趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
ある日、リベンジのお誘いがありました。昨年のすみれ散策の際、その場でチシマウスバスミレに気付かなかったのです。ちょっと不思議に感じて撮影していた画像を後で見て判明、観察は不十分だったという主旨ですね。これは乗るしかありません。

一番手はウスバスミレの方です。チシマウスバスミレとの比較で語られることが多いようですが、実態として、自生環境が異なりますので、混在する個体群を見分けるという話にはなりません。ウスバスミレは土壌水分が多くて苔だらけの林下で散見されます。今回、開花株は少なめだったのですが、葉の深く湾入する基部と鋸歯の様子を観察できました。鋸歯は特徴的ながら、重なるという程ではありませんね。
目的地はもう一歩で新潟。千葉を朝5時前に出発、新幹線日帰りパターンです。更に長距離の運転いただき、お疲れ様でした
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今春購入したポット苗の一つで、ヤクシマリュウキュウスミレという名前で陳列されていました。ヤクシマスミレとリュウキュウシロスミレという組み合わせの交配種と説明されていたもので、とても魅力的な花が咲き、個人的にはお気に入りの逸品です。

来春も咲いて欲しいとの思いで見ていましたが、ある日、秕(しいな)にしては大きいな!と鉢を持ち上げてみると、果実に厚みが感じられます。あれれっ、球体をしているじゃないですか。もう一つ、平べったい果実もあり、既に割れていて、覗き込むと種子が詰まっていました。不完全稔性があったのですね。もう気温が高めの環境ですが、取り播きに挑むことにしました。うまくいくでしょうか。
今年は季節の流れが独特で、少し忙しいこともあり、遠出の計画を進められないまま、6月を迎えてしまいました。
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今春も、ホームセンターなどを巡って、幾つかのポット苗を購入しました。その一つ、アリアケノジスミレです。アリアケヒメスミレなら、栽培品を観察したことも、自然交雑種らしき姿を見かけたこともありましたが、アリアケノジスミレは初見でした。

この個体を眺めている時、存外、距が目立つことに気づき、ヒメスミレの距を連想してしまいました。もしや、何らかのハンドリングミスでアリアケヒメスミレが混入してしまったのではないか!と訝ったものでした。その一方で、花茎や葉に白い微毛が目立っており、この特徴は、アリアケスミレにもヒメスミレにも見られません。ノジスミレならば、この微毛については理解できます。
余り、ノジスミレの特徴が表に出ていない様子ですから、この交雑種を野山で見かけても同定できるような気がしません。^^
流通している個体群は、交配・選別系統だろうと推測しますが、この組み合わせですから、自然交雑種に分類しておきます。
余り、ノジスミレの特徴が表に出ていない様子ですから、この交雑種を野山で見かけても同定できるような気がしません。^^
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交配はしていませんが、稀に、自主的交雑種が現れます。短期間なら維持できるのですが、不完全でも稔性があると助かります。
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来週、5回目のCOVID-19ワクチン接種を受ける予定です。最近はニュースになりませんが、それは良いことなのでしょうね。
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寂しいことに、もう、来年のことを考え始めました。すみれ旅は「旅仕舞」かなぁ。まだ、行けそうな気もしますけれど。
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少し困って、後日、「これ、何ですかね?」と相談してしまった個体の話です。撮影者は、自生地で近くに咲いていたヒメスミレサイシンの白花変種だろうと理解していたのですが、同様に近くで咲いていたアケボノスミレの白花変種という意見がありました。

同じ自生地に咲く同じスミレサイシン類ですから、こんなことが起こります。花が完全に開花していたら、もう少し分かりやすかったのかも知れませんね。自分の第一印象はヒメスミレサイシンでしたが、先ず、画像をめいっぱい拡大して眺め回した訳です。

当地のアケボノスミレは側弁有毛型です。この白花変種は無毛にも見えますが、開花が不完全なので確認しきれません。どアップで見ると、葉裏面の白い微毛の密度が違うと言えば違いますが、決定打に欠けますね。鋸歯の様子はヒメスミレサイシンに近そうです。

アケボノスミレが持つ花弁の地肌のソフト感は、距や萼の形は・・・。現場で詳細な観察が不可欠なパターンでしたね(反省)。
引率いただいた地元の方が追跡調査していただけるとのこと。修正する可能性ありです。時々、感じる「旅行者の限界」ですね。
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6月が目前です。観察から時間が経過して、出逢い報告という感覚ではなくなりつつありますが、しっかり記録しようと思います。
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明るい法面にゲンジスミレが咲いていました。この種は花や葉の色合いがおとなしいところがあって、陽光が当たると、更に目立たなくなる傾向があります。今回、傘を使っておらず、現場でカメラのマイナス補正と、撮影後に少し補正(ガンマ補正)をしています。

自生地で初めてゲンジスミレを観察できたのは、やはり、山梨県でした。その後、ありがたいことに山梨県内各地で観察できています。

ところで、イヨスミレとゲンジスミレですが、日本列島に入って来たルートが異なり、前者は朝鮮半島系ルート、後者は満州系ルートという説がありました。育てると性質も違うという意見もあります。一方、山形大学の研究者が遺伝子比較をしたところ、違いが見つからなかったという情報があったそうです。なかなか一筋縄ではいかない様子ですが、大きな違いではないということですね。

ゲンジスミレの国内分布を見ると、改めて、極端な「隔離分布」だよねって感じます。どうして、こんなことになるのでしょう。
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子供達が小さい頃、服や鞄がすぐ体に合わなくなるので「お下がり」という習慣がありました。今は「お上がり」が回ってきます。^^
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