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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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 缶バッジとぐんまちゃんのサブレ(?)です。昨年、現在の車が納車される少し前に、次女宅で使わなくなった軽自動車を借りて、茨城から福島、新潟から群馬と、大きく関東甲信越をぐるっと回った際に買い求めました。
ナエバキスミレ
 この缶バッジのモチーフはナエバキスミレですね。元々、立ち寄る予定はなかった山ですが、新潟から高速道路でササッと通り過ぎるのは、意に沿わなかったので、敢えて下道を走り、細い山道を登って、18年ぶりに1,600m級の高地に辿り着きました。時期としては少し早かったのですが、ありがたいことに黄色い花を咲かせていたのです。意外に、細部まで記憶している自分に驚いてしまいました。

 購入した売店では、いがりまさしさん発行の阿蘇復興応援DVD『阿蘇の野の花に』も陳列されていて、購入しました。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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シハイスミレ
 短期連投してみましたが、長くなってしまったので、結果、撮影から時間が経ってしまいました。4月と5月で大きく二つのシリーズになった広島編全体について、この辺で一度締めて、必要があれば、改めて、番外編として編集しようと思います。
シハイスミレ
 この旅でホウフスミレの片親として意識してしまったシハイスミレです。実際に、スミレと同じ日に撮影できた訳ではありません。こちらの個体群も和歌山と同様に、花も葉も小さめです。標高が高めだったとは言っても、5月の後半に、既に開花した状態で観察していたのですから、この段階から、急に大きくなるとは思えませんね。さて、中国地方を歩いて、久しぶりに四国も訪ねてみたいと思いました。
シハイスミレ
 家族と九州を訪ねる予定が流れて、秋田訪問も計画倒れになってしまいました。車でぶらっと出掛けたい気分です。

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スミレ(ハグロ型)
 ホウフスミレの痕跡が見当たらないかと、スミレの周辺を歩いている時、少し離れた水分が多い斜面に、妙なスミレが複数みつかりました。
スミレ(ハグロ型)
 花も葉もスミレに違いはなさそうなのですが、ご覧の通り、小さめの葉が茶褐色を呈しています。はじめに見かけたスミレの葉を側に置いて比べると、その違いは鮮明です。多少の個体差はあって当然なのですが、その範疇は超えていそうですね。前回の旅で観察できたヒナスミレとハグロヒナスミレの関係に似た印象を受けたものです。仮にハグロスミレとでも呼びたいところですが、それではヒカゲスミレの品種になってしまいます。個別に命名する必要もなさそうですので、ここは、単にハグロ型と説明しておくことにしましょう。
スミレ(ハグロ型)
 ハグロシハイスミレを探して兵庫を、ハグロヒナスミレを観察に広島を訪ねました。どれも、通常型と混在していたのです。
(余談)可能性として、葉に艶があり、裏面が茶褐色という特徴もあり、よもや、ホウフスミレでした!というドッキリがないか心配です。

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スミレ
 以前、ホウフスミレがみつかったという高台に連れてきてもらいました。確かに、路傍にスミレが花を残していましたが、その周辺を歩いてみても、もう一方の片親であるシハイスミレが、どうも見当たりません。
スミレ
 聞けば、シハイスミレは山の反対側で見られるとのことでした。ポリネーターの飛行距離を考えれば、数百メートル程度離れていても問題はないそうです。この個体群は葉が細めで、裏面に少しだけ赤みがあります。帰宅して調べ直していた際、これと良く似た個体を、ホコバスミレとして紹介する資料がありました。ホコバスミレを何度か観察している立場では、その変種とは判断しがたいところでした。
スミレ

 残念ながら、ホウフスミレは栽培品しか見たことがありません。スミレの花とシハイスミレの葉を併せ持つ交雑種でした。

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ムラカミタチツボスミレ
 タチツボスミレの仲間が多く、特に自生数が多いオオタチツボスミレとの交雑種がたくさん見られました。正確には、どれもこれもが遺伝子交換をしているという印象で、いっしょに動いていた地元の方と「同定は諦めましょう」と話したものです。
ムラカミタチツボスミレ
 花の様子、特に距の色合い、それから、葉の形状などを基準にして、オオタチツボスミレやタチツボスミレを区分けしようと試みましたが、微妙な個体の方が多いぐらいです。なんとか、これはムラカミタチツボスミレと見えた個体を選び出して、記録撮影してみました。花の形状は中間的ながら、距は紫色で、葉は明らかにオオタチツボスミレ風です。典型的な特徴を持つ個体を拾い上げるような作業でした。
ムラカミタチツボスミレ

 典型的な特徴を持つ交雑種F1が両親と同居しているケースは助かりますが、稔性があったり、戻し交雑しやすいと、お手上げです。

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アケボノスミレ
 想定していなかったのですが、緩やかな山道で少数のアケボノスミレを見かけました。心なしか青っぽい印象を持つ花は新鮮で、咲き始めたばかりの段階に見えましたが、既に、葉の方はしっかり展開しています。
アケボノスミレ
 現地で、自生数は余り多くはないのだろうと感じて戻ったのですが、後日、前回入手した小田多美恵氏の「広島のすみれ」の記載を読むと、珍しくはないのだそうです。広島大学の標本情報に目を通したところ、自生地は岡山との県境や中国山地側、つまり、東側や北側らしいと読み取れました。改めて、現地情報を洗ってみると、やはり、西日本全般では比較的稀な存在との意見が多かったようです。
アケボノスミレ

 汗を流して、お金を掛けて、遠くまで出向く必要なしと揶揄されることがあります。価値観の違いに過ぎないのでは。

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 これはフモトスミレだろうと思っています。もう10年以上前のことですが、フモトスミレが余りにも多彩な姿をしていることに困り果てて、再確認の旅に出たことがありました。その旅の結果ですが、やはり、芳しいものにはならなかったのです。
フモトスミレ
 なんとか、ヒメミヤマスミレとトウカイスミレを区分できるようにはなりましたので、問題は解決したのかと言いますと、未だに、これってフモトスミレで良いのかと悩み混むことからは開放されていません。この画像の個体は、花茎があっさり淡い臙脂色で、その上、極めて長く、独特な姿をしていますが、フモトスミレとしています。もっと、花や花茎に赤みがあったら、分かり易いのかも知れません。

 広島編は二度にわたったので、結果的に長くなってしまいましたが、そろそろ、終盤となります。

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ニオイタチツボスミレ
 タチツボスミレの仲間が多く見られた山々でしたが、実は、そのほとんどがオオタチツボスミレで、局所的にツルタチツボスミレの個体数が多く、その他は限定的だったなぁという印象を持ちました。
シロバナタチツボスミレ
 ニオイタチツボスミレはボチボチと自生していましたが、例によって、微妙な姿が多くて、特に、葉の丸さが足りない印象があったのです。二日目、やっと、ニオイタチツボスミレで良さそうだという姿を見ました。また、ここは中国地方なので、ナガバノタチツボスミレは普遍種のはずなのに、少なかったことも不思議でたまりません。おまけですが、唐突にシロバナタチツボスミレが現れてくれました。
ナガバノタチツボスミレ

 なんとなく、シロバナタチツボスミレを見慣れているような気がしていましたが、実は、久しぶりだったのです。

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タチツボスミレ
 旅から戻って一週間が経過しましたが、どうも慌ただしくて、まだ記録したいことが残ったままです。実は、おもしろいなぁと思ったことがあって、一般には普遍種とされるタチツボスミレが、この地では少数派だったことですね。
タチツボスミレ
 幾つかの環境を歩くことができ、各地でオオタチツボスミレやニオイタチツボスミレ、ナガバノタチツボスミレ、ツルタチツボスミレなど、タチツボスミレの近縁種は多数自生していました。ところが、明示的にタチツボスミレと認識できる個体は意外に少なくて、最も多く見られた姿はオオタチツボスミレと、その交雑種らしい個体群だったのです。はっきりした特徴を認識できない場合も多々ありました。
タチツボスミレ

 花と葉の両面から、最もタチツボスミレらしい個体を選びましたが、それでも、花冠の様子などは微妙です。

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ダイセンキスミレ
 今年は、贅沢なことに、広島の山野を通算四日間も歩くことができました。昔、広島から鳥取を散策した際に観察できた種の全てについて、再度観察することができたことになります。その中で、ダイセンキスミレは印象に残る代表格です。
ダイセンキスミレ
 環境や時期が違うからなのか、花冠のサイズが微妙に小さいように感じたのですが、勿論、そんな驚くような違いではありません。ダイセンキスミレはナエバキスミレによく似ていて、植物体全体が矮化したような姿をしています。今回、林など、暗めの環境で出逢う機会が多かったこともあり、むしろ、草丈の方は比較的に高めです。3枚ある葉の下方へ伸びる茎が長くて、ミヤマキスミレ風でした。
ダイセンキスミレ

 今年は開花が全体に遅めとは言え、既に一番花は果実へと姿を変えつつあり、主に咲いていたのは二番花でした。

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