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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'

 北米産のヴィオラ・ソロリアは、不思議な程、日本の土壌にフィットしてしまったようで、あちこちで土着しています。GBIF(地球規模生物多様性情報機構)に登録された「見ました」情報を垣間見ると、日本の情報量がダントツに多いので驚かされます。
 自生の中心地であるアメリカ合衆国には、州の花(State Flower)としてヴィオラ・ソロリアを指定している州が幾つかあるようです。知る範囲ではニュー・ジャージー州(New Jersey)とイリノイ州(Illinois)が挙げられるのですが、思い起こせば、最初に就職した会社で長期の出張となった現地法人がニュー・ジャージーにあり、次の会社で何度も往復させられた現地法人がイリノイ州にありました。まぁ、その時には草原を歩き回るような余裕はありませんでしたね。今更ながら、残念!


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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シロコスミレ

 できるだけ外出を避けて、この季節を過ごすとは思ってもみませんでした。例年なら、外出先のすみれ、展示会のすみれ、棚のすみれたちを目にして、ニコニコしている季節です。まぁ、仕方がありません。じっと我慢でお願いします。
 日当たりが良いとは言えない庭の棚で花を咲かせているのは、北米産の外来種が多いようですね。一方、中国・朝鮮半島産のシロコスミレもかなり頑張っていました。もっとも、丈夫な外来種が日本に定着しているということに違いありません。国内産のナイーブなすみれたちを維持するには、それなりの世話が必要なのです。この時間を活かして、生き残りをレスキューしなければ。


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ニオイスミレ

 最近は毎年のように観察に出かける住宅地のニオイスミレですが、少しずつ、規模が小さくなっていて残念!それでも、この時期にしっかり開花していましたので良しとしましょうか。もしかすると「忌地(sick soil)」が原因なのでしょうか。欧州原産種は忌地性が弱いという噂があるのですが…(あっ、学術文献では確認できていません)。
 畑で栽培される農産物だと思っています。花束として販売される花卉農業というより、溶剤抽出法で、所謂、アブソリュート精油を生産する工業的な原料生産というイメージでしょうか。周知の通り、耐寒性が強くて、寒い季節から長く咲き続けます。この性質は、生産効率を求めて人が与えたものかも知れませんが、精油は花ばかりではなく、葉から抽出される量が少なくないと知って、少し驚かされました。


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ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'

 大きな花びらを持つヴィオラ・ソロリア、その'プリセアナ'と呼ばれる一形態です。この春に撮影した写真のほぼ中央部に、前回、登場したばかりのムラサキコマノツメの赤紫色をした花が見えていますが、これだけ大きさが違うということですね。
 ソロリアの仲間は北米産の普遍種という位置づけですが、事実上、日本では外来園芸種として扱われています。丈夫で繁殖力が強いという点に関する限り、ムラサキコマノツメと良い勝負かも知れません。国内を旅すると、逸失株があちこちで野生化して繁茂している姿を見かけて、驚くというより、あきれてしまいますね。困ったことに、イブキスミレとか、エゾノタチツボスミレとか、誤って紹介される例が絶えません。


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ニオイスミレ

 いつもの場所で、ニオイスミレがやっと咲き出しました。年によって花の数は違うのですが、寒暖に関わりなく、葉の方はしっかり展開しているのが常でした。ところが、今年は全く展開していません。何が起きているのでしょうか。まぁ、動き出している、という状況です。
 春です。この冬は寒い日も多かったけれど、統計的には「暖冬」だったようです(天気予報士さんが説明していました)。待ちわびた春ですが、街角では花の姿をなかなか目にすることができません。ホームセンターなどでも、ポット苗をまだ見かけていません。


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ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'

 気温が上がると同時に、ものすごい勢いで花芽を伸ばしたのはヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'でした。隣で咲いている冬越しのパンジーたちも真っ青ですね。大きな葉、長い花茎、花びらも大きくてユニーク!今、すみれ棚を支配している印象です。
 余裕がなくて、棚の世話ができない期間が長くなり、生き残ったのは彼ら強健な外来種だったという訳です。特に'プリセアナ'は際立っていました。株自体の寿命も長いのかも知れませんが、株周辺に種子をバラ播いて自動更新しているのでしょうね。


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アツバスミレ(二色咲き型)

 アツバスミレ(二色咲き型)が咲く路傍を、10日後に再訪してみました。花の数は増えていましたが、もう少しドバっと咲いているのではないかという、希望的な期待は裏切られてしまったようですね。今年は「春分の日」に雪がちらついたり、思いのほか、気温が上がらなかったということでしょう。ニオイスミレや早咲きのタチツボスミレが見られる庭も訪ねてみました。
 花が増えていたタチツボスミレを撮っていると「何か珍しいものでもあるのですか?」と男性の声が。「いえ、珍しくはありませんが、この辺では一番早く咲き出すんです」と答えると、ほう、そうですか!とのこと。その話を後ろで聞いていたのは、既に顔見知りである、このお宅の奥様です。庭の真ん中にニオイスミレが増えたとおっしゃるので拝見したところ、それはアメリカスミレサイシンでした。


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ニオイスミレ

 早春は三寒四温!少し気温が上がって油断していると、翌日には雪が降ったりします。暖冬の年は1月辺りでも花を多く咲かせる隣町のニオイスミレ(Viola odorata)ですが、今年はやっと盛りを迎えつつあるようですね。やはり、寒い冬だったことが、すみれの開花で再確認されたようなものでしょうか。春一番で咲き出すニオイスミレは「すみれの季節」到来を実感する指標的な存在になっている訳です。
 ニオイスミレをハウス栽培するケースもありますが、意外に地植えにしている姿も多く見かけます。試してみたいところですが、残念なことに南側には家が建ってしまって完璧な日陰になっているのです(笑)。日陰でも育つと言われますが、程度の問題でしょうね。


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ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'

 日本の風土に適合した外来種と言えば、北米産のヴィオラ・ソロリアが代表格でしょう。その園芸品種とされる'プリセアナ'が元気に大きな花を咲かせました。海外サイトを見ていると、品種(forma)と表現しているケースが少なくありません。要するに、このままの姿で自生しているのですね(勿論、変異は多いようです)。
 花中心部の渋い空色が特徴的ですが、米国の方には、南北戦争における南軍の制服の色彩と印象が似ていると感じるようで、"Confederate Violet(南軍のすみれ)" と呼ばれています。


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ヴィオラ・パルマータ

 外来種は頑強ですね。十分な世話ができない状態が続くと気難しい種から消えていきます。そして、生き残るのは外来の園芸種が多いのに気付いてしまいます。これは北米産のヴィオラ・パルマータ、色違いの株が同じ時期に咲き出しました。
 あちこちに種子を飛ばして、「生き残る」というレベルを超えて積極的に株数を増やしています。丈夫で育てやすく、その上、かわいらしい!三拍子揃っていますね。白花変種も、その丈夫さ、育てやすさにおいては、ほとんど変わりないようです。


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