忍者ブログ
趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
<< 2024 / 03 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
[1] [2] [3] [4] [5] [6]
スミレ
 このタイミングで雨模様が続き、桜も菫も「ちょっと、待った!」をかけられている雰囲気ですね。朝から所用があって、小雨の中をカメラ持参で歩いていました。もう一歩だったスミレは咲き出しましたが、眠そうで開き方が弱く、花冠に雨粒が乗っていました。
スミレ
 せっかくですから、傘を差しながら町内を巡回して、コスミレやヒメスミレの様子も見てきました。早くから咲き始めていたコスミレの方はかなり咲き進みましたが、ヒメスミレの方は、やっと、蕾から紫色の花びらが覗き始めたところです。やはり、すみれたちのミッドシーズンはソメイヨシノの開花宣言を待つことになりそうですね。このタイミングで、すみれの展示会が各地で始まります。
スミレ

各地の展示会を拝見していますが、なかなか、タイミングが合わない展示会もあって、とても残念に思っています。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

PR
アツバスミレ(二色咲き)
 時々、冬の間も見に来ていた隣駅前に居着いているアツバスミレ(二色咲き)です。極めて「こぢんまりとした花」が咲き出していました。確かに厚い葉ですが、全体に黄色っぽくて元気があるように見えません。早春から、もう、お疲れですか!
アツバスミレ(二色咲き)
 実は、冬の間も葉が完全に枯れるでもなく、果実さえ見られました。もちろん、今のようなしっかりした葉ではなかったのですが、機能していたのでしょうね。ユズリハという樹木がありますが、それは、新葉が揃うまで古葉が落ちずに維持され、葉が着実に入れ替わっていく性質があります。似たような生活様式を持っているような印象です。そう言えば、三浦半島で見た個体群も同様でした。
アツバスミレ(二色咲き)

時間の制約と天候の影響で、近場をウロつくだけですが、住宅街でも、そろそろ、ヒメスミレなどが動き出しています。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

 近場は住宅地ばかりで、すみれたちを存分に観察できるという環境ではありません。近隣は「暖かい房総」というイメージに反して、例年、東京の西部にある高尾山などよりも、明らかに開花が遅いという不思議な地域です。
コスミレ
 今日は午後から曇るとの予報でしたので、午前中に近隣を歩き回ってみました。すると、アスファルトの隙間が好きなすみれたちがチラホラ咲き出していたのです。表からでは土も見えない境界部から、無理に葉っぱを押し拡げているかのような姿ですが、周りに蕾がたくさん見えていて嬉しくなりました。不思議なもので、この限られた狭い一画以外でコスミレは見られないのです。

コスミレの一画から50m程先にスミレが咲く一画があり、100m程歩くとヒメスミレの小さな縄張りがあります。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

 2月末から3回目の来訪で、やっと、アオイスミレの花を目にすることができました。河津桜の開花が昨年より少し早めだったことを参考にして、早めに動き出していたのですが、目論みは外れて、アオイスミレの開花は、昨年より1週間ぐらい遅かったようです。
アオイスミレ
 丁度1週間前には、蕾すら見つけ出せなかったのですが、今日は、それなりに咲き出していました。ただ、この自生地は、とても大きな公園の一画なのですが、わずか半径数メートルの範囲でしか、姿を見ることができません。もう15年程も掛けて、主要な場所は観察したつもりです。すると、この個体群は極めて閉鎖的な空間で遺伝子を繋いでいることになりますね。そのためか、花冠や柱頭の様子に少しクセありです。

タチツボスミレは遅めで少なめ、マルバスミレは姿もなし。嬉しいことに、ヒメスミレが蕾を膨らませていました。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

 スミレをモチーフとしたデザインの84円郵便切手(春のグリーティング)が、今年 2月 7日に発売されます。使いやすいシール式の切手で、このデザインを含めて、5種10枚のシートになっていると発表されています(のり式を1枚単位でも購入可)。
スミレ
 今回はデフォルメされた明るいデザインのイラストが用いられています。「スミレ」との説明ですが、マンジュリカにしては葉っぱが大雑把すぎますね。花だけなら「スミレ」と言われれば、まぁ、「そう見えなくもない」と許容範囲で、一歩譲ることができるものかも知れません。要は、多くの方が思い描く「すみれという植物」の一般的なイメージということでしょうか。和紋様の背景も和みますね。
(撮影は長崎雲仙岳にて)
 郵便切手類の画像を web上に掲載することについて、総務省より一定の指針が示されていて、それに準拠しています。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

 少し前まで半袖で暮らしていたのですが、急に冷え込んできました。街中を歩き回りますと、明るい路傍を住処とするスミレやヒメスミレ、コスミレたちが葉を展開しています。そして、やっと花を一つだけ見つけました。閉鎖花由来の果実はいっぱいできています。
スミレとタチツボスミレ
 その足で帰宅して栽培棚に目をやると、隣の鉢に飛び込んで葉を拡げていたタチツボスミレも小さい花を付けていました。まぁ、こちらは、春の花と違って余り元気な様子ではありません。つい最近まで、季節外れに夏日を記録するような困った気象でした。そんな環境では、とても開花しませんよね。これから、少しだけ街中を離れて出掛ければ、もう少し返り咲きを見つけることができるかも知れません。

溢れるように返り咲きが咲く年、全く見つからない年があります。街中ですと、いつもの場所でも、必ず見つかるとは限りません。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


 淡い赤紫色で、中央に黄色い部分があるフリル系のミヤマスミレですね。一瞬、花弁が多いようにも見えますが、微妙にカーブした計3つの花冠それぞれの花弁が重なっているだけです。地域変異は多彩ですが、こんな雰囲気の個体群には、初めてお目に掛かりました。
ミヤマスミレ
 この姿、パッと見ではミヤマスミレっぽくありません。花については、強く出ているフリフリ状の花弁と、黄色い帯のような部分を除けば、一応、ミヤマスミレに見えます。余り写っていませんが、葉の先端が尖り、葉質も柔らかそうに見えます。でも、葉全体はフニャフニャして、気合いが入っていませんね。普通、こんな情けない姿ではないのですが、本当にミヤマスミレなのか、心配になってきました(笑)。

あっちこっち、各地のすみれたちを順不同で紹介している内に、取りこぼしが出てしまいました。まだ、あるかも知れません。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


 あっさり系で、淡い青紫色の花弁を持っているミヤマスミレでした。今年は、個人的にミヤマスミレの当たり年らしくて、行く先々で見かけました。ところが、それぞれに印象が異なっていたのです。地域によってバリエーションがあるものなのですね。
ミヤマスミレ
 群馬産の個体は赤紫色の端正系、岩手産の個体は薄紅色のふんわり系、山梨産の個体は淡い赤紫色で、中央に黄色が入るフリル系でしたが、まだ紹介していません。後日、追加します。昨年見た北海道産の個体は、細長めで青紫色の花弁を持ち、キリッとした印象でした。
 個人的には、赤紫色で花数が多かった中部の群落と、東北のフイリミヤマスミレについて、強い印象をもって記憶しています。

最近、自分に責任がない要件で、無駄にドタバタしています。まぁ、山歩きをしなくなったので、運動不足解消にはなります。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


タチツボスミレ
 苔生した古木の途中に「お座敷」のような小さい樹洞(うろ)ができていて、そこにタチツボスミレが咲いていました。これは一個の種子が辿り着いて大きくなった、もしや、単独の個体なのでしょうか。時の経過を示すように、枯れた茎がたくさん見えています。
タチツボスミレ
 どうやって辿り着いたのでしょう。すみれは蟻散布植物という属性を持っていますから、蟻が顎に種子を咥えて、この高さまで運び上げたのかも知れません。すると、ここに蟻の巣があっても良さそうなものですが、その様子はありませんでした。実は、斜面の上から見下ろすように撮影しており、地面から樹洞の位置までは、人間の背丈ほどあります。3枚目の写真だけは、まだ、蕾もない時期の撮影です。
タチツボスミレ

来週、5回目のCOVID-19ワクチン接種を受ける予定です。最近はニュースになりませんが、それは良いことなのでしょうね。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


アカネスミレ
 紫条がしっかりと目立っているアカネスミレが咲いていました。アカネスミレも、地域によって変化が多い種だと思っています。それから、都道府県で見ると、沖縄県を除く、全国各地に自生する普遍種であることが分かります。ただ、個体数が多い訳ではありません。
アカネスミレ
 花弁の色合いは、ローズ色に近い赤紫色系から青紫色系まで、かなり幅があります。花色が濃いか薄いかを基準に名前を使い分ける傾向は、余り好ましいと思っていないのですが、近年、ウスアカネスミレについては認めざるを得ないと思うようになりました。なにしろ、すぐ近くで濃淡の違いが明確な個体群が入り交じっていることがあるのです。大分県では、濃淡が数段階で混じって咲く群落を目にしました。
アカネスミレ

6月が目前です。観察から時間が経過して、出逢い報告という感覚ではなくなりつつありますが、しっかり記録しようと思います。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に!


最新コメント
[01/01 アッキーマッキー]
[05/26 ぐーちゃん]
[05/25 ぐーちゃん]
[05/10 ぐーちゃん]
[03/21 KLX]
最新トラックバック
ブログ内検索
プロフィール
HN:
NYAN
性別:
男性
自己紹介:

すみれ大好き人間やってます

忍者あど
登録サイト
カウンター&アクセス解析


忍者ブログ [PR]