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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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アカネスミレ

 アカネスミレの名前の由来は「花の色」と言われており、茜色の空を彷彿とさせる色合いの花を咲かせるのだと聞いたことがあります。でも、 茜色 って、こんな色ですよね。

アカネスミレ

 実際の花は 赤紫色 から 青紫色 の間の色合いで、濃淡やグラデーションがあったりします。全国行脚の印象として、実は、花色に変異が多い種だと思っていますが、残念ながら、茜色の花は見たことがありません。
 鮮明な記憶が残っているのは、釧路湿原から空港に向かう途中と、やまなみハイウェイを阿蘇に向かう途中で見かけた個体群です。赤紫色から桜色に変わるグラデーションを構成するブーケでした。赤城山中腹で見かけた個体も魅力的で、もう20年近く前のことなのですが、記憶に残っていますね。

アカネスミレ

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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オオタチツボスミレ

 もう12月になります。今年はすみれの季節から遠出を抑え、展示会はほとんど中止となり、振り返ると、なかなか厳しい期間でした。来年、好転することを念じて、楽しかった昔のアルバムを覗き込んでいます。
 一昔前に訪ねた青森の地で、普遍種として君臨していたオオタチツボスミレに目が留まりました。どこでも見られる姿でしたが、特に奥入瀬渓流をゆっくり降りて行った際、急峻な流れに乗り出すかのように咲いている姿が印象的でした。
 この時、下北半島側をざっと歩いてみたのですが、いつか、津軽半島側も歩いてみたいと思いつつ、時間ばかりが過ぎてしまいました。早い時期に実現したいところですが、行きたい場所が多すぎて選びきれません。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ニョイスミレ

 さて、今回の写真は葉っぱばかり。中央の黄緑色の部分はニョイスミレでした。
 この撮影地ですが、実は市街地にある大型園芸店の一角に当たり、グランドカバーに利用する植物たち(販売用)のディスプレイとして植えられているのです。そうした属性のグループにニョイスミレが混じっているのが、なかなか秀逸ですね。
 撮影は2年前の今頃なのですが、これだけのニョイスミレを市街地で見かけ、それがディスプレイであることにも驚いて撮影していました。お休みの今日、たまたま同じ場所を通過した際、現状を確認しようと立ち寄ってみたのですが、ニョイスミレの姿はありませんでした。残念!


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タチツボスミレ、ビロードツリアブ

 平地の一般的なすみれたちは、ほぼ花期を終えましたね。例年、この時期には展示会で拝見させていただいたすみれたちの話題を書くことが多かったのですが、展示会のほとんどは開催できず。結果としてネタ切れ状態ですが、まぁ、のんびりと更新していきましょうか。
 過去に撮影した写真ですが、タチツボスミレにしがみついているビロードツリアブの姿が興味深いところです。ビロードツリアブは、多くのすみれたちにとってお馴染みのポリネーター(花粉媒介者)ですよね。それぞれの脚(あし)が花弁をしっかり掴んで、風で揺れようがとても安定している様子が見て取れます。ポイントは長い口吻と唇弁の距の構造がマッチするか!ですね。ホバリングを可能とする小さく速い動きをする翅(はね)と毛むくじゃらの体は、まさに花粉を運ぶために生まれた姿であり、すみれたちとウィンウィンの協力関係を築いています。


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ニョイスミレ

 庭のすみれたちの花期はほぼ終了ですね。現在は、ニョイスミレとムラサキコマノツメがほんの少し咲き残っているだけです。今後は花期の長い外来種や亜熱帯産の木本種に限定されてしまうことになります。
 願わくば、早期に「外出も注意すればOKだよ」ということにならないかなーと思います。そうなれば!の話ですが、高山に出向くことや、限定的ながら、花期が遅い種を観察することも可能なのでしょうが、現状では人出が少ない丘陵地のハイキングでさえ、肩身が狭い思いをしているそうです。まぁ、そう単純にはいかない問題なのでしょうね。
 これから果実が熟しますので、飛散する前に一定数は確保したいところです。まだ、大丈夫かな!などと油断してはいけません。


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アツバスミレ(二色咲き)

 黄緑色の綺麗な葉っぱがたくさん見える画像が、最も最近のものです。アツバスミレですね。花が咲いている画像は約一か月前、もう1枚の閉鎖花が上がっている画像は昨年11月のもの、ほぼ同じ場所です。ここでは、日中遮られることなく日照を得ることができます。
 つまり、初冬に閉鎖花が上がり、春に花が咲いて、終わったということですが、何か様子が妙ですね。花期の葉っぱが一番貧弱、もしくは、古臭く見えます。まさか、越冬葉の状態に花が咲いた訳ではないでしょう。因みに、前回は花が咲いているスミレのお話でしたが、この一帯(200m程度の範囲)では全て花期を終えていて、一輪の花も見られませんでした。小さな環境の差異が成せる業でしょうか。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
スミレ

 日を追う毎に出勤シフトが減っていく今日この頃(笑)。遠出はせず、晴れれば徒歩圏をうろついて、すみれ散策をする日々です。この日、半月前に登場した住宅地のスミレが、まだ咲いていました。嬉しい誤算です。
 太陽が燦燦と注ぐ路傍なら、もう果実期のたたずまいですが、この道路は幸か不幸か、東西に向いていて、一日の半分は燦燦、半分は日陰になるのです。次回はアツバスミレのお話を予定しているのですが、そちらは花期が完全に終わっていました。
 実は、数年来、この路傍のスミレから種子を採取して、路面の反対側など、あちこちに播いていました。安定して、少しずつ増えています。『すみれロード計画』進行中~ O(≧∇≦)O あは!


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
スミレ

 気温が上がってきました。街角の日当たりの良い場所では、すみれたちが先月から咲き出していましたので、平地では、あっという間に姿を消してしまうのかと、関東平野の市街地に住む者としては懸念していました。
 写真は数日前に撮影した濃紫色のスミレです。たくさん咲いている方は、毎年、近所の路傍に咲く元気スミレで、もう一方は、園芸流通している花弁の大きいスミレの末裔で、種子が別の鉢に飛び込んで、乗っ取っちゃった状態になっています。このような状況なら、足を使って探し回れば、もう少しの間、楽しませてもらえそうですね。


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タチツボスミレ

 この公園には、もちろん、タチツボスミレも咲くのですが、複数の「変化」があるようです。これは全体に細めで、花茎や距が赤みを帯び、花付きの良い「お気に入り」です。このすぐ近くに、大柄で淡い色合いのタチツボスミレが咲きます。
 今日、急遽、お休みになってしまいました。新型コロナウィルスには参りましたね。天候は不安定、「不要不急の外出はお控えください」、バイクは故障…。せっかく訪れた「すみれの季節」がだいなしです。今年こそ、あちこち、出掛けようと気合を入れていたのですが、現状ではプランの立てようもありません。各地のすみれ展にも影響が出ているようですね。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヒメスミレ

 ヒメスミレは植物体全体が小さい。それは基本ですが、存外、大きい姿を見ることがあります。さて、この個体群は!まぁ、玉砂利の隙間に生えることを好む小型版で、不思議なことに、この一画にだけ、ポツンポツンと少数の個体群が自生しているんですよね。
 その「一画にだけ」、前回のアオイスミレも同様でした。これは、どういうことなのか?探し方に綿密さが足りないのかも知れない!怪訝な思いで、しっかり探したものですが…。蟻が種子を10年掛かって運べば、それだけでも、それなりに分布が拡がりそうなものです。
 アオイスミレの場合、谷底のような閉鎖された環境が「その一画」でしたが、ヒメスミレの場合、「その一画」はほぼ平坦で広い開放された環境でした。あえて言えば、公園の中で玉砂利が敷き詰められている唯一の場所なのかも知れません。


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