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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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シロコスミレ

 臙脂色の花茎に真っ白い花が咲いています。朝鮮半島や中国に自生するシロコスミレです。日本では対馬(長崎県)に自生しているのですが、絶滅後に栽培品逸出して増えたという説があるそうです。どちらにしても、このサイトでは自生地のほとんどが大陸であるため外国種として扱っています。
 葉数が少ないのに花数が比較的多いですね。この種、繁殖力に関してはとても優れていると思います。どんな状態でも子孫をきっちり残すというイメージがあって、こんな種が絶滅するということ自体が考え難いのではないでしょうか。都会なら別ですが、対馬は島の北側から釜山(韓国の都市)が目視でき、空にはたくさんの鳶が飛び交い、ツシマヤマネコが生き残る自然豊かな島でした。この地の方がすみれには安住しやすいような気がします。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
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ヴィオラ・オドラータ

 蟻さんが苦手な方、ごめんなさい。本日は「蟻散布」のお話です。
 この写真は、昨日、玄関先で撮影しました。ぱっくりと口を開けているものが分かりますでしょうか。後方にも写っているニオイスミレの丸い果実です。先月26日に登場した植栽品の果実が熟して、そこに蟻がやって来ました。少し口が開いた段階から積極的に働きかけて、ついには引っ張り出してしまうのです。以前、こぼれ落ちた種子を運ぶ姿を見て、下でゆっくり待つものとばかり思っていたのですが、実はご覧の通りです。この作業を1時間以上も眺めていたのですが、蟻さんたちは大きめの種子を抱えて、思いの外、遠くまで運ぶことが分かりました。炸裂して飛ぶ距離とは比較になりません。たっぷりのエライオソームを提供するのですが、この種子散布法は投資効率が良さそうです。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ヴィオラ・オドラータ

 葉がとても大きく育ちました。実は開花直前の蕾があるのですが、この写真では分かりませんね。特徴的な果実なので分かりやすいのですが、早春から花を咲かせ続けているヴィオラ・オドラータ、日本語でニオイスミレという名前を持つすみれです。
 真ん丸い果実がイチゴのように垂れ下がっています。多くのすみれのように上向きに立ちあがって炸裂するタイプではありません。タイミングが掴めないのですが、気が付くと象牙色の種子がこぼれ落ちているのです。ある資料に記載されていたのですが、生の葉で簡単に美味しいハーブ茶を入れることができるとか。でも、可愛そうで葉を摘むことができません。(=^_^=)


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ヴィオラ・バンクシィ

 暦ではまだ春の終わりなのでしょうが、現実はまるで初夏ですね。この時期、庭に咲くすみれたちは外来種が多くなってしまいます。背の高い鉢からこぼれているのは地衣類的な性質を持つヴィオラ・バンクシィ。日本に自生するすみれたちとは遠い関係で姿も特徴も異なる仲間です。何度かお知らせしていますが、現在はヴィオラ・ヘデラケアと呼ばれていません。ただ、日本では新しい名称がなかなか浸透しないという珍現象が起きています(笑)。
 観察や実証が目的に栽培しているようなものですから、いろいろ試してみます。この冬、完全に室外で越冬させてみました。結果はご覧の通り。昔は耐えられませんでしたが、幸か不幸か、かなり温暖化が進んだということでしょう。


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シロコスミレ

 シロコピンクヒメスミレの紹介で片親ではないかと引っ張り出したシロコスミレです。やはり、葉や茎の特徴はそっくりですね。対馬でも自生していることを承知で、このサイトでは外国種(外来種)として扱っています。ご覧の通りですが、草丈が比較的大きくなるすみれです。
 育ててみましたら、とにかく大量の種子が採れますので、採り播き巻きなどしたなら、増えまくってたいへんなことになります、否、なりました(笑)。仕方なく、植え替えの時に6号程度の大きめの鉢にバンバン植えたところ、びっくりするような大きさになってしまいました。かわいい姿のすみれがお好みの場合、小さめの鉢を選ぶことをお薦めします。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
ニオイスミレ

 あちこちの園芸コーナーを覗くのですが、今が盛りのパンジーを除いて、なかなか他のすみれたちは登場しません。先日、神奈川でやっと見掛けたのですが、なんと、「日本スミレ」という訝しいPOPを付けたタチツボスミレでした。タチツボスミレを販売してはいけないとは言いませんが、例えば、タンポポやホトケノザも同様の方法で販売するでしょうか。
 今週、ついつい買ってしまったのはニオイスミレです。PCの横で次々に咲き出して良い芳香を漂わせてくれています。玄関先に出して、やはり芳香を放つ黄色いパンジーたちと記念写真を撮ってみました。右側の朔果は、たまたま置いてあった枝咲きする青味の強いスミレです(枝分かれしていますね)。リュウキュウコスミレも咲き続けていて、なんとか冬も楽しんでいます。


<紹介>趣味のサイト「花の写真館」は、基本サイトの「四季の山野草」、そこから独立した「すみれの部屋」「イカリソウの部屋」、サイドストーリー「野の仲間たち」等で構成されています。特に「すみれの部屋」には多くの方に訪問いただきました。サイトの一部「徒然草=つぶやきの棚」をブログで再現しています。
シロコスミレ

 なぜか、また展示札の情報を記録して来なかったのですが、これはシロコスミレでしょうか。少し花弁が細めな感じがして、交雑種でしたぁというオチでなければ良いですね。間違っていたら甚だ失礼なのですが、シロコスミレだという前提で進めさせて下さい。
 シロコスミレは種子がたくさんできるので、採り播きをしていましたら、とんでもない株数に増えてしまいました。仕方がないので、二つの大きくて浅い鉢にも大量に植え込んだところ、両方で草丈が親の2倍くらいに、葉の面積に至っては3倍くらいになって驚いてしまいました。プランターに落ちたこぼれ種から発芽した株は極く普通の大きさです。いったい、どうした訳なのでしょうね。

ヴィオラ・ソロリア(プリセアナ)

 良く見掛ける外来の園芸種で、お馴染みのヴィオラ・ソロリア(プリセアナ)ですね。昔、すみれを栽培してみようかと思い立って花屋さんを捜し回った頃に買うことができた園芸品種の一つです。今も少しは栽培しているのですが、購入した株の子孫がまだ遺伝子を繋いでいるのです。プランターに植え込んだだけなのですが、厭地(いやち)の素振りも見せずに咲き続けているところがスゴイですね。
 育てやすさ、繁殖力ならピカ一の系統ですから、環境の良い場所にタネが飛んでしまったら、一面にはびこってしまうかも知れません。今年もあちこちの野山でソロリアの仲間たちが元気に咲き誇っているのを見ました。嬉しいような、困ったような・・・。

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