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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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ポンバリア・コミュニス
 出窓で育てていたスミレ科の木本種ポンバリア・コミュニスを植え替えました。亜熱帯から温帯域まで分布するとされる常緑の亜低木です。スミレ科の植物が生まれた亜熱帯域から緯度を上げ、温帯域へ進出する際、草本化した方が適応が楽だったものと言われます。
ポンバリア・コミュニス
 室外で越冬させたこともありましたが、やはり、室内の方が成績が良くて、ついつい、夏まで出窓で育ててしまいました。亜低木とはいえ、樹高がメートルに達しており、直径12cm級のプラ鉢では、すぐ水涸れしてしまって外出もままなりません。直径30cm級の鉢に、まとめて2本植え込んでしまいました。樹高に比して幹が細く、風で折れてしまうので支柱も立てました。たっぷり湛水して、一件落着です。
ポンバリア・コミュニス

 おそらく、温室ならば一年中咲き続けると思われます。年々、幹の木質化が進み、なぜか、葉が小型化して花数は減ります。

<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

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イブキスミレ
 梅雨時に遠隔地にある自生地を訪ねるのは、なかなか難しいところがあります。それでも、ギリギリまで走り回った甲斐はあったのかも知れません。暗がりのタデスミレの横で、同じように果実を膨らませていたイブキスミレが最後になりました。
イブキスミレ
 こんなことも珍しいのですが、今年、イブキスミレは三回目の登場になりました。果実期には、花期とは、ずいぶん異なる姿をしています。茎生葉の基部辺りに見えているのは、閉鎖花由来の果実ですね。茎生葉が出る葉腋から短い花茎を延ばして、その先で果実を膨らませているのです。ちょこんと座り込んだような姿で、大きめの萼が目立ちます。花は、複数出ることも、稀に咲くこともあります。
イブキスミレ

 暗くなったものの、なんとか写りましたね。エゾノタチツボスミレも自生しているはずでしたが、みつけられませんでした。

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タデスミレ
 更に標高を上げるべく移動して、2,000m級の草原を往復4時間程歩いてみました。結果は、捜し物見当たらず!で、さすがに足が痛くなってしまいました。得たことは、しっかり下調べをしてから、頑張るべきだという教訓です。
タデスミレ
 雨が降る前に、迷いながら、予定外にタデスミレの自生地を目指すことにしました。話題にすることはあっても、敢えて、10年以上訪問しなかったのです。その前の訪問は20年前かも知れません。環境保持のため、保護柵を設置したとのことでした。目的は現状の確認だけですから、夕方になって構わなかった訳です。まぁ、動物を柵の外から見る感じでしょうか。仕方がないと思います。すぐ、その場を去りました。
タデスミレ

 絶滅時期が少し延びたのかも知れません。こぼれた種で増えたものらしい、幾つかの小さめの株に、果実ができつつありました。

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チシオスミレ
 長野県は大きいので、千葉県から一泊や二泊で移動できる範囲なんて、たかが知れています。ポイントを絞って、しっかり歩いたのですが、それでも四つの「市」をまたぐように移動したようです。二日目の午前中は明るい日差しで始まりました。
チシオスミレ
 この日、初日には出逢わなかったチシオスミレが咲いていました。アカフサクラスミレとか、マダラサクラスミレとは呼ばれないのですね。まぁ、名前というものは、理屈ではないということだろうと思います。古い時代に根付いてしまったことを、後でやって来た世代が、一貫性がないなどとゴネても仕方がありません。名前がやたらと多い訳でもありませんので、個別に覚えるしかないと思われます。
チシオスミレ

 昔、トヨコロスミレについてSNSで投稿しましたら、シロバナシロスミレですね!とリプライを受けて、困った記憶があります。

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キリガミネスミレ
 青紫と白のグラデーションがあった花の続編です。前述の通り、当初、キリガミネスミレだろうと思いながら撮影していたのですが、側弁の白い毛が剛毛なので違和感を感じたのです。なにしろ、この自生地では、スミレもシロスミレも余り毛深くありません。
キリガミネスミレ
 実は、この自生地の場合、葉にも特徴があり、一枚目の通り、葉身は細長く、寧ろ、「へら型」と呼んだ方が良さそうな個体ばかりでした。そんな両親から、丸まった披針形の葉を持つキリガミネスミレが生まれるものかとの疑問も生まれたのです。時間を掛け、それぞれの個体毎に花や葉、茎の細部を確認しまくり、二枚目と三枚目の右側については、キリガミネスミレの可能性ありとの推測に至りました。
キリガミネスミレ

 三枚目の右側はキリガミネスミレ、左側はコワシミズスミレ、そんな見方をしています。花も葉も、それぞれ異なっていますね。

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コワシミズスミレ
 初日の最後、もうホテルに向かおうと車を動かした後、少し戻って、見晴しが良さそうな丘に登ってみたのです。すぐに端正なシロスミレが現れて、次いで、濃い紫色のスミレが現れました。そして、その先で、この個体群に出逢うのです。
コワシミズスミレ
 青紫と白のグラデーションになった花を持つ個体は、腕を拡げた程の範囲に数個点在していました。実は、当初、キリガミネスミレだろうと思いながら撮影していたのです。20年近く前、この近郊でキリガミネスミレを観察しており、その風貌が良く似ていたからです。でも、これはコワシミズスミレの方かも知れません。側弁に長く白い毛が見えていて、これはサクラスミレ由来である可能性が高そうです。
コワシミズスミレ

コワシミズスミレ

 一応、周囲の草に紛れている葉の一部が写っています。確認してみましたが、細長い披針形で、少し波打っていました。

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サクラスミレ
 すみれ仲間と信州へ直接出掛けていたのは15年とか、18年前のことでした。最近では、連れて行ってもらって、気がついたら、信州だったということもありました。やはり、この地域で期待してしまう対象はサクラスミレですね。
サクラスミレ
 結論としては、記憶していた自生地では、余り多くのサクラスミレを観察することはできませんでした。地元情報を持つ方のお話では、少し前に咲き出していて、更に、今年は花が少ないように感じるとのことでした。確かに、既に果実ができつつある個体も、少なからず、目に入りました。一方で、小さな葉だけの個体も、少なからず、目に入り、到着が遅過ぎたという程ではなかったと思われます。
サクラスミレ

 昔の記憶に反して、サクラスミレは探して、やっと見つかる存在でした。運良く、スミレやシロスミレが咲く丘には、まとまって咲いていたのです。

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スミレ
 観光客が増え、踏み荒らし防止用の柵が設置されることは、仕方がないのだろうと思います。狭い遊歩道に沿って柵越しで探すという流れになってしまいました。しばらく歩き回った丘の上で、株数は少ないながら、花色の濃いきれいなスミレが目に入りました。
スミレ
 周辺の草たちに負けまいと、丈を伸ばしているようです。寒さ対策ってことではないのでしょうが、葉にも花茎にも白い短毛が目立ちます。レンズとの間で、撮影に支障となる枯れた葉などだけを軽くよけては、無理な体勢で一枚一枚ゆっくり撮っていました。腰が痛くなりますね。これらは全て初日の撮影ですが、二日間の行程を通して、結果的に、数える程のスミレしか観察できなかったことが不思議です。
スミレ

 便利な一時間単位の天気予報を見ながら、出発日時もルート選択も柔軟に決めながら動く、おもしろい時代ですね。

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シロスミレ
 すみれの散策としては遅い五月半ばまで出歩いていながら、以前から、再訪したいと思っていた信州の高原に出向くチャンスを探っていたのです。避けられないスケジュールと不安定な空模様の合間を縫って、エイヤッと出掛けてみました。
シロスミレ
 移動時間が多い初日に向かった高原は、なんと、まるで様子が変わっていて、過去に何度か散策した草地に足を入れることもできなくなっていました。周辺を歩いて探索するものの、成果は上がらず、翌日に期待しながら、最後にあがいてみた丘の散策路で、貴重な幾つかの出逢いがありました。まずは端正なシロスミレたちです。期待していた翌日の高原では更に個体数は多くて、まさに満喫できました。
シロスミレ

 曇天とは言え、風が吹けば、雲が流されて、白い花を引き立たせる程度の陽光は降り注いでくれたのです。

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 缶バッジとぐんまちゃんのサブレ(?)です。昨年、現在の車が納車される少し前に、次女宅で使わなくなった軽自動車を借りて、茨城から福島、新潟から群馬と、大きく関東甲信越をぐるっと回った際に買い求めました。
ナエバキスミレ
 この缶バッジのモチーフはナエバキスミレですね。元々、立ち寄る予定はなかった山ですが、新潟から高速道路でササッと通り過ぎるのは、意に沿わなかったので、敢えて下道を走り、細い山道を登って、18年ぶりに1,600m級の高地に辿り着きました。時期としては少し早かったのですが、ありがたいことに黄色い花を咲かせていたのです。意外に、細部まで記憶している自分に驚いてしまいました。

 購入した売店では、いがりまさしさん発行の阿蘇復興応援DVD『阿蘇の野の花に』も陳列されていて、購入しました。

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