趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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神奈川の展示会について、沖縄のオリヅルスミレにトリを飾ってもらうことにします。実は3月に緊急登場していますが、改めて持ってきました。展示の都合で、遠くからの撮影になりましたので、皆、似たような写真になっています。
野生絶滅に分類され、ニホンオオカミやトキと同じ状態で有名になってしまいましたが、それだけでなく、ストロンをシュッと伸ばす苺のような性質があり、二重に珍しいすみれですね。絶滅後に新たな自生地が見つかったと耳にして驚き、後日談として、見つかったのは少し違う兄弟分だったと知って、再度驚かされた記憶があります。テリハオリヅルスミレとして環境省のレッドデータブックに登場していますが、未だに学名はありません。口がきければ「我が輩も鶴である」と語ったかも知れません。
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沖縄のすみれでは既にアマミスミレが登場していますが、今回はイリオモテスミレです。ヤエヤマスミレの品種で、葉の形状が心形である点以外は母種と明確な相違はないと言われます。自生状態を見ていないので難しいところですが、植栽の個体をじっくり観察させていただいた限り、確かに葉の形状は少し違うようです。
イリオモテスミレはヤエヤマスミレと混在しているのだそうです。連続した変化として敢えて分ける必要がないという声が上がりそうですね。ヤエヤマスミレの方は自生地で見ているのですが、全体の印象と葉の模様に関する限り、さほどの違いはありません。ただ、花の方では唇弁の様子が微妙に違うと感じますが、なにしろ、鉢植えですからね。やはり自生状態で観察しないと判然としないところです。
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展示札の情報を記録して来なかったのですが、これは明らかにヒトツバエゾスミレですね。とても可愛らしい逸品だと思います。
古い資料では、北関東の一部にだけ自生するエイザンスミレの変種と説明されていたと思いますが、現在では長野県北部や四国(愛媛県、徳島県)でも自生が確認されています。自生品は一昔前に、その北関東で目にすることができたのですが、雨降りの団体行動であったことから、しっかり観察する余裕がありませんでした。葉は単純な単葉だけでなく、多彩な変化があるそうですので、もう一度出逢って、ゆっくり観察したいものだと思っています。
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唇弁に入る赤味の強い紫条が自慢げに見えるアマミスミレがたくさんの花茎を上げていました。とても小さい花を持つグループのすみれですが、花の訴求力というか、印象が鮮明で魅惑的ですね。
鹿児島県の奄美大島だけに自生するという情報が発信されることもありますが、沖縄本島の北側、つまり、やんばるの森にもひっそりと自生しているようです。どちらも個体数が減少しており、絶滅が懸念される種になってしまいましたが、適した環境では苔のように一面に株を拡げる性質のすみれですね。できるだけ早い時期に逢いに行きたいところなのですが・・・。
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今回登場したのは、植物全体としてもユニークな存在であるコモロスミレです。ご覧の通りの重弁咲き、いわゆる八重咲きになるスミレの品種ですね。通常、花は紫色ですが、園芸品種として白花系(濃い紫条が入る)や赤花系(全体に赤味が強い)も流通しているようです。
ユニークというのは、スミレ属のような左右相称花で重弁となる例は余り多くないという点で、加えて、それでも種子繁殖できるという特徴が2点目になります。一般に重弁咲きは雄しべや雌しべが花弁化して起きる現象ですから、同時に生殖機能を失ってしまうのが普通です。ここで、スミレは閉鎖花で純系の種子を作る性質があることを思い出して下さい。閉鎖花による自家繁殖においては花弁化云々は無意味なのですね。
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かなり中途半端な写真で申し訳ないのですが、太い距を持って黄緑色を帯びた白い花、柔らかい微毛を帯びた茶褐色の葉となるとタカオスミレ言いたいところです。実は、じっくり見ないと分かり難いのですが、葉の形が瓢箪か鉾(矛)に似ているアソヒカゲスミレです。
阿蘇近辺の限られた地域で限定的に見られる変種というのが一般認識ですが、「原色日本のスミレ」の浜栄助氏は1976年に「アソヒカゲスミレ広島県に産す」というリポートを発表しています。そして、その場所ですが、どうやら昨年の春にタカオスミレに出逢ったエリアのようです。知っていれば、もう少し丹念に探すところでした。事前調査はとても大事だということですね。
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今年、最もワクワクさせてくれたすみれはツクシスミレだったのかなぁと思っています。なんとか自生地を探し出そうと準備段階では四苦八苦しましたが、結果的には運良く出逢うことができました。実は展示会でじっくりと、植物園でもたっぷりと観察できると調査済みでしたので、自生地では咲いていれば良いとばかり、見つからなければ6拠点を巡るつもりだったのです。
驚かれてしまうかも知れませんが、既に来年の予定を組み始めています。日本は東西に細長い国とは言え、個々のすみれの花期は限られていますので、直近の気候によって出発を若干前後させるゆとりを持とうとすると、スケジューリング作業はなかなか難しいのです。
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ハイブリッドの話が続きましたので、お口直しになるか分かりませんが、変種の品種を持ってきました。ややこしさは五十歩百歩かも知れませんが、端正なマスクに免じて、ご容赦下さい。これはエイザンスミレの変種であるヒトツバエゾスミレの品種で、ナルカミスミと呼ばれています。残念ながら、撮影角度の関係で葉の様子が良く分かりませんが、母種が持つ独特の葉が単葉化して普通のシェイプに戻ってしまったような姿です。ただ、実際には不規則な切れ込みが入ったり、大きく3裂したり、アソヒカゲスミレ風な形状になったりと甚だ多彩です。
さて、問題は花の色ですが、写真の個体は白変種で、いわゆる「純白」ですが、シロカネスミレというスミレの品種と同様に「準白」でもナルカミスミレと呼ぶものと理解しています。ただ、強い反論があるようですよ。
[注] 写真の個体自体はヒトツバエゾスミレとシロバナエゾスミレを交配(系統間交配)して選別した個体の子孫だろうと思われます。
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余りに見事なキバナノコマノツメでしたので、おまけの続編です。高山にある草原では、夏の一時に花を咲かせて子孫を残す植物たちが一斉に輝き始めます。このような場所を登山者たちは「お花畑」と呼ぶのですね。
ここでも多くの高山植物が花を咲かせていました。ご覧のコイワカガミの他にもチングルマ、シナノキンバイ、コバイケイソウ、ミヤマクロユリなどが一面に咲いている光景は確かに「お花畑」そのものでした。また出掛けてみたいと思っています。蛇足になるのですが、実は、別のすみれがもう一種自生していることを当日知ったのです。予定外かつ情報不足で、その日は無理をせず、楽しみが増えたと思いながら帰路につきました。
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今年の春(夏)最後の短いすみれ旅に行ってきました。当然、標高は高くなるばかりで2,600mを突破してしまいました。やぁ、いましたねぇ。出迎えてくれたのは、数え切れない数で一面に花を咲かせるキバナノコマノツメでした。
ここは中央アルプスと呼ばれる山岳帯です。7月初旬に奥羽(北東北)の高山で出逢ったことを考えると、7月下旬であり、緯度を考え合わせると標高のすごさを痛感します。でも、よく考えれば、国内でも屋久島まで見られ、台湾や更に南方でも自生している訳ですよね。中国の資料では800m-4,100mに自生していると記載されていました。これはネパール辺りのことでしょうか。
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