趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
到着後、若干、薄曇りになり、加えて、撮影地が谷間に位置するため、陽光が少し足りない印象でした。お日様は大事です。
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淡くて小柄な花冠の中心部をルーペで覗き込むと、鍵のように曲がった典型的な花柱が、辛うじて見えました。
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単車で走り回って見てきた市街地のすみれたちの中で、花を咲かせていた二つ目は、アツバスミレの二色咲き型などと呼ばれている種です。園芸流通した系統が逸出したものだと思っていますが、ちょっと不思議な性質があって、どうも、季節感がアバウトでした。

4枚の写真を合成していますが、春の花が咲いているのに、すぐ近くに膨らんだ果実があって、完熟した種子も見えています。良く見ると、相当前に種子を飛ばした朔果が、枯れてカラカラになった痕跡があったり、これから咲く蕾があったりもします。更に、昨年来の黄ばんだ葉と新しい緑色の葉が並んでいたりで、まるで一貫性がありません。真冬に地上部が枯れず、ダラダラと株が維持されているようです。
記憶では、真夏には、ほとんどの株が見えなくなっていたと思います。灼熱の夏には勝てないようですね。
記憶では、真夏には、ほとんどの株が見えなくなっていたと思います。灼熱の夏には勝てないようですね。
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この週末、少し遠出をしようなどと考えていたのですが、気象予報は微妙です。窓から空を見ると、見事に燦々の太陽と青空ですから、すぐ単車を出して、二日連続で拡大版散策コースを巡ってみました。市街地のすみれたちは、どうだったのでしょうか。

なんと、昨夕、単車の上から確認したはずの路傍にヒメスミレが、二輪だけながら咲いていました。一日目は曇天の夕方だったとは言え、見逃してしまったのですから、反省すべきですね。それでも、まだ蕾だった可能性があり、撮影環境から、こんな風には撮影できなかったことでしょう。ここは自宅に近い路傍ですが、小さな蕾がほころび始めたばかりの株が多く見られて、これからが楽しみです。
ヒメスミレの「見落とし」に気を良くして、明らかに姿がなかった区画を除いて、再度、巡回をしてみました。
ヒメスミレの「見落とし」に気を良くして、明らかに姿がなかった区画を除いて、再度、巡回をしてみました。
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観察目的で少し栽培をしていますが、期間経過により、強健で栽培環境に合った種が残ります。外来種ですが、ヴィオラ・アルベンシスは、その典型ですね。小さなこぼれ種子で勝手に増殖するタイプですから、原産地では雑草に違いないでしょう。

気温が低い時期から芽を出して、ほぼ一番で咲き出します。これは、早い時期に成長することで、優位性を確保しているのだろうと思っています。個体あたりの花数も極めて多く、微少種子を大量に生産します。周囲で他の植物が伸長する頃は、更に草丈を伸ばして、他を圧倒しようとします。2枚の画像は同一系統の子孫ですが、なにか、雰囲気が違いますね。這うことも、立ち上がることも得意です。

ガーデン&ガーデンという雑誌で、川越ROKAさんが、改めて、日本のパンジー育種に遺伝子導入したことを説明しています。
ガーデン&ガーデンという雑誌で、川越ROKAさんが、改めて、日本のパンジー育種に遺伝子導入したことを説明しています。
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さすがに早咲きの桜は咲き出しているだろうという気持ちで、この春、三度目の開花確認にやって来ました。驚いたことに、まだ、三分咲き程度だったのです。まぁ、せっかく出掛けて来たので、アオイスミレが咲く場所まで足を伸ばしてみました。

少しだけ予測をしていましたが、まだ、アオイスミレは咲き出していませんでした。丸めで特徴のある葉が確認できただけで、残念ながら、蕾が揚がっている様子はありません。しばらく暖かい日が続けば、一週間程度で咲き出すのではないかと想像しますが、かなり遅れている印象です。いつも、ほぼ同時に咲き出すタチツボスミレも、開いている花が二つ、蕾が幾つか見られる程度で、まだまだですね。
スミレが多い山と知られる高尾山では咲き出しており、東京の北部という位置なのに、いつも千葉より早く咲き出します。
スミレが多い山と知られる高尾山では咲き出しており、東京の北部という位置なのに、いつも千葉より早く咲き出します。
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今回も、楽しくも怖い、ちょっとした冒険をしてみました。ただし、結果的には「年寄りに冷や水」でしたが・・・。
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初見の印象は「葉に艶があるコタチツボスミレ」。ヤクシマタチツボスミレと共に、コタチツボスミレの別名とする資料があります。
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普遍種であるリュウキュウコスミレの後が、絶滅危惧種であるシマジリスミレの話になってしまいました。実際のところ、沖縄本島で旅人が目にすることができる種の数って、そう多いという訳ではありません。でも、それぞれに個性的なのですね。

株の数は増えても減ってもおらず、ヤンバルの奥に自生しているという訳でもないのに、皆から大事にされているんだなぁと感心してしまいました。自生環境について、半日陰の湿った岩場と説明されていて、それはそれで事実ですが、それでも、木や草が生えている木陰で見かけることはありません。空が開けている岩の上の方でも花を咲かせています。詳細は避けますが、明るく平らな場所にも生えているのです。

この一画の何ヶ所かで観察できます。他に、立入制限されているため、現状が分からない場所が一つあるのだそうです。
この一画の何ヶ所かで観察できます。他に、立入制限されているため、現状が分からない場所が一つあるのだそうです。
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リュウキュウコスミレの白花変種が咲く一画を、ほんの少しだけ回り込むと、紫色系の花を持つ、つまり、一般的なリュウキュウコスミレと隣り合わせで咲いている区画がありました。元々、リュウキュウコスミレの花色には多彩な変異幅があります。

『白花変種』という代物は、一部の色素が組成されないようにスウィッチ(SW)が切れているような性質とのことですから、花色の濃淡とは異なる別格的な扱いになっているということですね。通常型とSWが切れている型が交雑して、遺伝子交換をしたなら、どうなるのでしょうか。一株、淡い紫色が滲んだ花弁を持つ白い花が咲いていました。SWが入った場合、こんな風になるという現物例だろうと思われます。

交配をする方はご承知でしょうが、SWが切れたままなら、白花変種、入れば、多彩に変異が展開するという理解で良いのでしょうかね。
補足説明:「白花変種(albiflora, leucism)」:正常な遺伝子情報による白化個体。アルビノと混同されることが多いが、植物の場合、アルビノはクロロフィルを生成できないため、光合成が不可能となり、成長できない。つまり、成長したアルビノは存在し得ない。
補足説明:「白花変種(albiflora, leucism)」:正常な遺伝子情報による白化個体。アルビノと混同されることが多いが、植物の場合、アルビノはクロロフィルを生成できないため、光合成が不可能となり、成長できない。つまり、成長したアルビノは存在し得ない。
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