趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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昔の展示会写真編パート13。今回は少し難しい交雑種になってしまいました。当時、栽培者さんに教えてもらえば良かったと後悔しているヒメキクバスミレです。葉の様子にも注目して欲しいのですが、独特な灰色の斑が入っていますよね。
これって 'Silver Samurai' や 'Dancing Geisha' として海外で流通している系統に似ていませんか。残念ながら、認識している限り、これら全てのすみれたちについては、交雑親を含む由来が判然としていません。この時代に不思議な話です。
多面的に調べていきますと、まるで韓国の独立種であるかの如き情報が多く見つかります。稔性はないとする情報が多いのですが、もしや、交雑種起源の独立種のような別系統があるのではないかと疑ってしまいます。どうなのでしょうね。
栽培は下手なのですが、少し例年より遅れて、播種した種子が芽吹き始めて喜んでいます。
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昔の展示会写真編パート6。交雑種の話が多めですが、雑種強勢も手伝って、大輪だったり、珍しかったり、華やかな姿が多くて、展示会で目立ってしまう傾向があるからでしょうか。今回はカワイイ編です。
ツクシスミレとニョイスミレのハイブリッドという変わり種ですが、花に関する限り、両親より可愛らしい印象ですね。ただ、残念ながら、展示会と店頭でしか見たことがありません。つまり、この写真のような姿しか見ていないということですね。
両親のツクシスミレとニョイスミレは、別節(グループ)に区分されますが、花後に地上茎がぐんぐん伸びるという共通の特徴があります。この交雑種も両親の特徴を継承しているそうで、資料に依りますと四方にかなり伸びるとのことでした。
同じニョイスミレを片親に持つハツネスミレを彷彿とさせますね。やはり、確認のために栽培してみる必要がありそうな気がしています。
* オミクロン株による新規感染者がピークですか。何年後かに徒然草を読んで懐かしいと(軽めに)思いたいなぁ。
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冬場は古い展示会の写真なども整理しています。撮影機材は二世代前ですが、このサイズなら、まぁ、特に問題ないですよね。
キクバノジスミレというヒゴスミレとノジスミレのハイブリッドとのことです。実は撮影時にはピンときていなかったのですが、これって、おそらく「キクバノジスミレ・春爛漫」ですね。今回、この画像の前後を確認したところ、札が二枚重ねになっている画像があり、後の札に「春」という一文字が見えていることが分かりました(笑)。浜島糸子氏の育種による交配種であり、長い間、一般流通しています。
ふと、気づいたことですが、自然交雑種としてのキクバノジスミレには、野山でも展示会でも出逢ったことがありません。この園芸品種は、この系統に浜島氏が命名した選別種ということですよね。別系統のキクバノジスミレが幾つも存在して良いはずなのに、不思議です。因みに、すみれのハイブリッドでは一般的な命名パターンに依拠していて、片親がエイザンスミレなら「キレバ~」か「フギレ~」とされます。
* エイザンスミレやヒゴスミレの交雑種に稔性が認められるケースが多いのはナゼでしょうか。
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例年、すみれたちを撮影する機会が少ない冬場には、過去に撮影した写真や展示会の写真などを整理しています。
7年以上前、展示会で許可を得て撮影させていただきました画像を整理していましたら、なんと、このサイトに掲載したい候補がゾロゾロと出てきました。当時、落ち着きが足りなかったのかも知れませんね(笑)。画質は世代違いですが、改めて見ると参考になります。
さて、これはスズキスミレという良く知られた交雑種の紅花系のようです。しっかりした花の形状は豪華風な雰囲気を醸し出していますね。スズキスミレは、花や葉の色合いも形状も多彩な面があるので、楽しく栽培できるのではないでしょうか。
* 仕事は再度リタイヤして、植物探訪に傾注できる体制にしました(笑)。仮想の敵は「流行やまい」ですね。
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日当たりが良いとは言えない住宅地の栽培棚でも、開花のピークは過ぎようとしています。しばらく、栽培鉢数を減らしていたもので、生命力が強い種と、ここ2~3何年間に購入した種だけになってしまいました。
その前者に当たるハツネスミレが、あちこちで開花しています。早くから咲き出して、遅くまで咲いている花期の長い種です。その間に大量の種子を放出して、力尽きたかのように一気に消えてしまう傾向があります。
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スミレ属の草本は、一般に多年草ですが、この種を見ていると、冬には地上部のみならず、地下部分も消えて、越冬はしていない様子ですね。事実上の一年草とみなしています。
さて、このハツネスミレをよく見てもらえば、小さいパンジーの仲間(メラニウム属)ですね。実は、極く小輪タイプや、ラビットなどと呼ばれる細弁タイプの園芸種ビオラにとって交配親に当たります。
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毎日、「今日は日光で咲いている」、「明日はどこまで」と心で追いかけるばかりです。
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キスミレが咲いているということは、それに見あうだけの平均気温に達していたということですよね。それなら、もしかすると…、ということで、もう一つの自生地まで出向いてみることにしました。
わぁ、オクタマスミレが咲いているじゃないですか!
少し雲が出て太陽が隠れたため、差し込む弱い陽光を待ちながら撮影しています。この一画にはオクタマスミレであることを示す独特の葉が多かったのですが、結果として、この一画でしか見つけることができませんでした。
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その周辺で両親であるヒナスミレやエイザンスミレの姿がたくさん見られたことに気を良くして、丹念に探してみたのですが、残念ながら、見つけることができませんでした。
以前、もう少し多くの個体を観察できました。おそらく、出揃うには、もう少しの時間が必要なのかも知れませんね。今回、これで満足すべきでしょう。
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予定より遠くまで来てしまったので、余り深追いをせず、帰路に就こうと考えつつ、お話はもう少し続きます。
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すみれの展示会で初めて拝見していた交雑種を、ポット苗として久しぶりに目にして、また、ついつい購入してしまいました。栽培が下手だという自覚が足りませんね。^^
久しぶりなもので、これって、どんな素性だったっけ?!という状態でした。ははぁ、スミレとサクラスミレの交雑種ですか。確かに、サクラスミレが咲くような高原でスミレを見かけることはよくあります。
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環境で考えればの話、シロスミレとスミレの組み合わせであるキリガミネスミレを観察しているので、その近辺で目にしていたかも知れませんね。この花の様子なら「怪しい」と思ったかなぁ。葉っぱの方では無理だったでしょう。
植物体や花径*ではサクラスミレの方が大きい訳ですが、染色体数で比較すると、サクラスミレとスミレは2:1で、スミレの方が多いという関係です。全体の印象は染色体数の多い方に引っ張られているように見えますね。
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ウンゼンスミレのポット苗が店頭に陳列されていました。Niibune nursery(新舟ナーセリー)さんのブランドです。すぐ、新舟新聞の記事を思い出しました。最近、記憶がいいかげんになっているのですが(笑)、すみれに関する情報は妙に覚えているのですね。
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記事の冒頭を引用しますと『先月、鎌倉の石井大先生からものすごい交配種が送られてきた。<中略>その送られてきた包みを開けてビックリ!苗とたくさんの種子が入っていました(2009/6/23)。』とありました。それがウンゼンスミレ(アカネスミレxシハイスミレ)であり、これは、その末裔ではないかと想像してしまった訳です。
送り主には石井喜久雄さんでしょうね。九年をかけ交配に成功されたとのこと。さて、実は、経過観察していることがあります。不稔のはずですが、果実が膨らんでいるのです。昔、稔性があるという未確認情報があったんですね。
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実は、かなり古い写真です。パッと見では「タチツボスミレ」ですね。妙なことを述べますが、それでも正解だろうなぁと思います。まぁ、こだわる方なら、「マルバタチツボスミレ」とおっしゃるのではないでしょうか。葉と花、それぞれに「ニオイタチツボスミレ」の特徴が垣間見えていますね。
タチツボスミレの葉は、もう少し、きゅっと尖り気味になるケースが多いと思われます。一方、花の中央部が白く抜けて、花冠全体としての形状が丸い点はニオイタチツボスミレの性質が現れているように思われます。しかしながら、このような個体は余りにもよく見かけますよね。広義のタチツボスミレ~的な説明をしたとしても、あながち、間違いではなさそうな気がします。「マルバタチツボスミレ」と言い張るには、できれば、もう少し濃い紫色をしていて欲しいところ。浸透交雑の程度の問題でしょう。
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茎刺しから大きく育ち、夏を越したハツネスミレです。返り咲きしていますね(笑)。
ご覧の通り、茎は伸びに伸びて、まるで、ハンギング・プランターに仕上げたパンダスミレ (Viola banksii) のような姿です。ただ、葉の方は大きくて、ニョイスミレ、もしくは、ムラサキコマノツメを連想させるサイズの花が更に小さく見えてしまいますね。
現在も幾つかの花が咲いているのですが、この交雑種は極めて多花性で、シーズン中、次々に花を咲かせ続けていました。返り咲きも次々と咲いてくれたら嬉しいなぁと。さて、なんとか時間を作って、野の返り咲きを探しに出かけたい気分です。
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