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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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アリアケスミレ

 果実から炸裂する前のアリアケスミレの種子です。今年は大量に採取できました。繁殖力旺盛ですね。この種は、DNA塩基配列に基づく分子系統解析が一般化する以前から交雑種起源と言われていましたが、それは正しかったようですね。
 さて、古い資料の一つである『岩手県植物誌』と『遠野市植物誌』の情報を入手しました。そこには「これは雑種であるから、本州のところどころに出現する」と記されていて、あれれ~と感じた次第。学名はV. x oblongo-sagittataと記述されていました。 おもしろい内容ですが、リュウキュウシロスミレの情報と錯誤があったのではないかなぁと感じています。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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スミレ

 市街地の路傍で、こんな光景に出逢うことがありませんか。アスファルトの隙間に咲くスミレですね。東京でサラリーマンをしていた頃、時折、目に留まったものでした。ふと、そんなことを思い出しましたが、この撮影地は自宅のご近所です。^^
 そう言えば、濃い紫色のスミレを認識した最も古い記憶は、高校の乾いたグラウンドの隅でした。もっと小さい頃にも見てはいたのでしょうが、記憶に残っていませんねぇ。その次は、もう大人になって東池袋で働いていた頃、そして麻布十番で働いていた頃でしょうか。昼休み、ふらっと職場周辺を散策していて見かけたもので、個人的印象では都会に咲く花です。


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タチツボスミレ

 コース前半で出逢ったタチツボスミレは、どうやら、距が二つあるようです。一般に、多距型の花は多少なりとも歪な姿をしていることが多いのですが、極めて端正な姿で、当初は気付きませんでした。
 コース後半で出逢ったタチツボスミレは、アカフタチツボスミレもどきです。おそらく、花期が終わった後には緑色の葉に変化してしまうタイプと思われ、「もどき」と呼ぶのが妥当かなぁと(笑)。タチツボスミレは個体数が多い普遍種なので、ついついサッと流してしまいがちですが、個体群毎の変化を楽しむつもりで良く観察すると、なかなか楽しいものがあるのです。


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ヒメスミレ

 日帰り圏でないと出掛けられない状況下、友人から情報を得て、もう少し歩いてみたいと思っていた都下エリアに出向いてみました。今年は雨天ばかりで期日を選んでいる余裕はなく、いかにも準備不足でしたが、なんとか辿り着きました。^^
 例によって順不同で出逢ったすみれたちを紹介しますが、一番手は日向に咲いていたヒメスミレです。少し雰囲気が違いますが、アスファルトの路傍や明るい荒れ地で数多く見つかりました。環境に依ってはヒネた咲き方をする個体も少なくないのですが、ここでは多くの個体が比較的素直に育っており、微笑ましく感じたものです。


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タチツボスミレ

 なんだか自由な感じを放っていた大柄なタチツボスミレは、ちょっと前の今月18日撮影です。近所では、かなり日当たりの良い住宅街で、やっと小さな花を咲かせているのを見かけ始めた頃でしたので、違和感を受けてしまいました。
 撮影地は自然豊かな公園で、ふかふかの腐葉土の土壌から生えていると思って下さい。葉も花も大柄でホッコリした姿でした。タチツボスミレは普遍種で個体数が極めて多いことから、つい撮影する機会が減ってくるものですが、ここでは一生懸命撮らせていただきましたよ。


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ヒカゲスミレ

 関東ではおとなしい印象のヒカゲスミレが多いように感じています。でも、各地を散策してみると、比較的多彩な型を持つ種であることにお気づきになることでしょう。
 それを意識することになった出逢いの地は白馬の高原でした。ふんわりとした印象を与える群落は開けた平地に咲いていて、日陰という言葉は不似合いだと感じたものです。その後、青森、函館、山梨など、各地で個性的な個体群に出逢っています。特に、基準標本の採取地である函館の山道に咲く花が醸し出していた独特の色彩が忘れられません。


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マルバスミレ

 春の丘陵ですみれを見つけて喜んでいる夢を頻繁にみます(^^)。まぁ、フリークとは、そんなものでしょう。そうそう、最近は、こんな何かに夢中になっている連中を OTAKU と、極めて明るくアルファベット表記するようですね。
 出掛けたい場所は増える一方ですが、なかなか思い通りになる訳ではありません。それでも、できるだけ、自生地に出向いて自分の眼で観察することが基本かなぁと考えて、長い時間が過ぎました。今年も「夢中」で過ごしましょ!


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タチツボスミレ

 気象予報士さんが、「今年の秋は記録的に短かった」という表現をしていました。え!、もう終わってしまったのですか??まだ、冬だと思いたくないので晩秋ということにしておきます。^^
 一週間程前、すみれの返り咲き探しにバイクで一周りしてみたところ、数個のタチツボスミレの花がこぢんまりと咲いていました。ここは住宅街の植物好きの夫婦が住むお宅の庭を縁取る石垣です。まぁ、タチツボスミレを育てているということではなく、敢えて、雑草として草取りの対象にはしていないということでしょうね。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アカネスミレ

 全国各地で出逢うことができるアカネスミレには、比較的多彩な変化がありながら、全体イメージから直感的に同定しやすい傾向があります。ところが、九州と北海道で出逢った艶やかな個体群には、とても驚かされてしまいました。
 どうしても見たかったキスミレの群落を求めて大分から熊本を散策した時、ふと、出逢ったアカネスミレ。それは、火の国で見知らぬ種に出逢ったのかとドキドキしたほどでした。変化していく茜の空の色とは、見事に表現したものだと思います。


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タチツボスミレ

 今春、妙な場所でタチツボスミレが花を咲かせているのを見ました(笑)。先ずは、屋根の上です。ただ、これは、どうやら意図的に野草を生やしているものだと思われます。このような「新しい建物を古く見せる演出」は流行かも知れません。
 左右のサムネイルをクリックすると、タチツボスミレがほぼ垂直に近い崖の途中で花を咲かせている様子が拡大されます。蟻が種子を運んだにしては高過ぎますね。上から種子が転がり落ちて、途中で発芽したと考えるべきなのでしょうか。


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