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趣味のサイト「すみれの部屋@(花の写真館)」のすみれ通信「徒然草=つぶやきの棚」をブログで…---☆
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スミレ

 自宅から最も近い場所に咲くスミレです。蕾が膨らんで、開花までもうちょっと!ですね。関東でも、あちこちで開花情報が見られるというのに、近隣は、こんな状態なんです。町中なので、家屋の陰になって太陽が差す時間が短いのかも知れませんね。
 それでも、これだけの葉が展開していますから、もう少し時間が経てば、たくさんの花が咲いてくれそうですね。期待していいのではないでしょうか。この一帯には多くの株が並んでいて、やはり、多くの葉を展開させています。
 ところで、昨年、このスミレたちから種子を周辺に播いていました。残念ながら、現状、発芽は確認できません(笑)。

 週末は曇天とのことなので、本日、近場を走り回ってみました。明日にも、まとめてみます。


<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています

<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
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ニオイスミレ

 路地植えのニオイスミレが、思いのほか、長く花を咲かせています。先月末にやって来た際には、本当にチラホラ咲いているだけでしたが、ここまで花が増えました。顔を近づければ芳香が分かりますが、キンモクセイなどのように風に漂って来る程ではないですね。

ニオイスミレ

 花後に株元から伸びる匍匐茎が四方に拡がる性質です。株が土から宙に浮き上がって繋がっている個体がいっぱいありました。地下茎が長く露出して、かなり下の方にある根が支えている状態です。後で土が流れてしまったのかも知れません。

ニオイスミレ

 ニオイスミレは香水や精油を抽出できる農産物でもあります。甘い香りは花から抽出しますが、葉からも溶剤抽出によって香料を作ることができるそうです。まぁ、グリーンノート(緑の香り) と呼ばれる青臭い系の天然香料です。どんな用途なのでしょうか。


 三度目のワクチン接種を終えました。今回はモデルナでしたが、特に体調に変化はありません。良かったねー!


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
アオイスミレ

 三連休中日、アオイスミレの様子を観察しようと、今年三度目の訪問です。3週間前、2週間前には葉っぱだけで、遅れを感じていましたが、この様子が最盛期だとすれば、ほぼ10日程度遅れていますね。

アオイスミレ

 予め、お知らせしておくのですが、この自生地の個体群は典型品ではなさそうです。自宅からの距離が片道1時間以上ながら、それでも比較的近いという関係で、これが個人的には「普通」になってしまいました。

アオイスミレ

 ずっと不思議に思っていることがあります。広い公園のほんの狭い一画、なんと畳二枚分程度の範囲のみで生命を繋いでおり、長年、周辺をしっかり探しても、他の個体群を見つけることができないのです。


 今年こそ、すみれ旅に出かけようと思いますが、昨年、泣く泣く予約をキャンセルした記憶が蘇ります。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
ヒメスミレ

 三連休初日だった昨日、薄曇りから雨に変わり、ついに春雷が響めいてしまいました。でも、まだ、陽がある時間帯に近隣すみれポイントを巡回してみたところ、路傍のアスファルトとコンクリートの隙間でヒメスミレが並んで咲く姿を見つけました。
 実は数日前にも、この道路を歩いていて、きちんと観察していましたが、今日のこの姿を想像できる様子ではなかったのです。
 ここは振興住宅地の端に15年程前に作られた新しい道路の路傍です。越して来てから近隣は隅々観察していますが、徒歩圏にヒメスミレは咲いていませんでした。さて、では、このヒメスミレたちは、どこから、どのようにしてやって来たのでしょうね。

 ロシアや中国のニュースに接すると、広い意味で情報が遮断されるということの恐ろしさを痛感します。


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<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂  スミレハンドブック
パンジー 'タイガーアイ オレンジ'

 昨年の真冬に購入していた 'タイガーアイ オレンジ' と呼ばれるパンジー(愛好家にはヴィオラ)が、賑やかな程の花数になりました。長く流通しており、ファンが多いらしい園芸品種の系統です。知る人ぞ知る!ですが、ちょっと目立って気になる存在ですね。
 以前、もっと淡い黄色のタイプ(現在は、敢えて、イエローと呼ばれています)を育てたことがあったのですが、今回は色が濃いタイプです。オレンジとレッドは実際に見ていて、どうやら、他にもバリエーションがあるらしいですよ。
 毎年のように黄色いパンジーを育てるようになって、実は、相当長くなってしまいました。その理由は単純で、お気に入りの良い芳香を放つからです。'タイガーアイ' はお気に入りの意匠(デザイン)と、お気に入りの芳香を持つ「取って置きの存在」なのでした。

 すみれなんぞには全く興味がない娘が、タイガーアイを見て、スマホで撮っていました。^^


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ヤマツクシスミレ

 アツバスミレのポット苗を購入した日にヤマツクシスミレの苗も手に入れました。横顔もキリッとして良いのですが、正面から見ると、特に女児的でかわいらしい印象です。一方、葉や茎はオッサン風な毛むくじゃらで、極めて対照的な特徴がおもしろいと思っています。
 苗に添えられた札には、単に「ツクシ」とスタンプが押してありましたが、この苗は別名ナンバンスミレと呼ばれ、東南アジアを中心に分布する外国種の方ですよね。次々と花を咲かせてくれる性質も含めて「お気に入り」です。
 丈夫な種ですが、どうした訳か拙宅ではご縁がありません。昨年も、運良く入手した種子を播いてみたのですが、急に気温が上がって幼苗が溶けてしまいました。暖かい地方のすみれだよねぇとの思い込みで、甘く見ていたのかも知れません。

 コロナの影響が身近なところでも聞こえるようになりました。できるだけ、出かけたいのに困ったものです。


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アツバスミレ(三宅)

 ポット苗の季節ですが、今年は出足が少し遅かったかも知れません。早速、近年流通し始めたらしい「アツバスミレ(三宅)」と表示された苗を購入してみましたが、さて、これって、本当にアツバスミレなのでしょうか?!
 繁殖力の強いアツバスミレの園芸品種が町中で増えていますので、とても身近な存在になっています。ところが、比較してみると、花も葉も微妙に違うので困ってしまいました。へら型とは言えない丸みがある葉が多く、特徴となる光沢は少なめです。
 苗販売サイトの記載では、アツバスミレ(三宅)はニイジマスミレを連想させる白花系で、側弁と唇弁の3枚に紫条が入るらしいのですが、この個体の場合、全ての花弁に紫条が見られます。更に半分は重弁花(八重咲き)で、白花のコモロスミレにそっくりです。

 流行病が治まりません。今年こそ!という思いが強いだけに心配です。2年を棒に振るのは辛い。


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エイザンスミレ x ベニバナナンザンスミレ・紅鶴

 昔の展示会で撮影させていただいた写真編もパート14になりました。さて、今回は「紅鶴」と表示されていた展示品ですが、実のところ、少し戸惑っています。この「紅鶴」とは、おそらく「エイザンスミレ x ベニバナナンザンスミレ・紅鶴」のことですよね、きっと(汗;)。
 知っている「エイザンスミレ x ベニバナナンザンスミレ・紅鶴」は、もっと濃い紅色で、シンプルというのか、端正な顔立ちを持ってる印象です。ただ、1979年の交配から既に40年以上が経過しています。安定した形質を維持しているグループも存在するとは思いますが、形質分離してしまったグループが存在することは、当然と言えば当然でしょうね。
 この交配種には稔性があって、長い間、苗だけでなく、種子でも一般流通しています。適切な形質維持のためには選別が必要ですが、それを不特定多数に期待する方が無理筋というモノでしょう。大きく捉えて「ヒラツカスミレ群」という見方もあるようですが、少し大きすぎるかも知れませんね。個人的には「紅鶴系」という系統があるという見方もありかなぁと・・・(再び、汗;)。

 今日は3月11日ですね。5月に目にした石巻周辺の瓦礫の山、打ち上げられた船や通電していない信号機などが脳裏に蘇ります。


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ヒメキクバスミレ

 昔の展示会写真編パート13。今回は少し難しい交雑種になってしまいました。当時、栽培者さんに教えてもらえば良かったと後悔しているヒメキクバスミレです。葉の様子にも注目して欲しいのですが、独特な灰色の斑が入っていますよね。
 これって 'Silver Samurai' や 'Dancing Geisha' として海外で流通している系統に似ていませんか。残念ながら、認識している限り、これら全てのすみれたちについては、交雑親を含む由来が判然としていません。この時代に不思議な話です。
 多面的に調べていきますと、まるで韓国の独立種であるかの如き情報が多く見つかります。稔性はないとする情報が多いのですが、もしや、交雑種起源の独立種のような別系統があるのではないかと疑ってしまいます。どうなのでしょうね。

 栽培は下手なのですが、少し例年より遅れて、播種した種子が芽吹き始めて喜んでいます。


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ツクシスミレ

 昔の展示会で撮影させていただいた写真編パート12。東南アジア圏に近縁種が多いので微妙ですが、ツクシスミレとして紹介します。
 ツクシスミレの自生地は、九州から台湾、中国、インドからネパールに至る広域で個体数も多く、複数の亜種や変種などが知られています。国内の自生地は限定的で、近年、沖縄では自生が確認できなくなったと聞きました。一方、生育環境が合えば一面に繁茂する性質を持っているのだそうです。小規模な例ですが、良く知られた都内の植物園や鹿児島の庭園が、そのパターンかも知れません。
 最近、へぇ~と思った情報ですが、生薬「地白草(じはくそう)」と呼ばれ、全草が利用されるとのことでした。煎じて服用したり、潰して塗布する方法で利用されるそうです。そう言えば、生薬「紫花地丁(しかじちょう)」はノジスミレやスミレでしたね。

 弥生三月、一気に気温が上がりましたが、これまでの寒さで、植物たちの動きは少し遅れがちだそうです。


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