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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヴィオラ・ソロリア 'フレックルズ'

 今日は帰ろうという日曜日は朝から晴天でした。奥羽山脈が良く見えていたのですが、山肌に春を告げる「ハル」の雪文字がまだ浮かび上がっていません。本当に春が遅れているということでした。
 実家の庭には姉がせっせと花木を植えていて、数年前からは、すみれにも凝り始めた模様で、あちこちで花を咲かせています。それらの姿を観察すると、特に数が多かったのがヴィオラ・ソロリア 'フレックルズ'でした。放っておいても、どんどん増えているそうです。その上、蟻さんが種子を運ぶのか、庭の至るところに顔を出していました。その姉はケータイで撮影することにも目覚めたらしく、大量に写メを送ってきます。決まり文句は「これ、何すみれ?」。ケータイ内蔵カメラですと上からの構図が多くなり、表示される写真のサイズが小さいこともあって意外に判別が難しいのです。根負けをして、すみれの図鑑を贈呈することにしました(笑)。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'

 細い樹の根元に中心が青くて周囲が白い花が咲いています。放っておく、どんどん増えてしまうすみれの一つ、ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'です。実は、その右にタチツボスミレも花を咲かせていますが、大きさと派手さでは全く敵いません。
 この鉢にはヴィオラ・ソロリア'アリスウィター'が育っていたのですが、鳥さんが運んだと思われるマンリョウ(万両)が林を作ってしまいました。そこに兄弟分のすみれが飛び込んで花を咲かせている訳です。庭がとても狭いので樹木を植えることは稀なのですが、いつの間にかアオキやユキヤナギが大きくなっていることが多々あります。鳥の貢献度は高いということでしょうね。すみれの場合、自分で種子を弾き飛ばすか、蟻に運んでもらうという程度の移動距離ですから、スミレ科が世界各地に分布を拡げた努力は並大抵ではありませんね。(=^_^=)


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ヴィオラ・パルマータ

 返り咲きです。やっと、きちんとした体裁を保って咲いてくれました。葉が写り込んでいないと分かり難いかも知れませんが、これはヴィオラ・パルマータです。真夏を除いて、ずっと咲き続けているヒバントゥス・コミュニスやヴィオラ・バンクシイは別格でしょうが、日本のすみれたちは、根性の点で外来種に負けているかなぁと思いますが、きっと繊細なのだということにしておきましょう。
 やはり、気温が低いためか、蕾を確認してから開花までは相当の期間を要しました。これでは、小さい変形の花が咲くのかなと訝っていましたが、ちょっと細身という程度でほぼ正常花です。太陽の位置や背景の色合いから座りの良い場所を探したら、ホトトギスの前が空いていましたので、ちょうど秋の風情も出るだろうといっしょに撮ることにしました。う~ん、ちょっと負けちゃったかな。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック  すみれを楽しむ
ヴィオラ・ソロリア 'パピリオナケア'

 春とは言え、連日のようにすみれを求めて遠出できる訳ではありません。そんな時でも、近所を散歩中に、ふと、すみれたちを見かけることがありました。この日は二輪で買い物に出かけて、街路樹の根元に濃紫色の花が見えていました。どうやら、ヴィオラ・ソロリア 'パピリオナケア'のようです。
 真っ赤なチューリップと組み合わせるとは、なかなかセンスが良い方がいらっしゃるものです。熱心に管理がなされている様子で、夏には同じ場所でクレオメ(風蝶草)が咲いています。この街路樹は銀杏ですから、秋は黄色い葉が舞い落ちるという寸法でしょう。この半畳ほどしかない歩道の一角で四季を感じることができるのですから、なかなか風情があって贅沢な一角です。


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ヴィオラ・パルマータ

 端正な花だと思うのですが、花よりも葉の方に強い存在感があるのではないでしょうか。青紫色で横長の花を咲かせているのはヴィオラ・パルマータです。とても繁殖力が強く、いつの間にか株数が増えているにも関わらず、どうしても花の方はイメージが弱くて、その姿が頭に浮かんできません。今回はしっかり花が咲いた写真を選びましたが、実は花だけでは他の種と区別できないと思います。
 改めて調べてみますと、シノニム(異名)がとても多いことが分かりました。これだけ特異は形の葉を持っているのに不思議です。大きく欧州と北米に分布していますが、それぞれの自生地で複数の名前が付けられたようですね。幾多のシノニムの中に交雑種を示す学名が見られる点もユニークです。何かとの交雑種と考えられていた時代があったと理解したら良いのでしょうか。


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ヴィオラ・プベスケンス

 白い微毛に覆われた独特の朔果が膨らんでいました。実は、3週間程度前に撮影したヴィオラ・プベスケンスというキスミレの仲間です。黄色いすみれとしては群を抜いて育てやすく、アメリカキスミレとして一般流通しているもので、まぁ、和名があった方が親しみやすいかも知れません。ただ、学名のプベスケンス("pubescens)"が「真綿のような~、有毛の~」という意味だと分かると、またおもしろいのではないでしょうか。
 この時期に登場しましたのは、この朔果がやっと割れて、茶褐色の元気な種子が飛んだからです(随分と時間が掛りるものです)。それにしても、ちょっと不思議な果実ですね。明るい黄花を咲かせるすみれの、もう一つの魅力を垣間見ることができました。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'

 今日は都内でみぞれが降るような困った天候です。今後、5月ともなれば急に気温が上がるのでしょうが、まだ花を咲かせていない鉢たちどうなるのでしょうか。やはり、早くから咲きだして、花期が長い種が優位を示す好例だと思います。
 既に咲いていたヴィオラ・ソロリアは、この冷え込みで、むしろ花期が長くなったようなものです。大きな花は種子を飛ばす力も強いのか、かなり離れた場所まで飛んで、いつの間にか「軒先を貸して母屋を取られ」てしまった鉢が増えていることが分かりました。小さい鉢が不似合いなので、大きな鉢や地植えで育てることになるのですが、結果、大増殖してしまって良いのか悪いのか(笑)。


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ヴィオラ・オドラータ

 華やかな色合いのすみれがグラデーションを構成するように咲いています。実は小型のプランターに数株のニオイスミレ(ヴィオラ・オドラータ)を植え込んであるのです。花屋さんで開花株を一株150円というリーズナブルな価格で購入しました。
 ご存じの通り、多くの園芸品種があって、最も多く栽培されているすみれの一つではないかと思います。写真は、以前に購入したことがある「オペラ」に似ていますが、お店の方も知らないようでしたので確認する術はなさそうです(笑)。うまく育てれば数年は株を維持でき、実生で増やすこともできるでしょう。大量に増やして、大きなプランターいっぱいに植えるというようなスタイルも似合いそうなすみれではないでしょうか。


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ヴィオラ・ソロリア(プリセアナ)

 アメリカスミレサイシンという異名を持つヴィオラ・ソロリアの一形態プリセアナが、今年も綺麗に咲いてくれました。
 この種と、この種の交配種は比較的大きな鉢に浅めに植え付けるようにしています。二回りは大きな鉢でも、ご覧の通り、普通の顔をして花を咲かせています。葉も花も大きく、根茎と呼ばれる部分も大きく膨らむ性質です。特に秋口に根茎がゴロゴロしていることがあり、覆土をすることを想定すると、浅めに植えておいた方が便利ですね(笑)。種蒔きをしたという記憶がありませんが、季節になるとあちらこちらで花を咲かせます。繁殖力が強くて、元の宿主を追い出して入れ替わっていることが多いようです。


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シロコスミレ

 小さめの鉢がすごいことになっていますが、同じ環境で栽培しているシロコスミレです。きれいだと思って種子を播いたら、大量に発芽してしまったので、数株をまとめて定植してしまいました。めげずに大きく葉を拡げて多くの花を咲かせてくれました。
 前回登場した株とは葉の様子が違うのですが、実は入手経路が違います。こちらは、由来不明の名称で市販されていた株の末裔です。販売名は別として、栽培する上ではなかなか優れた遺伝子だったようです。実は、大量に発芽した残りを大鉢に植え付けたところ、葉はドーンと大きくなったのですが、花の方は少なめでした。余り大きな鉢に植えない方が管理しやすいだけでなく、鑑賞するにも良い結果が得られるようです。


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