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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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 なんだか、久しぶりに出逢った印象があります。外来種というより、元々、極めて長く栽培されてきた園芸品種の末裔であろう、野生化したヴィオラ・オドラータです。長い間、この場所を縄張りにしていたのですが、近年、衰退してしまいました。
ヴィオラ・オドラータ
 他にも、路傍で元気に拡散していた場所があったのですが、そちらも衰退してしまいました。更には、ヴィオラ・ソロリアがはびこっていた街路も何ヶ所かあったのですが、最近、全く見かけません。勝手に逃げ出して雑草化していたものでしょうから、消えてしまっても仕方がないのですが、今のところ、新たに逸出群が見つかることはないのです。ほんの少し残った株たちを目にして、残念な思いです。

一昔前は、この法面を覆うように、大量の花たちが咲き誇っていたものです。衰退の原因は測りかねます。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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 昨年、紹介漏れしてしまった取りこぼし組から、路傍の一画でいっぱいの花を咲かせていた外来種ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'です。
 丈夫で繁殖力が強いだけでなく、日本の土壌にも合っていたのでしょう。よく増えて、時に、このような一面に花が咲いている光景に出逢います。この花たちが、また次世代の種子を生産する訳ですよね。
ヴィオラ・ソロリア 'プリセアナ'
 このすみれの種子はとてもサイズが大きいのですが、入れ物になる莢も大きくて、数量的には、それなりに生産されます。つまり、サイズが大きいが故に極端に生産数が減ったりしません。ここからは具体的調査に基づかない印象ですが、発芽率は良い方ではないかと思います。
 では、ここに2年後に再来したら、更に株が溢れかえっているかというと、そんな単純に計算できる代物ではなさそうですね。

 野生種は特に生育状況の変化が大きく、「あそこにミヤマスミレが…、あれっ、ない!」ということは多々あります。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


 この乳白色の花とえんじ色の花茎がバランス冴えまくりですよね。とても好きなすみれですが、同時に、とても強健なものですから、放っておいても、毎年、栽培棚に存在していますので、ボクは「普通」ですという顔に見えてしまいます。
 改めて調べると、15年程前に「天城スミレ」という札の付いたポット苗を購入していて、その末裔が命を繋いでいるのです。当時は、別の外来種か、交雑種起源の園芸種だと思ってしまったので、勝手なカタログネームを付けるのは「行儀が悪い」と憤慨したものでした。
シロコスミレ
 今年は、昨年の反動で、可能な限りという気持ちで出掛けたこともあり、すみれのシーズンには紹介しきれませんでした。

 昨年、HTML5が廃止となり、また、ジワジワとweb環境が変わるのかなぁと不安になっています。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
 栽培棚編です。最も暑い時期となり、ヴィオラ・バンクシイが2輪咲いて咲いているだけで、棚から花がすっかり消えてしまいました。春に紹介しきれなかった植栽品や展示会の話題を持ち出すタイミングとしては、ちょうど良さそうです。
ヴィオラ・パルマータ
 期間経過とともに、どうしても強健種が残ってしまうのですが、今、最も栽培数が多い種はヴィオラ・パルマータです。濃紫色の花と白花がともに生き残っていて、同じ鉢に同居していたりしますね。実は雑種起源だとされていますが、完全稔性があり、よく種子を飛ばします。
 クワガタスミレやキクバスミレという和名のニックネームがありますが、キクバスミレは利用例が多くて、安易な印象ではないでしょうか。第一、そんなに菊の葉に似ていますかね。親父が菊花栽培のご執心でしたので、その目で見ると似ているようには思えません。

 屋根と壁を補修するため、栽培棚を移動しました。直射日光が当たり過ぎで困っています。

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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ニオイスミレ

 路地植えのニオイスミレが、思いのほか、長く花を咲かせています。先月末にやって来た際には、本当にチラホラ咲いているだけでしたが、ここまで花が増えました。顔を近づければ芳香が分かりますが、キンモクセイなどのように風に漂って来る程ではないですね。

ニオイスミレ

 花後に株元から伸びる匍匐茎が四方に拡がる性質です。株が土から宙に浮き上がって繋がっている個体がいっぱいありました。地下茎が長く露出して、かなり下の方にある根が支えている状態です。後で土が流れてしまったのかも知れません。

ニオイスミレ

 ニオイスミレは香水や精油を抽出できる農産物でもあります。甘い香りは花から抽出しますが、葉からも溶剤抽出によって香料を作ることができるそうです。まぁ、グリーンノート(緑の香り) と呼ばれる青臭い系の天然香料です。どんな用途なのでしょうか。


 三度目のワクチン接種を終えました。今回はモデルナでしたが、特に体調に変化はありません。良かったねー!


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
シロコスミレ

 今日から9月、なんだか秋っぽい風に変わりました。
 この夏は余り外出できなかったので、不本意ながら、庭の世話はよくできてしまいました。すみれたちはとても元気!当然、特に亜熱帯産のすみれたちは満開状態ですね。ただ、最近は暑すぎたのか、余り種子は飛んでいない様子です。

シロコスミレ

 さて、今日はシロコスミレがモチーフですが、ついつい、このコーナーに登場しないままになっていた一枚です。あ、補足ですが、もう一枚は昨年の撮影です。
 このサイトでは、シロコスミレを外来種として扱っていますが、これは分布の中心が国外にあり、国内の分布が極めて限られているという属性に依るものです。
 その限られた自生地である対馬では、残念ながら観察できませんでした。対馬の個体群は、自生品ではなく帰化品だとする意見もあるのですが、地元の方々の主な意見は自生品でしたので、それを尊重しています。お世話になった皆さん、ありがとうございました。また、行きたいです。

 * 対馬に自生する話はあるものの、「現存する可能性がある」という程度の絶滅危惧種だそうです。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ニオイスミレ

 今回も、MiniDV 規格のビデオカメラで撮影した2003年の映像を再編集して、最近の動画形式で復活させた映像です。良いタイミングに恵まれて、ビロードツリアブが吸蜜にやってきた瞬間を撮ることができました。昔のことで、やはり、画質についてはご容赦ください。

 図鑑で見ただけでは、なかなか見定めができない種の一つです。自生地できちんと確認して頭に入る前は、かなり、あやふやでした。事実、ネット上では外来種をイブキスミレとして紹介しているような例が、想定以上に多いことが、その実態を物語っているようです。

 * 梅雨が開けようとしていますね。同時に、新型コロナウィルス用ワクチン接種の順番が回ってきました。


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ニオイスミレ

 外出制約で時間だけはあるという今日この頃、大昔、ミレニアム・イヤー前後のビデオを復活させています。当時主流だった MiniDV 規格の映像を取り込んで、なんとか、最近の動画形式に変換するという作業をこなしており、まぁ、この際、画質についてはご容赦ください。

 蟻が種子の散布を手伝う「蟻散布」の様子で、運んでいる象牙色の種子にはエライオソームと呼ばれるゼリー状物質が付着しており、これが蟻の好物です。でも、蟻は鉢の内側を右往左往しているだけで、なかなか出て行きませんが、一生懸命!は伝わってきます。

 * 四苦八苦してMiniDV 規格については対応できました。でも、まだ8mmビデオという規格が残っています。


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ニオイスミレ

 弥生三月、本格的なすみれシーズンが迫ってきましたね。ネット上では、気の早いすみれたちの開花情報が一気に増えています。
 毎年恒例になってしまっていますが、過去にすみれたちが咲いた場所を二輪で走り回るツアーをやらかしたのですが、残念ながら、近隣ではまだまだですねぇ。そんな状況でも、しっかり咲いていたのは淡い紫色のニオイスミレです。もう花期の終盤かも知れません。

ニオイスミレ

 毎年、不思議に思ってしまうのですが、房総半島と高尾山なら、房総半島の方が早めに咲き出しそうなものですよね。高尾山の方が少しだけ北にあり、低山と言えども、標高だって少しだけ高いのに、実際には、高尾山ではアオイスミレやコスミレ、ノジスミレなどが既に咲き出しています。
 この状況では、しばらく園芸種などの話にしましょうか。

ニオイスミレ

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ヴィオラ・ソロリア 'パピリオナケア'

 ヴィオラ・ソロリアの種小名 "sororia" は、ラテン語で「姉妹の」というような意味になるそうです * 。言葉の感覚がピンときませんが、「他種のすみれと密接に関連している」、つまり、交雑種起源であることを意味しているとか。 Viola pedatifida Viola nephrophylla と具体的に書かれていましたね。この情報が、他の資料で見当たらないので、取り扱いには少し困っています。
 ところで、国内の一部webサイトによると、"sororia" は「塊の」という意味であると載っています。昨日、植え替えたところ、「塊茎」と呼びたくなるような太い根茎がゴロゴロと出てきました。「塊の」という表現に納得しかかったのですが、ラテン語辞典や北米発の資料には、この意味の「表現(翻訳)」が見当たりません。どなたか、ご存知でしたら、情報ソースを教えてくださいますと嬉しいです。  * cf: A Dictionary of Common Wildflowers of Texas & the Southern Great Plains (Texas Christian University Press, 2005) 


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