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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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シハイスミレ
 夜に降った小雨で苔生した岩だらけの道が滑り、山道を登るのに少し苦労しましたが、目標としていた地点まで辿り着くことができました。この一帯は、所謂、霊場であり、由来を調べれば、平安時代の空海(弘法大師)が登場します。参道が8Kmに及ぶ修験の山です。
シハイスミレ
 雨に濡れたシハイスミレの葉は艶々していますね。太陽の当たり具合に依るのか、既に果実ができている個体も見られました。この旅では、あちこち広域で見かけましたが、決して個体数が多いという訳ではなさそうでした。このような姿ばかりで、マキノスミレ風な個体は見かけていません。ところで、周辺にタチツボスミレの小さい葉が写り込んでいますが、コタチツボスミレ(シーボルト型)です。
シハイスミレ

明日から故郷に出掛けます。誰も住んでいない家を管理しなければなりません。もう「帰故」ではなくなってしまいました。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


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 久々に撮影観察ワークショップ(中之条町観光協会)に参加しました。いがりまさし氏を講師に仰ぎ、マイクロバスいっぱいいっぱいの植物好きとの同行です。直前までの天気予報に反する「好天」の散策となって、とても良かったですね。
マキノスミレ
 今春は植物たちの動きが早かったため、中之条町から見て思いっきり北へ向かいます。すると、徐々に日本海側のすみれたちが増える傾向となり、マキノスミレらしいマキノスミレが現れました。実は、シハイスミレとの境界線も遠くないのですが、この個体群はすっきりして大歓迎です。朝ドラの影響か、牧野博士の命名?といった話題があちこちで呟かれていました。母種であるシハイスミレは、その通りですが、変種のマキノスミレは、スイスの植物学者 Pierre Edmond Boissier (Boiss.)の命名です。牧野博士への献名と推測するのが自然でしょうか。

 状況から「献名」と推測できるが、明記されてはいないと、いがり氏の詳しい説明が聞こえていました。

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<参考> 用途別に!


アリアケスミレ
 濃紫色のスミレたちが咲いている広場をゆっくり歩いていると、白い花も目に入ってきました。これは分かりやすいアリアケスミレですね。これまでに見てきた個体群の中では、トップクラスの美貌の持ち主ではないかなぁという感想を持ちました(笑)。
アリアケスミレ
 実は、スミレやアリアケスミレなら、この前日にも大量に見かけていたのです。ただ、軽く霧雨が降った後よりも、快晴の光を受けて咲いている姿の方が、この明るい場所が好きなすみれたちには似合うと思われました。飽くことなく、けっこう広い空間をあっちこっちと歩き回って至福の時間を過ごしていたようです。気付けば、汗だくになって草原を這っていました。周囲に誰も居なくて良かったです。
アリアケスミレ

 遠くへ旅する時には、どうしても早めの予約が必要になり、天候も開花時期も選べないのが普通かなぁ。

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 何度訪ねたか記憶していないような自生地でも、少し思い込みがあるものです。ここ高尾山(東京)では、マルバスミレの自生数が少ないと思っていました。ところが、今年の場合、マルバスミレがタチツボスミレに匹敵する程の観察数だったのです。
 結果的に、いつも歩くルートを利用したのですが、沿道の植物たち、特にすみれたちの様子が意外な程に違っていました。昨年は一週間早く出掛けて、ナガバノスミレサイシンとヒナスミレがいっぱいでしたが、今年、「花」は勿論、それらの個体群を余り見かけませんでした。
マルバスミレ
 カレンダーよりも大きな違いが出たことは理解できても、早咲きのすみれたちが消えて無くなる訳ではないはず、突然に沸いて出ないはずという気持ちになってしまいます(笑)。雨の翌日、白いマルバスミレの花が「ソバカス天使」になっていました。

 日中は暑く感じられるようになりました。もう、高い山か、北の国へ追いかけ始めなければなりませんね。

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アリアケスミレ
 山の中腹を歩いていました。明るい斜面に白いアリアケスミレが咲いています。このすみれに持つ印象は草原のすみれでした。レンゲが咲く田んぼとか、路傍の原っぱとか、そんな場所で見かけることが多いのではないでしょうか。絞まった姿のすみれです。
アリアケスミレ
 この斜面は太陽がよく当たり、周囲にはキランソウやアザミの仲間、ハハコグサ、後方にはタチツボスミレも見え、植物の生育には好ましい環境なのでしょうね。他にヒメスミレも見つかりますが、とにかく明るい場所を好む種ばかりでした。徒歩では余り環境が変わらず、山の高い場所や西側に移動してみたり、半日陰が好きな種なども探してみたのですが、この日は下調べが不十分だったようです。
アリアケスミレ

 なんとか、出掛けたりできていますが、もう更新が追いつきません。まぁ、自分スタイルで続けますね。

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 町内を歩き回ってみますと、これまで気がつかなかったのか、突然、現れたのか、身近な場所ですみれたちを見かけました。この町に住んで四半世紀になりますが、過去、コスミレは徒歩なら30分は掛かりそうな場所でしか見ていなかったのです。
コスミレ
 踏みつけられてしまったらしく、葉っぱの先端が複数なくなっていますが、これってコスミレですよね。ほぼ土が見えない隙間から気合いで育っています。この一区画先にはヒメスミレも咲いていました。たくましいものですね。
 この辺は、桜もすみれも東京より少し遅い印象です。でも、うかうかしていると、シーズンは風のように過ぎ去ってしまいます。

 あれこれ、やることが多くて四苦八苦しています。お出かけの準備もボチボチしないといけません。

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 東京では、ソメイヨシノの標本木に五つ目の花が咲いたようです。春が駆け足でやって来ており、気がつくと、日溜まりにタチツボスミレが開花していて驚かされています。うかうかしていると、すみれたちの開花を見逃してしまう事態になりかねません。
ヒゴスミレ(白花変種)
 庭の栽培棚も同様、目を離している隙に花が終わっていたのでは笑えませんね。栽培は下手なのですが、それでも、それなりに育てており、園芸店で新顔を仕入れたりもします。このヒゴスミレの青軸種(白花変種)も、そんな新顔の一つです。昔、展示会で目にしていました。こうしてじっくり観察すると、やはり、とても端正な美しさがありますね。こんな花を山野で見かけたら、魅了されてしまいそうです。

 気を遣った3年間でしたね。少し気を緩めて出掛ける気持ちになっていますが、一方で、なんだか忙しくなりそうです。

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 同じ自生地を何度も訪ねることも少なくありませんが、初めての自生地を動きまわる時は、とにかく、ドキドキして、強い印象が残ります。話がずれますが、レンタカーで初めての道を走るのは慣れっこながら、きわどい運転手が多い都会を走ると肝が冷えてしまいました。
アリアケスミレ
 そんな調子で都会から一気に山を越え、ほとんど人気のない山道を徒歩で動き出し、最初に目に留まったのが、このアリアケスミレでした。土地柄より、ナガバノタチツボスミレなどが現れる予測でいたのですが、優しい白色の花が明るい春の黄緑色に囲まれて咲いていました。
 この地には、出逢いたい明確なターゲットを目指してやって来たのですが、こうした想定外の出逢いが嬉しくてたまりません。>

 動かせないスケジュールと悪天候を避けようと、ギリギリまで待って動き出すのですが、それではダイナミックな行動は難しいですね。

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 梅が咲き出し、少しずつ春が訪れようとしている頃合いになりました。昨年の情報を整理しながら、なんとか遠征できた時の画像をながめているところです。遠征直後は短期間で紹介しがちで、少し取りこぼしが出ていましたので、改めて紹介してみることにしましょう。
ヒナスミレ
 花が多めに見えるヒナスミレです。数株が集まっているのかも知れません。ほぼ同じ位置から花茎が伸びて、たおやかな藤色の花弁はフリル咲きです。なかなか華やかですね。虫食いなのか、葉っぱが欠けているのは「ご愛敬」でしょう。
 実は、すぐ近くで数株のオクタマスミレが咲いていたのですが、残念ながら、その花弁までフリル咲きとはいきませんでした。

 久しぶりの自生地に、久しぶりの友人と出かけました。こんなすみれたちが見つかって良かったです。

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 二十四節気で「大寒」です。寒中お見舞い申し上げます。比較的暖かいとされる千葉でも、それなりに寒いのですが、まぁ、これから、少しずつ暖かくなるんだと考えたいと思います。
 新型コロナウィルスによる混沌が3年以上に及ぶと、今年も移動には気を遣うことになりそうだとの懸念が先行しがちですが、昔、撮影した写真を眺めていると「もう一度出掛けたい」という思いが強く沸いてきます。
シハイスミレ
 この魅力的な紅色が強めのすみれは、東京都北部域を巡って探し出したシハイスミレです。関東圏の場合、マキノスミレと中間的な性質を持っている個体群が多くて、この自生地から余り遠くない場所でマキノスミレに近い特徴を持つ個体群を観察することができます。
 西日本では珍しくない存在でしょう。でも、関東(首都)圏で、こんな個体群に出逢うと浮かれて踊り出しそうになります。実際、そんな気分でした(笑)。少し時間が経ち、そろそろ、また出掛けたいところです。

再訪したい気持ちと、新しい自生地を探したい気持ちが葛藤するのです。

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