趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
気温も湿度も高さを維持したまま、暦ばかりが進んでいるようですね。
今年、出逢えて嬉しかったすみれが幾つもあるのですが、その二つ目に挙げたいのがナガハシスミレです。理由は単純で、故郷の山にも咲く種でありながら、野山で撮影できたのは13年ぶりという状況だったのです。
一定の降雪量がある地域なら、珍しい類には当たらない種なのですが、広範囲で多くの個体が見つかったという訳でもありませんでした。もっと時間を掛けて移動した方が良いのかも知れませんね。

学名上、北米に産する種の変種として扱われ続けていますが、良く似た別種であることが判明して久しくなります。なぜ、判明した段階で新しい学名が設定されなかったのでしょうか。取扱いに困っています。(。・・。)
来年は「すみれ旅の記録が少なかった地域」を重点的に訪ねたいです。「観察不十分な種の記録がある地域」という条件を重ねていくと、自ずと目的地が絞られることが楽しくなってきました。
東日本、西日本それぞれに候補地を選定し始めています。これに、従前から出掛けたかった候補地を加えていこうと思いますが、さて、どこまで実現できるものでしょうか。
遠出は一人旅が多いのですが、気楽な反面、感動を分かち合いたいところです。
今年、出逢えて嬉しかったすみれが幾つもあるのですが、その二つ目に挙げたいのがナガハシスミレです。理由は単純で、故郷の山にも咲く種でありながら、野山で撮影できたのは13年ぶりという状況だったのです。
一定の降雪量がある地域なら、珍しい類には当たらない種なのですが、広範囲で多くの個体が見つかったという訳でもありませんでした。もっと時間を掛けて移動した方が良いのかも知れませんね。
来年は「すみれ旅の記録が少なかった地域」を重点的に訪ねたいです。「観察不十分な種の記録がある地域」という条件を重ねていくと、自ずと目的地が絞られることが楽しくなってきました。
東日本、西日本それぞれに候補地を選定し始めています。これに、従前から出掛けたかった候補地を加えていこうと思いますが、さて、どこまで実現できるものでしょうか。
遠出は一人旅が多いのですが、気楽な反面、感動を分かち合いたいところです。
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<参考> 用途別に!
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これは、ド派手な印象のスミレですね。濃紫色で大柄です。説明の札には「スミレ(大輪)」と記載されていました。このスミレという種は極めて変化の幅が広くて、おもしろいと思います。主にスミレ専門に栽培されている方もいらっしゃると伺いました。

丈夫な性質なので、拙宅の栽培棚でもよく殖えてくれます。草原などで、一面に繁茂している群落に出逢うこともあります。今春、雲仙岳の中腹をうろついた草原のスミレは、ここまで丸くて大きい花ではなかったのですが、似た色合いの花が繁茂していました。ところで「大輪」という言葉は、「あめじすと」や「ひむれ」と違って、園芸品種名というより、様子を示す形容表現ですよね。
春に花を咲かせた株たちは、暑さと虫害で悲惨な状態ですが、実生株は比較的元気です。積極的に採り蒔きすれば良かったですね。
春に花を咲かせた株たちは、暑さと虫害で悲惨な状態ですが、実生株は比較的元気です。積極的に採り蒔きすれば良かったですね。
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長くて暑かった夏も終焉に向かっていますが、栽培棚のすみれたちは、熱射と虫害によるダメージが大きかったようです。
今年は地元町内会の役員に選ばれてしまって、来春まで移動が制限されています。来年こそは、自由に動き回りたいとの思いで、少しずつ準備を始めています。そんな状況下でも、なんとか、長崎や岩手、関東甲信越を飛び回っていました。ただ、初夏の北海道は諦めてしまいましたね。

今年、出逢えて嬉しかったすみれの一つとして、諫早と雲仙の二ヶ所で撮影できたハリマスミレを挙げてみました。写真は、軽く降られた諫早の高原にたくさん咲いていた端正な逸品です。撮影場所は、地元の方々から情報を得て、一度諦めかけた山道に再度挑もうと戻り掛けた際、ちょっと骨休めに立ち寄った標高1,000m級の草原でした。
この夏、当サイトの「各地のすみれ」というコンテンツの改造により、スマートフォン等、縦画面での見やすさを確保して、暦年の旅の記録でもある「徒然草」をリンクさせました。やはり、九州、東北、関東甲信越へ出向いた旅の密度は濃いのですが、薄い地域があり、早めに、あちこちへ出掛けたいという思いが強くなりました。
積極的に新しい自生地を探すという方向性で動き出したいところです。
今年は地元町内会の役員に選ばれてしまって、来春まで移動が制限されています。来年こそは、自由に動き回りたいとの思いで、少しずつ準備を始めています。そんな状況下でも、なんとか、長崎や岩手、関東甲信越を飛び回っていました。ただ、初夏の北海道は諦めてしまいましたね。
この夏、当サイトの「各地のすみれ」というコンテンツの改造により、スマートフォン等、縦画面での見やすさを確保して、暦年の旅の記録でもある「徒然草」をリンクさせました。やはり、九州、東北、関東甲信越へ出向いた旅の密度は濃いのですが、薄い地域があり、早めに、あちこちへ出掛けたいという思いが強くなりました。
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この少し濃いめな紫色で、印象的な菊葉系すみれって、記憶する限り、初めて目にしました。「マツバノジスミレ」という名前だそうです。撮影後にいろいろ調べてみたのですが、決して情報は多くありません。花数が多くて魅力的な姿をしていますね。

ノジスミレとヴィオラ・ピンナータ ( Viola pinnata ) の人工交配種との情報を信じてみましたが、一次情報が見つかっていませんので、少し正確性に乏しい部分はあるものと理解してください。残念ながら、過去、この横文字の片親を観察する機会がなかったのですが、アルプス山脈周辺域に自生する複葉型の種とのことでした。写真ではノジスミレにも似ていました。葉の色合いが渋くて好感が持てます。
日中の気温は高いままですが、空の雲の様子が秋めいてきました。意外に忙しい日々が続いておりまして、少しバテ気味です。^^
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こちらは「フイリヒメミヤマスミレ」と記載されていました。光線が強めに入ってしまっただけでなく、実際、花が白っぽく、かつ、紫条が少なめでした。前回のヒメミヤマスミレより、鋸歯がそれっぽい個体なので助かります。

葉は渋くて濃い緑色で、斑がとてもきれいに入っています。艶やかな葉の表面に毛は見えません。斑入り個体は珍しいとしても、これなら、ヒメミヤマスミレだろうと想定しそうですが、それでもフモトスミレと大差ない印象です。この両種は「亜種」の関係で、極めて近縁だとする意見がある一方で、九州や四国では別種との意見が強いですね。学名も二通り共存ですが、今は調べれば分かる時代ではないかなぁ。
個人的に知らないだけで、両種の関係は、既に解明されているのかも知れません。情報をお持ちでしたら、教えてください。
個人的に知らないだけで、両種の関係は、既に解明されているのかも知れません。情報をお持ちでしたら、教えてください。
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説明札に「ヒメミヤマスミレ」と記載されていました。う~ん、そうかも知れませんね(笑)。実は、フモトスミレとヒメミヤマスミレには苦手意識すらあるのです。フモトスミレの方の話ですが、全国を歩いてみると、こんな姿も含めて、極めて千差万別でした。

ヒメミヤマスミレの分かり易かった型は、今年めでたく、トウカイスミレとして記載されました。横倉山の個体群は、葉の形態が独特です。もし、この個体に山野で出逢ったとしたら、この葉の形態や鋸歯では、フモトスミレとみなす可能性大です。葉の表面に粗い毛がありますが、ヒメミヤマスミレには有毛と無毛、両方の型があるのだそうです。因みに、花冠の側弁基部も有毛と無毛、両方の型があるそうです。
これまでに山野で出逢った個体群は、たまたま無毛ばかりだったので、この写真の個体に、少し違和感を感じるのでしょうね。
これまでに山野で出逢った個体群は、たまたま無毛ばかりだったので、この写真の個体に、少し違和感を感じるのでしょうね。
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白くて端正なスミレですね。「丹頂」と銘打たれていましたので、何か特徴が有るのかなぁ?と眺めていました。紫条も見られず、白花変種だとばかり思っていましたが、実は、距にだけ赤みがあったのです。「乙女型」風とでも表現すれば分かり易いでしょうか。

距の色合いは淡紫色ではなく、渋めの赤紫色です。錦鯉や金魚の品種の例同様、丹頂鶴の赤い頭頂部がイメージされたのかも知れませんね。釧路付近で見つかった型かも知れないなどと、いろいろと思いを巡らせていました。昔、「オホーツク紋別空港」から「たんちょう釧路空港」まで、道東をぐるっと巡った旅の終着地「釧路」で多くのすみれと出逢い、時間が足りなかった記憶が鮮明に残っているのです。
「鶴」でなくても、「丹」一文字で赤い色、「頂」は一番高いところを意味しますから、「高いところが赤い」を意味しますね。
「鶴」でなくても、「丹」一文字で赤い色、「頂」は一番高いところを意味しますから、「高いところが赤い」を意味しますね。
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ちょっと強面(こわもて)のタチツボスミレという風貌ですね。ヴィオラ・ワルテリという米国東部域、南はフロリダ州、西はオハイオ州、ケンタッキー州辺りの普遍種だそうです。シカゴ郊外の現地法人に、春夏秋冬、顔を出したのですが、残念ながら、見かけませんでした。
タチツボスミレ類に分類される有茎種ですが、余り茎が伸び上がらないようで、自生環境でも、遠目には無茎種のような生え方をします。

この鉢は知り合いが育てたもので、葉に白っぽい部分がありますね。葉全体が柔らかい銀色の選別種が「Silver Gem(白銀の宝飾品)」と呼ばれて流通しています。常緑の葉が愛される観葉植物、グランドカバーとして珍重されているのだそうです。
太陽を背にする位置だった栽培棚を、東側に移動せざるを得ませんでした。真夏は直射日光が半日当たり、栽培が厳しいですね。
タチツボスミレ類に分類される有茎種ですが、余り茎が伸び上がらないようで、自生環境でも、遠目には無茎種のような生え方をします。
太陽を背にする位置だった栽培棚を、東側に移動せざるを得ませんでした。真夏は直射日光が半日当たり、栽培が厳しいですね。
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ケイリュウタチツボスミレの展示品を拝見する機会は、初めてだったと思います。葉がキュッとしまっていて、鉢栽培向きかも知れません。栽培する上では、普通のタチツボスミレなのでしょうか。今は、自生品に比べ、花弁が丸めに見えることが気になります。

タイプロカリティ(長野県)を含む各地で観察できました。渓流沿い植物(rheophyte)と呼ばれる、洪水や増水時には水没して、鉄砲水に襲われるような環境に適応した植物たちです。いろいろ教えていただいた山田直樹氏(命名者)によりますと、まだ、各地で見つかる可能性があるとのことでした。たくさんの細かい根を持ち、発芽率が高く、かつ発芽までの日数が極めて短いなどの特徴があります。
栽培が難しいとする情報を見たことがあります。栽培経験がなく、未確認ですが、どうなのでしょうね。
栽培が難しいとする情報を見たことがあります。栽培経験がなく、未確認ですが、どうなのでしょうね。
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真夏にパンジーの話題です。先週、日陰に移しましたが、それまでは、こんな姿でした。5月末あたりに株元から数cmでバッサリ刈り込んでいました。いわゆる「切り戻し」ですね。7月には、ここまで復活してくれました。

まだ、花が残っている時期に刈り込むのは、なんだか、かわいそうになってしまいますが、株立ちの乱れもなくなり、フレッシュな姿を取り戻します。でも、この炎天下、風も通らない住宅地では、暑さに負けてしまいそうです。太陽の直射を避けられる場所に移して、水遣りを欠かさないようにしていますが、なんとか、この夏をしのぎ通してくれるでしょうか。厳しそうだなぁ。
今は、多くの種が果実を上げるのも遠慮がち。やっと、亜熱帯産のポンバリア・コミュニスが、発芽して若芽を伸ばしています。
今は、多くの種が果実を上げるのも遠慮がち。やっと、亜熱帯産のポンバリア・コミュニスが、発芽して若芽を伸ばしています。
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