忍者ブログ
趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
<< 2025 / 04 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11]
 兵庫を訪ねた話が未完のままです(汗;)。しばらく、西日本に出向けなかったのでナガバノタチツボスミレも「(久しぶりに)出逢いたいすみれたち」になっていましたが、レンタカーを降りて歩き出し、最初に出逢ったすみれがナガバノタチツボスミレでした。
ナガバノタチツボスミレ
 個体数が多いことにビックリしました。動き回った範囲では最も多い普遍種であることは間違いなく、タチツボスミレの数はシハイスミレ、ニョイスミレやヒメアギスミレの次ぐらいになります。あれっ、スミレやヒメスミレの方が多かったかも知れません。
ナガバノタチツボスミレ
 ただ、九州や四国で観察してきた個体群に比べると小ぶりで、草丈が余り大きくならないままで花を咲かせていました。無茎種かと見間違うような個体も少なくない状況に驚いていましたが、興味が激減して行くのに、それほどの時間を要しませんでした(笑)。
ナガバノタチツボスミレ

 勢いで兵庫まで出掛けた話は、一応締めますが、少し番外編を想定しています(いつになるかな~)。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
PR
マルバスミレ

 撮影地は、ちょっと独特な姿のすみれたちが多いという楽しいエリアです。関東甲信越でマルバスミレは特に珍しい部類ではないのですが、まぁるい花弁がとても愛嬌たっぷりで、なんだか、かわいらしい印象がありますね。

マルバスミレ

 それから、多くの花たちが同じように正面を向いていて、森の妖精たちか、蕗の下の人(コロボックル)たちがワイワイと楽しそうに遊んでいる姿を思い浮かべてしまいました。実は、昔からコロボックルが大好きなのです(笑)。

マルバスミレ

 一方でキリっとした印象も持っているようです。花茎の赤みが強く、雄しべの付属体(鱗片)の橙色も濃いめだからかも知れませんね。


 グループ観察は1日でしたが、通算3泊4日の旅でした。すみれたちを紹介するには日数が掛かりそうです。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヒカゲスミレ

 久しぶりにグループですみれを探索する旅に出掛けていました。皆さんは日帰りでしたが、たまたま、昨年諦めた古い友人と出掛ける計画と時期も場所も近くて、つい、これを繋げて一つの旅にしてしまおうと思い立つのは、すみれ好きのなせる技でしょうか(笑)。

ヒカゲスミレ

 なんと、出発して最初がこのヒカゲスミレの大きな群落でした。こんな群落は長野県で前世紀に出逢って以来の出来事です。何気ない林下で一面を覆うように緑色の葉が拡がって、白い花が咲いていたのです。自生地は太陽光がしっかり届いている疎林ですね。前世紀は野原でした。決して、日蔭ではないなぁと訝しく感じたものです。ヒトが勝手に命名した訳であって、ヒカゲスミレに罪はありませんよね。

ヒカゲスミレ

 近隣地には葉が褐色をした変異も多いのですが、撮影地の個体群は、葉も花もタイプロカリティである函館の個体群に良く似ています。


 楽しい旅でした。ここを良く知る案内人たちの説明や逸話などもおもしろいと思いましたね。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
シハイスミレ(葉黒型)

 今回の「出逢いたいすみれたち」は、関西で多く見られるというハグロシハイスミレ(俗称)でした。実際に目で見たかったのです。ただ、土地勘もなく、断片的な情報の糸を紡いで、実際の個体群に出逢った時、既に移動を始めて4時間半を経過していました。

シハイスミレ(葉黒型)

 半分偶然のような状況で、無理に駐車した小さなスペースが大きな結果に繋がりました。具体情報は控えますが、「ここだ!」と確信して、機材を持って歩き始めて30分。平坦な道から山道に曲がり混んだ「そこ」にシハイスミレが咲いていました。

シハイスミレ(葉黒型)

 この写真の個体群は、葉に光沢があって、茶褐色に近い濃い緑色を呈しています。当然ながら、裏面は赤紫色ですね。実は、最初に発見したシハイスミレの葉は普通の緑色でした。明日以降に紹介するつもりですが、その真横に、目立たない茶褐色の葉が立ち上がっていたのです。


 幾つか目的地を設定していました。一つ目は諦め、二つ目にはなかなか辿り着けず、道路を覚えるぐらい走り回りました。^^

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アリアケスミレ

 長く遠出を抑えてきましたが、今年は出歩いています(笑)。効率良く行動することは至難ですが、できるだけ「出逢いたいすみれたち」と「出掛けたい地域」を絞って楽しく動きたいと思います。今回は、以前から情報収集していた兵庫をめざしました。ぎりぎりまで現地の天候を確認していて、仮の予定より1日早く出掛けるというアクロバット的なスケジュールで、ドタバタッと巡ってきました。

アリアケスミレ

 まず「出逢いたいすみれたち」ですが、いきなり現れたのは、想定していなかったアリアケスミレでした。対向車とすれ違うことが不可能な道を延々走って、レンゲが咲く畑の横を歩いていて見つけました。白くて立派なイメージのアリアケスミレですよね。

アリアケスミレ

 ところが、この旅の間、この付近だけでなく、他の場所でも、こんな感じのアリアケスミレに出逢うことはありませんでした。


 千葉から兵庫、その足でこの地に立っている、他には誰も居ないでしょうね。そんな目立たない場所です。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アリアケスミレ

 おや、アリアケスミレが見つかりました。このすみれって、あるところにはいっぱいあるようですが、近隣では滅多にお目にかかれません。

アリアケスミレ

 この種は表情に変化が多く、例えば、ここの個体群は全体におとなしい印象です。花の色合いも涼やかとても表現すべきでしょうか。一方、薄紅色の明るいほっぺたを持っているような花もあります。今、庭に咲いていますので、雨が止んだら、撮影しようかと思っています。

アリアケスミレ

 野山にすみれ散策に出掛けた際、アリアケスミレを目にすることができた年は、ラッキーだなぁと感じるのです(笑)。単純でいいですね。ご自宅のそばで普通に咲きますとおっしゃる方には不思議でしょうが、個人的な「お気に入り」とご理解くださいませ。


 この季節の雨には気を揉みます。山道は歩きにくい、写真はうまく取れない、そして翌日もダメになります。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
エイザンスミレ

 1週間前に出掛けた高尾の話をもう一つだけ。この日、相当歩いた時点で、ふと、エイザンスミレがなかなか現れないことに気づきました。見かけたのは独特で小さな葉が1本という状況に、既に観察情報があったはず?!と思いながら、見逃さないように気をつけていました。

エイザンスミレ

 やっと、花を見ることができたのは、もう帰路を意識して下り始めた頃でした。エイザンスミレって、遅咲きの部類でしたっけ。いやいや、昨年は普通に見かけました。その際に歩いたルートと、今年のルートはそれなりに重複しているのに不思議でなりません。

エイザンスミレ

 出逢った個体群は、少しおとなしい素朴系の花を持つものばかりでしたが、それでも、今年も観察できたことを喜ぶことにしましょう。

エイザンスミレ

 昨年、泣く泣くキャンセルした群馬に再チャレンジです。一方、ほぼ同じエリアへのお誘いがありました。^^

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヒナスミレ

 東京の端っこに位置する高尾山は、比較的早めにすみれたちが咲き出すことが多い環境です。それでも今年は開花が遅れていました。4月に訪れたも関わらず、比較的早咲きとされるヒナスミレがいっぱい咲いていて、とても妙な気分にさせられました(笑)。

ヒナスミレ

 改めて過去の開花記録を調べてみると、温暖化の影響なのか、前世紀より相対的に早くなっている傾向はありそうですが、本来、この時期の開花で「普通」の範疇なのかも知れません。一方、実感として驚いているのは株数です。こんなに多かったかなぁ・・・。

ヒナスミレ

 花の色や形状に見られる変化を楽しめました。多くは楚々とした細めの花弁ですが、フリル風に波打つ大柄の花は「キュート感」高めです。

ヒナスミレ

 二昔前の記憶には、オクタマスミレやナガバノアケボノスミレが登場しますが、最近は見かけません。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ナガバノスミレサイシン

 やっと訪れた「すみれの季節」ですが、なかなか遠出ができないまま、4月になってしまいました。今日、やっと高尾山に出向きましたが、遠出と言っても隣の東京都です(笑)。ただ、それでも所要時間は片道2時間を越えますので、イメージ程に気軽ではありません。

ナガバノスミレサイシン

 高尾山では、自生数が多いナガバノスミレサイシンが一番目立っていましたね。今回の歩行ルートに関しては、タチツボスミレより多かったかも知れません。そして、その次の多かった種は、なんと、ヒナスミレでした。昔から、こうだったかなぁと不思議に思っています。

ナガバノスミレサイシン

 実は、昨年もコロナウイルス感染の波の狭間に高尾訪問ができたのですが、ナガバノスミレサイシンなどに白っぽい花が多くて驚きました。さて、今年の様子ですが、淡い色合いながら、元来の青紫色の方が多かったようです。

ナガバノスミレサイシン

 お気に入りで、よく通ったルートが閉鎖されており、思うように移動できません。崩壊しちゃったのでしょうか。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アカネスミレ

 不安定な天候が続き、なかなか遠くまでは出掛けられない昨今、それならば!と市を一つ越え、とある林までやって来ました。すると、濃い花色のアカネスミレが路傍でニッコリしていました(笑)。後方に見えている薄紫色の花はタチツボスミレです。
 ここは高低差が少なくて広い土地に残された林です。樹高が高めの林で軽く半日陰になりますので、草本たちには良い環境かも知れません。
 ただ、曇天の半日陰でもあり、赤紫系の花色ですと、デジタルカメラではうまく再現されないことが多いそうで、肉眼で見た花色に近づけるよう、できる範囲で色合い調整をしてみました。タチツボスミレの淡い色とは対照的な濃さですよね。出掛けて良かったです。


 関東に住んでおり、なんとか高尾~奥多摩エリアを訪ねたいものですが、片道最低2時間では慎重になってしまいます。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
最新コメント
[01/01 アッキーマッキー]
[05/26 ぐーちゃん]
[05/25 ぐーちゃん]
[05/10 ぐーちゃん]
[03/21 KLX]
最新トラックバック
ブログ内検索
プロフィール
HN:
NYAN
性別:
男性
自己紹介:

すみれ大好き人間やってます

忍者あど
登録サイト
カウンター&アクセス解析


忍者ブログ [PR]