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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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コスミレ

 早春の近い日照や気温などの環境のためか、春の花たちが咲くことがあります。ここ半月間程でタイミングが合えば、娘たちと公園などに出かけていました。
 それでも、時にはゆっくり一人で歩きたい思いもあって、ある晴れた日を選んで、少し高速道路を使う位置にある公園まで出かけてみたことがありました。
 まぁ、千葉県の平地のことですから、特別に紅葉が綺麗という訳にもいかなかったのですが、家族連れなどがいっぱい訪れていました。
 植物を撮影したというよりも、紅葉などを含む景色を撮影していたイメージでしたね。それでも、上だけでなく足元のチェックも怠らず、何種類かのすみれたちの葉っぱは見つけました。でも、返り咲きは見つかりません。
 そろそろ帰ろうかという時間帯に、やっと一輪だけ、少し寂しげに咲いているコスミレを見つけました。昔、ここでは赤みの強いスミレが一面に返り咲く姿が見られたのですが、不思議なことに葉っぱも見当たらないのです。

 * 以前、「返り咲きの丘」と命名したお気に入りフィールドです。丹念に探してみたのですが残念でした。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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タチツボスミレ

 図書館で『食べられる草ハンドブック(森昭彦氏著)』を見かけて、軽い気持ちで借りました。スミレサイシンなどの話題があるかと思っていたのですが、登場したのはスミレ、タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレの3種です。
 スミレは砂糖漬けなど、まぁ、食べられることは知られているかも知れません。タチツボスミレについてはイメージがありませんでした。天ぷらが美味と書いてあります。


 スミレサイシンはトロロスミレなどと呼ばれることもあり、一面に生える地方では本当に食用だったらしいですね。とろっとして、おいしいそうですよ。
 でも、外来のニオイスミレの場合、種子や根には毒を持つそうですから、スミレ属はどれでも食べられると安易に判断されない方がいいですね。
 すみれ好きの場合、見ているだけで嬉しくなってくる性癖なので、もったいなくて「食べる」という発想にならないのだろうと思いますね。料理に添えるぐらいなら・・・。^^

 * 専用のフィルム・スキャナーを入手、スキャンしきれなかった画像をデジタル化できそうです。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アオイスミレ

 新型コロナウィルスの新規感染者数の増減が「波」で表現されますが、その第三波が収束して、半ば安堵してしまっていた時期に、アオイスミレが咲き出していました。

アオイスミレ

 撮影地は近隣の公園です。月末に迫った「すみれ行脚」について準備を進めていた頃ですね。結果的にほぼキャンセルすることになるのですが、まだ、そんなことになる近未来を知らずにいました。

アオイスミレ

 例年より少し早いアオイスミレの開花を喜びつつ、新しいカメラ機材を試すような気持ちで撮影していたことを覚えています。これまでは大きな一眼レフ機をミニ三脚に乗せて、アングル・ファインダーをのぞき込む撮影スタイルでした。現在はバリアングル・モニターを上に向け、またはスマホと連携の上、拡大して確認します。時代は変わりましたね。
 * 緊急事態宣言が解除された今日は台風16号が通過中です。近年は「いきなり関東直撃コース」が増えましたね。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
マルバスミレ

 今年、この「徒然草」というコーナーで、マルバスミレをモチーフとして選んだ回数は、今回を含め、最多の4回目になりました。出逢いが多い年だった訳ですね。
 関東はマルバスミレが多く見られる地域にあるのかと思います。一方、元々、自生が少ない地域もあるのでしょうが、絶滅危惧情報に拠りますと、危惧されている府県が少なくはないようです。

マルバスミレ

 同じ自生地に何度か足を運んで感じたことですが、今年は幸運にもマルバスミレが比較的長い期間咲いてくれたものと思われます。アオイスミレが咲いている時期に、運良く見かけることができた場所で、八重桜が終わりかけている頃にもいっぱい咲いていました。
 「あれ、いつもはここで咲いているのに?!」という年もあり、開花時期や期間、個体数は、意外な程に変動するものなのでしょうか。すると、個体数調査って、変動する要素が多くて難しいものではなかろうかと心配になりました。^^

マルバスミレ

 * 事情があって、実家を訪ねないといけないのですが、さて、いつになることやら。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヒメスミレ

 今年は縁があるヒメスミレに、また山道で出逢いました。でも、片道120Km走行して、タチツボスミレとヒメスミレに少し出逢ったきりでは、まぁ、辛いものがありますね。
 ここは明るい路傍です。最近、法面が補強されたばかりの様子でして、どのようにしてヒメスミレがここに辿り着いたものか、かなり不思議でした。

ヒメスミレ

 まん延防止等重点措置の対象地域に住んでいる身なので、準備していたすみれ旅を次々にキャンセルすることになり、昨年からの計画がほとんど実施できていません。
 今、できることは!緊急事態宣言の対象地域を回避して、極力、他人との接触をせずに単独移動してみました。でも、平野ばかりの地域特性から、そんなルートでは宿泊せずに、すみれを追いかけきれないことを実証してしまいました。

ヒメスミレ

 誰とも接触せずに宿泊する方法もあるでしょうから、もう少しあがいてみることにしましょうか。

 * 数が多いタチツボスミレがほぼ咲き終えている横で、ここのヒメスミレはまだ新鮮でした。


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ニョイスミレ、ムラサキコマノツメ

 なんと、夏日が続いています。遅咲きのニョイスミレたちもビックリしている様子です。元気な部分を選んで撮影していますが、ヘタってしまった花が増えてきました。
 いつの間にか、ニョイスミレの鉢にムラサキコマノツメが混じり込んでいます。この兄弟分は出身がそれぞれ別です。ニョイスミレの方は、10年以上前に、岩手県から種子を持ち帰ったもので、ムラサキコマノツメの方も、10年程度前に、種子配布会で入手したものです。

ニョイスミレ、ムラサキコマノツメ

 いつの間にか消えてしまう種が多い中で、この仲間は強靭かつ繁殖力旺盛なので、あちこち勝手に拡散していますね。彼らについては、栽培しているというより、放置主義で対応しています。黒くて細かい種子が大量に飛び散って、好きな場所から立ち上がってきますから、その様子を眺めているというだけなのです(笑)。
 一向に構いませんが、混血しているかも知れませんね。

ニョイスミレ、ムラサキコマノツメ

 * 当面、旅はキャンセルですが、トリシティで誰にも会わずに走り回る分にはいいかな。


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マルバスミレ

 関東の平地で、もうすみれの花は終わっているだろうと、桜の花を観察に来た公園で、マルバスミレが、なんとか花をキープしている様子を見て、ちょっと嬉しくなりました。
 ムラサキサギゴケなど、他の植物の方が元気いっぱいで、その中に埋もれながらも頑張っていた訳です。樹木の周辺にたくさん咲いていたのですが、辛うじて、白い点々が見えているだけですね(笑)。

マルバスミレ

 実は、今春、この公園を訪ねたのは二度目ですが、前回、マルバスミレはほとんど咲いていませんでした。思っていたより遅咲きなのだと再認識した次第です。タチツボスミレやスミレなどは花が茶色っぽくなって、明らかに終わりかけていたのですが、マルバスミレはまだまだ新鮮な白色です。
 一方で、一般に遅咲きのニョイスミレが咲き出していて、季節の移り変わりが感じられたものです。今年は植物全般に展開が早くて、八重桜たちも終わりかけていました。

マルバスミレ

 * 家族の反対もあり、予定していた旅行を次々キャンセルすることに…。言葉もなし!


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スミレ

 長く続けてしまいました高尾山のすみれのお話は、一応、今回で終わりにさせていただこうと思います。
 一時間に一本しかないバスに乗れず、駅から徒歩になった往路で見かけた風景です。石垣の隙間に咲くスミレですね。こんな植物たちのおかげで、長い距離もあまり苦痛になりませんでした(復路は、かなりキツかったのですが…)。

スミレ

 この辺では石垣のヒメスミレが有名になっていましたが、すみれたちが石垣の下部ではなく、途中から生える不思議について、小学校低学年向けの「スミレとアリ」という書籍に説明されていたと記憶しています。
 答ですが、スミレ属の多くが「蟻散布植物」という性質を持っていることでした。補足すれば、アリが種子に付着するエライオソームという栄養価のある物質を利用しようと巣へ運び、不要になると、周辺にポイっと捨ててしまうのです。少しでも種子を遠くへ運んでもらう戦略なのでした。

スミレ

 また、新型コロナの新規感染者が増えてしまい、残念ながら不用意に動けませんね。


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タチツボスミレ

 こちらも、頂上に至る途中で撮影したタチツボスミレですから、軽く赤みを帯びた色合いになっていますが、実際に、肉眼で見える様子には近い景色なので、ご了承を!
 高尾山のタチツボスミレは全体に丸っぽくて、花序の中央部分が白く抜けていることが多いように思います。近縁種であるニオイタチツボスミレと交雑したマルバタチツボスミレの特徴を持っている、そんな印象を持っている方が多いのではないでしょうか。

タチツボスミレ

 もちろん、これらはタチツボスミレに違いありませんが、タチツボスミレ類は交雑種に稔性があるケースが多いので、結果的に浸透交雑しやすいグループと言われます。外見的に分かりやすく特徴が出ているということかも。
 春早い時期に気温が上がって、慌てて開花したという風情ですから、まだ、茎が立ち上げっていません。その状況で、もう果実が膨らみ始めていて、今年を象徴していますね。

タチツボスミレ

 もう街路ではハナミズキが咲き出し、公園の藤棚が紫色を帯びています。早すぎる!

タチツボスミレ

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スミレ

 ご近所散策の定番になったスミレです。例年、多くの花を咲かせてくれるので、これから、もっと咲き出すものと思います。濃い紫色がレンガ調の壁面に映えていますね。
 ご覧の通り、一般住宅地の歩道です。それなりに人通りもあって、周囲を気にしながら撮影していますが、ついつい、夢中になっているとご迷惑。なにしろ、地元ですから…。

スミレ

 撮影は数日前です。実は、もう10日間程度も咲き続けていますが、まだまだ元気です。ご近所さんは、除草の際にも、敢えてスミレは残しておられることからようなので、すみれ好きなのであろうと我田引水的な解釈をしているのですが、どんなものでしょうか。
 今年、街角のすみれたちは種類も数も豊富で嬉しくなってしまいます。しかしながら、このエリアは新興住宅地という属性が強くて、住宅が増える一方です。すみれたちにとって良い環境とは言いかねます。がんばれ、すみれたち!

スミレ

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