すみれ仲間」から、フギレミヤマスミレについて教えてもらったことがありました。ネット上のみで知る綺麗な自然交雑種でした。いつか、実際に観察してみたいものだと思っていたのです。
フギレミヤマスミレ(交雑種)
 それが山梨県でも見られるとの情報を得て、昨年、2年越しになりましたが、やっと花を観察することができたという小さな歴史があります。同じ組み合わせで、かつ、比較的近い自生地でも、花の色合いや葉の形態などに微妙な違いが出るものです。この日は、もう少し赤みが薄く、葉の切れ込みが緩めの個体も観察できました。それもこれも、ご当地の方の案内があってのことで、単独では困難だったでしょう。
フギレミヤマスミレ(交雑種)
 のんびり構えていたところ、もう3月になります。情報更新も思いのほか、進みませんでしたが、すみれの季節がやって来ます。

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カワギシスミレ(交雑種)
 関東圏でマキノスミレが咲くと聞けば出掛けていって、長い間、意識して探していたカワギシスミレですが、実は、ちっとも見つからなくて閉口していたのです。図鑑やサイトで眺めても楽しいものですが、性分として、実際に目で見ないと気が済まないようです。
カワギシスミレ(交雑種))
 花が見られるという具体的な話がもたらされた今春、すぐ、反応してしまいました。自生地に辿り着いて、その独特な長い菊葉の形と、その大きさに少し驚かされました。ふと、気付いたのですが、昨年、友人と出かけて探し出したスルガキクバスミレに雰囲気が似ています。片親が同じエイザンスミレなので、やはり、似てしまうのでしょう。ただ、葉が花の上に立ち上がる姿が、なるほど、マキノスミレ由来です。
カワギシスミレ(交雑種)
 自生地は開けた丘陵の上で、時刻は昼を過ぎたばかり。太陽が燦々と降り注ぎ、撮影向きとは言えずに四苦八苦した記憶です。

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キリガミネスミレ
 青紫と白のグラデーションがあった花の続編です。前述の通り、当初、キリガミネスミレだろうと思いながら撮影していたのですが、側弁の白い毛が剛毛なので違和感を感じたのです。なにしろ、この自生地では、スミレもシロスミレも余り毛深くありません。
キリガミネスミレ
 実は、この自生地の場合、葉にも特徴があり、一枚目の通り、葉身は細長く、寧ろ、「へら型」と呼んだ方が良さそうな個体ばかりでした。そんな両親から、丸まった披針形の葉を持つキリガミネスミレが生まれるものかとの疑問も生まれたのです。時間を掛け、それぞれの個体毎に花や葉、茎の細部を確認しまくり、二枚目と三枚目の右側については、キリガミネスミレの可能性ありとの推測に至りました。
キリガミネスミレ

 三枚目の右側はキリガミネスミレ、左側はコワシミズスミレ、そんな見方をしています。花も葉も、それぞれ異なっていますね。

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コワシミズスミレ
 初日の最後、もうホテルに向かおうと車を動かした後、少し戻って、見晴しが良さそうな丘に登ってみたのです。すぐに端正なシロスミレが現れて、次いで、濃い紫色のスミレが現れました。そして、その先で、この個体群に出逢うのです。
コワシミズスミレ
 青紫と白のグラデーションになった花を持つ個体は、腕を拡げた程の範囲に数個点在していました。実は、当初、キリガミネスミレだろうと思いながら撮影していたのです。20年近く前、この近郊でキリガミネスミレを観察しており、その風貌が良く似ていたからです。でも、これはコワシミズスミレの方かも知れません。側弁に長く白い毛が見えていて、これはサクラスミレ由来である可能性が高そうです。
コワシミズスミレ

コワシミズスミレ

 一応、周囲の草に紛れている葉の一部が写っています。確認してみましたが、細長い披針形で、少し波打っていました。

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フギレミヤマスミレ(交雑種)
 花色が少し青めのフギレミヤマスミレを撮影できた場所から、余り遠くない明るい環境で、花色が紅色に寄った大株のフギレミヤマスミレがみつかりました。個体数も多いようで、もう夢中になって撮影していたものです。
フギレミヤマスミレ(交雑種)
 花の形態はほぼ同じように見えますが、葉から受ける印象が少し荒々しく感じられます。葉が閉じ気味で平開しておらず、鋸歯のとんがりが鋭いのだろうと思います。こんな開花状態の個体群と巡り逢うのは、もう「運」と語るしかないでしょうね。前後一日程度が許容範囲だろうと思われ、天候や太陽の位置、つまり、時間帯にも影響されます。基本的に野草との出逢いは「一期一会」に違いありません。
フギレミヤマスミレ(交雑種)

 今年は、カメラ設定として被写界深度を深めにして、説明口調の画像が多かったのですが、この時は少し浅めにしてみました。

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フギレミヤマスミレ(交雑種)
 この日の主役が、ミヤマスミレだったかも知れないと説明していました。それは、昨年、一面に葉を観察できたフギレミヤマスミレに、再開することができたためです。今年は、しっかり花も咲いていて、それも、出逢いは2ヶ所と言って良いでしょう。
フギレミヤマスミレ(交雑種)
 この花と葉を見れば納得できてしまいますが、ミヤマスミレとエイザンスミレの自然交雑種です。花は、ミヤマスミレっぽい面を多く持っています。一方、葉の方は、観察できる機会が多いと言われるオクタマスミレに良く似た姿だと思います。注目は、スマートフォンでざっくりと撮影してしまった3枚目の粗い画像です。左にフギレミヤマスミレ、右と中央にミヤマヒナスミレが写り込んでいますね。
フギレミヤマスミレ(交雑種)

 いつも、しっかり観察しようと心がけてはいますが、「少し違う?!」と感じつつ、ミヤマヒナスミレの存在認識は不十分でした。

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ミヤマヒナスミレ(俗称、交雑種)
 少し大柄なミヤマスミレでしょうか。でも、葉を見ると、所謂「披針形」というヤツで、先端が尖っています。お話を聞くところによると、ミヤマスミレとヒナスミレの自然交雑種と見ているそうで、なるほど、見事に両方の特徴が出ていますね。
ミヤマヒナスミレ(俗称、交雑種)
 ミヤマヒナスミレ(俗称、交雑種)と呼んでいるとのことなので、分かり易いですから、それに倣うことにしました。自生地は土壌水分が多いのに、陽光が遮られて暗いということはない環境で、周辺にはたくさんのミヤマスミレが同居しています。個体によってはミヤマスミレと似ており、当初、戸惑いもありましたが、早々に、花冠の大きさや形、葉の形態、そして花弁の色合いで見分ける術が身に付きました。
ミヤマヒナスミレ(俗称、交雑種)

 この地の場合、花弁の裏面に紫色の筋が、まるで葉脈のように浮き上がっていて、判別を手伝ってくれました。

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カワギシスミレ(交雑種)
 関東圏にも、シハイスミレとマキノスミレの中間的な個体群を、それなりの頻度で観察できます。また、エイザンスミレも自生数が多い方であり、その交雑種であるフギレシハイスミレやカワギシスミレとの出逢いは、早めに実現するだろうと思っていました。
カワギシスミレ(交雑種)
 ところが、なかなか実現することはなく、よく観察記録がある自生地を訪ねていたものです。そこに「咲き始めた」との情報がもたらされ、勢いで出掛けてみました。辿り着いた林下では、独特の葉がまとまって立ち上がっていました。周辺を探すと、若干、離れた位置にも見られ、少しずつ増えているとのことでした。多くの観察記録と生え方が良く似ています。ある方は「不完全稔性」を疑っているそうです。
カワギシスミレ(交雑種)
カワギシスミレ(交雑種)

 これまでに得た情報では「稔性はない」とのことでしたが、地下茎で増えているようにも見えません。

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