やはり、近所の散歩コースの東側に咲くニオイタチツボスミレです。少し前までは個体数を増やしていましたが、今は小さな株が細々と生き残っているという状態です。やはり、こちら側も踏みつけられて土壌の硬いと感じられます。以前は、もっとフワフワだったんですよね。元々は人が余り立ち入らない明るい疎林だった場所で、全体が長年積もった腐葉土で、歩くと足跡がくっきり残るような状態でした。どこか隅っこにでも生き残って欲しいものです。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
近所の散歩コースに咲くアカネスミレです。このコーナーで何度か紹介させていただいたことがありました。一度、宅地開拓の波で消えながら、緑地公園の隅に蘇った個体群です。ただし、ここを散歩する方の数が徐々に増え、土壌が硬くなるに連れて、また姿を消しつつあります。復活は一時的なもの、まるで徒花(あだばな)のような存在に見えてきました。都市化する住宅地の一角で、いつまで生き残ることができるのでしょうか。 |
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ある説明によりますと、花色が多彩で『まるで有明の空のよう・・・』との所以でアリアケスミレという名前が与えられたと言われています。真偽の程は分かりませんが、確かに様々な花が見られますね。この愛らしい紅色のほっぺをした系統はベニバナアリアケスミレ(俗称)と呼ばれています。昔、我が家の庭にも咲いていたのですが、いつの間にか姿が見えなくなってしまいました。 |
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新しい92円切手の意匠はなかなかシック。それでいて、スミレとしてはリッチな姿をしているなぁと思っていました。同時にどこかで見たという印象があったのです。この株もその一つ。花や葉の数なら優っているようですね(笑)。花の色合いや醸し出す雰囲気は似ているような気がします。実は、かなり大きな群落の一部を切り取ったもので、こんなスミレたちが一面に咲いていました。 |
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晴天のピーカンで困った写真になってしまった被写体はマルバスミレです。ここは山梨の駅そばに新しく構築されたばかりらしい駐車場です。ゆったりとした坂道に階段上に土を盛ってあるのですが、マルバスミレはこうしたブルドーザで固めた斜面などに突然出現する性質があります。マルバスミレはどこからやって来るのでしょうか。 |
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なかなか育て方が分からなくて、夏冬の厳しい環境で枯らしては買うの繰り返しだったヴィオラ・バンクシイです。ここ数年は新たに買うことなく、維持更新しています。自然状態で越冬した株の開花は5月半ばからになるようですね。 |
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普段、アカネスミレとオカスミレのような極端な例でないと、毛の有無については余り意識していないのが常です。ですから、ケタチツボスミレという分け方があるのは承知していますが、脛毛が濃いぐらいの感覚で見ていました。 |
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個体数が多いこともあり、つい、素通りしてしまうことが多いと推察するニョイスミレですが、ちょっと、すました姿を撮影してみました。なかなかさわやかな印象に撮影できたと思います(笑)。 |
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花に出逢う機会が少ないアオイスミレですが、ここでは、色々な表情を見ることができました。先ず、植物体全体が写っている分かりやすい写真から持って来たのですが、なんと立木に付着した苔から生えているのです。 |
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杉の枯葉に埋もれて重たそうにしているのはエイザンスミレですね。でも、一生懸命に杉の枯れ葉を押し退けて上に伸びようとしている姿が気に入ってしまって、気が付くと、こちらも腹ばいになって一生懸命に撮影していました(笑)。なんだか、すみれたちの息吹が伝わってくる、こんな姿を見て写真に残したいのですね。 |
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