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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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アケボノスミレ
 ありがたいことに、今年もアケボノスミレと出逢うことができました。どこの自生地でも個体数は多くありませんが、この花の特別感には、いつもグっとくるものがあります。花期の葉は、地面から出てきたばかりか、丸まっていて余り主張しません。
アケボノスミレ
 花冠は極めて大きく、独特な地肌を持つ薄紅の花弁が特徴です。この地肌が醸し出すソフト感というのでしょうか、浮き上がるような厚みが唯一無二の存在感を与えていると感じます。言葉でもカメラの画像でも、うまく伝えきれませんが、実際の花をじっくり観察してくれたなら、微妙なソフト感を分かってもらえると思います。あれっと思ったのですが、この地の個体群には、側弁に白い毛があります。
アケボノスミレ

観察できたすみれを、一種一種、整理しながら更新しています。ただ、時間ばかりが掛かりますね。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


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サクラスミレ
 この林道では、ところどころで、サクラスミレも見ることができました。代表的な高原のすみれですよね。実は、今回の散策で観察できると想像していなかったので、驚きつつ、喜々として撮影していました。
サクラスミレ
 いつも説明をしていますが、このすみれの花弁はデジタルカメラ泣かせの色です。別のカメラ、例えば、スマートフォンで撮影した画像と、メインのデジタルカメラ画像とでは、いつも、まるで色合いが違っています。カメラを買い換えても状況は変わりませんでした。毎回、記憶を頼りに調整しています。さて、この標高では複数種の桜も咲いていますので、「サクラ」と話すだけでは通じませんでした(笑)。
サクラスミレ

葉が赤茶色のヤマザクラや花が白いオオシマザクラ系が咲き残り、マメザクラが満開!富士山が大きく見える場所です。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


ヒメスミレサイシン
 もう20年前の話ですが、すみれ仲間と連れだって出掛け、ヒメスミレサイシンを見つけてもらいました。再度、しっかり観察したいと思いながら、なかなか実現できずにいたのです。当時の同行者との昔話から、なんと、自生地を案内していただけることになりました。
ヒメスミレサイシン
 所々、二輪で走ったかすかな記憶があるのですが、ここまで入り込んだことはなかったと思います。気持ち良く晴れた林道沿いでは、多彩なすみれたちと出逢うことができました。今年は少ないと語るヒメスミレサイシンですが、いえいえ、これだけ見せていただければ大感激です。スミレサイシンの仲間にしては、明るい林縁を好む得意な性質なのでしょうか。往復7時間を掛けた甲斐がありました。
ヒメスミレサイシン

長崎や群馬の話が終わっていない状況で、山梨の話が続き、来週は岩手へ出掛けます。終わる頃は、もう夏ですね。

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<参考> 用途別に!


 すみれ好きでも、そうそう出逢う訳ではなさそうなオカスミレに、今春、二度も出逢ってしまいました。先に出逢ったのは、初めて出向いた自生地、次に出逢ったのは、久しぶりに見かけることになった高尾山です。16年ぶりに撮影できたことになります。
オカスミレ
 花の色合いは確かにアカネスミレですが、細弁なので、一見、何だろうと覗き込んでしまいました。その細い側弁には、長い白毛がいっぱい生えていますが、ルーペを取り出して観察したところ、葉にも茎にも萼にも全く毛がありません。16年前の観察地と100mも離れていない場所です。「久しぶりだねぇ!」と声を掛けたくなりました。当時、近辺で観察できたシロバナツクシコスミレの方は見つかりません。

 明後日から、しばらく旅に出ます。天候と飛行機の乗り方が心配!時々、乗る手順が変わるんですよね。

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<参考> 用途別に!


 昨年、ど~んと紹介したかったのに、ついつい、おとなしく紹介してしまった関西のシハイスミレです。今回は思い切りノートリミングで、ど~んといきますね(笑)。記録では焦点距離50mmだそうで、6000 x 4000pixel を 600 x 400pixel に縮小しただけです。
 ちょうど良い具合に咲いた三つ子のような花が、心なしか優雅に咲いていました。初めて訪れた自生地をぐるぐると走り回って、やっと辿り着いた山道です。新幹線とレンタカーでやって来て、ほぼ「勘」を便りに夕方まで掛かって見つけ出したという流れでした。
シハイスミレ(葉黒型)
 多かったのは葉黒型ですが、艶々した金属的な光沢を持つ葉があった隣には、緑色の葉があり、中間色もありでした。また、マキノスミレのように立ち上がる半ば狭葉型まであり、興味が尽きません。別の機会に京都あたりまで足を伸ばしてみたいと思っています。

 できるだけ広域を旅してきましたが、たまたま、福島、岡山、香川などの手薄な地域が生じています。がんばろうっと。

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<参考> 用途別に!


 例年、花の少ない時期には、昔の写真ストックや展示会で撮影させていただいたすみれたちの様子などを振り返っています。
ミドリタチツボスミレ
 昨春の展示会にミドリタチツボスミレが出品されていました。山野で稀に見かける珍品の部類かも知れません。展示会への出展自体、極めて珍しいと認識しています。葉化はウィルスによる奇形、受取り方によっては病気として、概して良い印象を与えなかったのでしょう。
 植物病原細菌ファイトプラズマの研究が重ねられていましたが、花形成タンパク質に影響を及ぼして、花形成プロセスを阻害してしまう原因遺伝子ファイロジェンが発見されています。でも、興味深いことに、この発見は「緑色の花」という付加価値を与える技術、新たな園芸品種を開発できる要素と捉えられています。ポインセチアの草丈を抑える技術も同様で、どうも「奇」とか「病」という言葉は紙一重ですね。

 根などの器官から吸収されるホルモンも様々は影響を与えます。キッカケが何か?という問題でしょうか。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
 今年は、それなりに出かけることができて本当に良かったと思っています。2年、我慢しましたからねぇ(笑)。状況が許せば・・・、ですが、来シーズンはもっと出掛けたいと思っています。プランは数多くありますが、どれだけ実現できるでしょうか。
コミヤマスミレ
 まだまだ見たいすみれ、出掛けたい場所があります。このコミヤマスミレが咲く場所にも、やっと出掛けることができました。四国や九州でコミヤマスミレを観察して、それまでに持っていたイメージが吹き飛んでしまったのがキッカケです。必ずしも、暗所を選んで咲く訳ではないことを、もっと自生地観察を重ねることによって確認しようと考えていました。
 単車で高速を走って辿り着き、白い花が開けた苔の絨毯に守られるように咲く姿を見た時は、もう嬉しくなってしまいました。

 時流に乗り遅れ・・・ですが、やっと「トップガン マーヴェリック」を観に行く予定です(映画館では35年ぶり!)。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
シロスミレ
 トヨコロスミレを求めて北海道へ出掛けた話はアップ済ですが、母種であるシロスミレの方をないがしろにしてしまいましたね。自生地は、ご覧の通り、ハマナスやスズランなどがゴチャゴチャと見られる原生花園で、ポツンポツンと散乱するように咲いています。
シロスミレ
 観察した限りの話ですが、母種であるシロスミレと白化変種であるトヨコロスミレは、おもしろいことに混在していて、数的にはほぼ半々というイメージでした。それにしても、白菫の白化変種って、それは「有り」なのでしょうが、奇抜奇妙な印象もありますよね。
シロスミレ
 例えば、花の大きさが違うとか、葉が長めだとか、どこかに微妙な違いがあるのではないかという期待に反して、青紫系の色素がないという遺伝的ポイント以外の違いは見い出せませんでした。花粉交換があっても、どちらかの形質が二択で発現するのでしょうか。

 弟だけを紹介して、兄を忘れていたような感じですね。まぁ、遠目には似たようなものですが。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ミヤマスミレ
 余り高い山で出かけていなかったのでしょうね。ミヤマスミレに出逢ったのは久しぶりです。正確には、フイリミヤマスミレの葉を北海道でたくさん見ました。ただ、残念なことに、開花株を見つけ出すことはできなかったのです。
ミヤマスミレ
 実は北海道でも、ここ長野でも共通することがありました。葉っぱがギュッと詰まったように密集している場所があり、そのような環境ではほとんど開花株を見ることができないのです。
ミヤマスミレ
 既に開花した後、もしくは、これから開花するという可能性もあります。株元をこまめに確認して、花芽や花が咲いた痕跡を探しましたが、結局、見つかりませんでした。今年は咲きそうにありません。では、いつなら咲くのでしょうか!?

 屋根と壁を修繕することになり、足場設置のために栽培棚を整理・調整中(暑い)。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
 軽い登りだった山道が少し下りに変わった先に、ぽっかり開けた湿原が見えていました。あ、きっと、あそこにが生えているのではないかと期待が高まります。尾瀬を彷彿とさせる木道の先で、やはり、先達メンバーがカメラを構えていました。
オオバタチツボスミレ
 まだ、咲き始めたばかりと思われるオオバタチツボスミレの新鮮な花たちが目に入りました。おもしろいことに、花弁の色合いに少し濃淡があります。時間経過で色褪せたという雰囲気ではなさそうに感じましたが、まぁ、これは分かりませんね。
 葉が地面を覆う面積に比べて、花の数はまだ少なくて、彼らのシーズンはこれからのようです。久しぶりの再開でした。

 少し先の分岐で引き返します。時間に余裕がありそうなので動画も撮影できました。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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