スミレの交雑種が続きますが、スミレとヒメスミレの自然交雑種であるヘイリンジスミレも展示されていました。交雑親はともに個体数が多くて好きな自生環境が似ているので、必然的に出逢いやすいと思います。もちろん、比較的に・・・という話です。それから、距の様子などから見分けやすいので、やはり、必然的に観察例が多くなるということかも知れませんね。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
スミレとフモトスミレのハイブリッドであるコマガタケスミレが展示されていました。自然交雑種ですが、残念ながら、まだ山野で認識したことがありません。もしかしたら、目に入っていても気づいていない可能性がありますよね。フモトスミレは変異の幅がありますから、少し雰囲気が異なる個体はよく見掛けます。この植栽品は端正な姿をしていますが、もっとボンヤリした印象を与える個体の方が多いようです。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
毎年展示されているスミレとツクシスミレの異節間交雑種であるカスガスミレの大きな鉢です。なかなか魅力的なハイブリッドだと思っています。これまでに拝見した限り、花の付きがとても良さそう。加えて綺麗な色の葉が密に展開する姿は観賞価値が高いのではないでしょうか。発現型が安定しているのは良いことでしょうが、花の中央部にツクシスミレのような象牙色がにじみ出る型があれば、更におもしろそうですね。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
花びらの「絞り」がなかなか魅力的ですね。紅色の花びらを持つハリマスミレ、俗称でベニバナハリマスミレと呼ばれているグループの一形質(変異)と理解しています。一方の親であるスミレには多くの変異が知られ、好んで栽培されています。これらを交配親にすることで、変化のあるハリマスミレが生み出されるということなのでしょう。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
今年の冬も、しばらくの間、展示会の様子をお届けすることにします。神奈川県の大船植物園で撮影させていただいたもので、第一弾はハリマスミレです。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
大阪で11月としては珍しい積雪がありました。暑い夏が終わったら寒い冬かと思うとシンドイですね。そんな季節に園芸コーナーですみれが並んでいました。この特徴のある葉から先島諸島産のすみれであることは一目瞭然!と思ったのですが、半分正解でヤエヤマヤクシマスミレという名で流通している人工交配種のようです。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
これが漏れていた理由は、何者かわからなくなってしまったからです(笑)。展示会場では、ご迷惑なので短時間で撮影しようとするため、記録の方がおろそかになってしまう訳です。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
この自生地で時間を要した最も大きな原因がコレです。これは?花はフモトスミレっぽいのですが、距が細長く、葉が幅広くて大きいという特徴を持っています。悩ましいところですが、フモトシハイスミレだろうと見ています。 |
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これは自宅で生まれた有稔の交雑種で「幾夜の夢」と名づけました。株数がかなり増えても、形質は比較的安定していると思っています。でも、この株はどこか妙ですね。あれれ、どうやら花びらが1枚多いようです。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
ちょっと気になって、ラベンダーフェアリーのポット苗を購入しました。琉球・南西諸島のすみれであるヤクシマスミレとアカネスミレの組み合わせによる整った姿の交雑種で、淡い紫の花色をラベンダーと表現したものでしょう。 |
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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック