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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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アオイスミレ

 この存在感のある丸い葉っぱは何でしょうか?ニョイスミレなどの花の最盛期に大きな葉を展開していたのは、おそらくアオイスミレだろうと思います。葉の形状自体は、花が咲いている時期とほぼ同じですが、少し厳ついイメージに変わっているようですね。
 良く見かける種でも、花が終わった夏葉の時期に見掛けると戸惑ってしまうことがあるかも知れませんが、観察回数が増えてくると、一般に葉だけでも種を特定できるようになってくるものです。勿論、全く判断できないケースもあるのですが、経験を重ねることで徐々に分かるようになってくるものでしょう。各地の変異を多く観察できれば尚更だろうかと期待しています。
 先日、複数の種が混じってしまった鉢から一本の朔果が立ち上がり、割れて種子が見えていたのですが、花はなく葉も見えない状態でも種子の様子で何者か見当が付きました。人間の経験ってなかなかエライものです(笑)。


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ノジスミレ

 何度も出掛けている自生地では、いつも訪れる観察ポイントができるものです。このノジスミレが咲くポイントは路傍の畑ですね。畑にしてはゴロ石が多いのですが、畑の端っこで水仙が植えてあります。このノジスミレの咲き具合を見て、毎年少しずつ異なる花期のズレを把握しているところがあり、現地でバロメータにしています。
 一方、毎回のように訪れるポイントを幾つか回り終わると日が暮れてしまうというケースもあって、マンネリとは思いませんが、すみれたちとの新たな出逢いを逃しているのではないかという不安にかられます。それで、時々、脇道に入ったり、回り道をしてみたり・・・。でも、なかなか、お気に入りポイントは増えないもので、確実に観察を楽しめるポイントを回るか、ポイント開発にチャレンジするか、妙な選択に悩まされることがあります(笑)。


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ヒメスミレ

 今年も逢いに行ったという証拠写真(笑)のようになってしまいましたね。関東近隣のすみれ好きにはすっかり馴染みになった「石垣のヒメスミレ」です。とても日照の条件が良いので、いつも早い時期から咲き始めます。
 傍に車を停めようものなら迷惑千万な生活道路ですので、二輪で出掛けた時に撮影できているという撮影場所です。日中はカンカンに陽光が当たる石垣なので、どうやったら、うまく撮影できるのだろうかと知恵を絞るポイントですね。
 昔は「種子は飛んで下に落ちるのに、どうして、石垣の下の方に集中して生えないの?」と疑問を覚えたものです。矢間芳子著の「すみれとあり(福音館書店、かがくのとも傑作集)」に絵で楽しく解説されていますが、アリが種子を運ぶのですね。この石垣では、確かにたくさんのアリがいつも懸命に働いています。


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マルバスミレ

 萼の赤味が一際濃いようですが、これはマルバスミレです。この撮影地である公園では、マルバスミレが移動することを知りました。もう昔のことになりますが、池に近い斜面などでたくさんのマルバスミレを見ていましたが、2年もすると、全く姿を消してしまうのです。それからは、時々、思い出したように別の場所でポツンポツンと見かけるのですが、決して群落と呼べる数ではありませんでした。
 今年、いつもアオイスミレを観察するスポットでマルバスミレの群落を発見しました。毎年見に来る定点観測地ですから、これまで長期間、群落の存在を見逃していたとは思えません。そして、おもしろいことに、萼の色で区別をするなら、大きく2種類の型があることも分かりました。関東では、そう珍しくはない種ですが、少し興味深い側面を持っているようです。


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エイザンスミレ

 おなじみの自生地では「ここに白いエイザンスミレが咲くはず・・・」というパターンがあったりしますね。ところが、同じ場所で同じ種に出逢っても、何か雰囲気が違うと感じることがあります。撮影地は、その白いエイザンスミレが毎年見られる場所なのですが、今年は少し紅色が強いようでした。
 この山には多彩なエイザンスミレが咲くので、この色合い自体が珍しい訳ではありません。でも、この一角では白さが際立った個体群が見られるので、ほぼ必ずと言って良い程、立ち寄るようにしていました。ところが、周辺で見られる個体たちも似立ち寄ったりの薄紅色の条が・・・。こんなことがあるんですよね。できるだけ、という話ですが、すみれとの出逢いも「一期一会」であるという気持ちで接したいものです。


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タチツボスミレ

 さて、随分と色の淡い花を咲かせています。側弁の基部に頬紅をさしたような紅紫色の筋が入って、なかなか綺麗かも知れない1枚目です。一方、2枚目は、少し渋みのある青紫色の花を咲かせるタチツボスミレです。距が全体に淡くて、先端だけが赤みを帯びていますね。
 それもこれも、まぁ、それほど珍しくもないタチツボスミレたちですが、時には並んで咲いていたりするものですから、一筋縄ではいきません。各地のタチツボスミレを集めて栽培されている方がいらっしゃるそうです。少し気持ちが分かりますね。栽培は余り得意ではないので、こうして多彩な変異を写真として記録しているという訳です。数が多くて、つい手を抜いた扱いをしがちですが、よく観察すると、別の楽しみ方もありそうですね。


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タチツボスミレ

 駆け足で通り過ぎた春・・・、などと申しましても、まだまだすみれを追いかけるつもりです(笑)。それでも、ここまでの追っかけで取り上げ漏らしたすみれたちがあり、まとめて紹介したいと思います。しばらく、タチツボスミレのお話が続きます。
 とても端正な顔立ちですね。花弁がちょっと横長で中心部分が白く、距がぽてっと大きめなので、一見、ニオイタチツボスミレに見えます。でも、しっかり観察した結果、少し写り込んでいますが、葉の特徴などからタチツボスミレだと思っています。ここは富士山の裾野ですが、ここに戻ってくるまで、とても多くのニオイタチツボスミレに出逢いました。その意味では、この時、目が肥えた、もしくは慣れていたと思います。多くの種に対して、こんな感じで慣れた目を養いたいものです。


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アカネスミレ

 赤紫色の花はよく目立ちますので、ヨモギなどに埋もれていてもアカネスミレはしっかり目につきました。それにしても、満開状態の時に周囲の草たちがここまで丈を伸ばしているのは困りものです。おそらく、この春の気温変化はかなり異常だったので、すみれたちの生育が遅れているところに、急に初夏の陽気になってバランスが崩れたのだろうと思います。それでも北東北での開花時期は帳尻があっていました(笑)。
 異常気象という言葉が日常化していることを思うと、長い時間で見れば大きな変化ではないのかも知れませんね。すみれたちは、開放花でうまくいかなかったら、閉鎖花で帳尻を合わせる裏ワザを持っています。このアカネスミレも、例年に比べて大きなロスもなく、子孫を残すことができるのではないかと期待しています。


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スミレ

 広範な環境で見られる印象がありますが、少なくても、今回の旅ではこの地だけで出逢ったスミレです。花弁の色合いが全体に薄くて、中央部になると濃くなるグラデーション咲きですね。それから、もう少し濃い色合いの花を咲かせる群落に続きます。
 ここはアスファルト舗装の山道ですが、スミレはこうした路肩にヒビが入ったような隙間に列をなして咲くのが大好きです。この一角にだけ、かなり多くの株が並んでいました。既にスギナなどが草丈を伸ばしているのですが、スミレも頑張って対抗するように上に伸び上がっていますね。もうしばらくの間、つま先で立ち上がるように花を高い位置にキープして、虫たちが花粉を運んでくれるチャンスを待つのでしょう。この時期を逃しても、花の高さは関係がない閉鎖花で子孫を増やす時期に移行します。したたかですが、一生懸命な姿だと思いました。


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オオタチツボスミレ

 東北地方を歩いていますと、標高や土壌環境などに余り左右されず、どこへ行ってもオオタチツボスミレに出逢います。花期も長いようで、春の旅で「オオタチツボスミレもそろそろ終わりだねぇ!」などと会話した記憶がありません。
 今回は、特徴がはっきりしていて分かりやすい個体を選びました。1枚目と3枚目は宮城県、2枚目は岩手県で撮影したものです。たまたま、2枚目は花弁の色が少し淡いようですが、白い距とコントラストが明確なので、遠目にもオオタチツボスミレかなぁと分かりますね。花茎が伸び出る辺りの茎生葉は特に大きくて柔らかい印象があり、花期にはまだ基部が巻いていて、拡げてみないと葉の形状を確認できないような状態です。稀に小さい個体も見られますが、一般に大柄で周辺の植物たちを威嚇するような姿で群生しており、すみれの仲間としては珍しい存在ですよね。


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