弥生三月、本格的なすみれシーズンが迫ってきましたね。ネット上では、気の早いすみれたちの開花情報が一気に増えています。 |
毎年、不思議に思ってしまうのですが、房総半島と高尾山なら、房総半島の方が早めに咲き出しそうなものですよね。高尾山の方が少しだけ北にあり、低山と言えども、標高だって少しだけ高いのに、実際には、高尾山ではアオイスミレやコスミレ、ノジスミレなどが既に咲き出しています。 |
<紹介> 花の写真館からすみれの部屋の一部コンテンツをブログで再現しています
<参考> 用途別に! 日本のスミレ増補改訂 スミレハンドブック
ダブル咲き(八重咲き)パンジー『フェアリーチュール』というそうです。「世界初!」というPOPが印象的ですが、具体的な意味はよく分かっていません。初めて見た八重咲きではないように思います。あるサイトでは「完全八重咲きのパンジー」と表現していましたが、では、これまでは不完全だった…?はぁ~、分からなくなってきました(笑)。 |
ここには『ホワイト』しか陳列されていませんでしたが、花色に少しバリエーションがあるようです。アプリコット系『ロレーヌ』、 暖色系『ミラノ』、パープル系の『リーベ』という情報がありました。育種は落合けいこさん。 |
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やっと、店頭にポット苗が並ぶようになりました。例年より遅くないかなぁ?!と思っていたのですが、過去の情報を調べてみると、決して遅くはなさそうでした。待ち遠しくて心のカレンダーがズレていたのですね。 |
『すみれの栄花園(八王子市)』さんの苗を見かけないようになりましたが、『新舟ナーセリー(富士市)』さんの、交配(雑)種を核とするマニアックな苗が並んでいました。もう1枚の写真には、ニオイスミレなどの外来種を核とする苗が並んでいましたが、どちらのナーセリーさんの苗なのか確認できていませんが、気に入っています。 |
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関東でキスミレに出逢うとすれば富士山周辺です。実は、今回までの徒然草2021は、そんなエリアで撮影できたすみれたちでした。その中でもキスミレは特別感があり、印象的な存在だと感じていました。 |
富士山周辺で写真のような密度で自生する自生地は、極く限定的です。一部の山道で、ポツンポツンと咲いている姿が見られるのであって、やっと見つけた!と特別感を醸し出すのかも知れません。 |
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マルバスミレは白い花を咲かせるすみれです。個人的には好きなのですが、展示会などで脚光を浴びている様子を見たことはありません。地味なのでしょうね。^^ |
一方、花弁には少し変異があり、細長めのイメージを持つ花弁が多いようですが、時折、ふわっと丸みがある花も見られます。熊本で観察した個体にはしっかり丸みがあり、更に側弁に紅色が浮かぶ魅力的な個体群でしたね。 |
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アカネスミレの名前の由来は「花の色」と言われており、茜色の空を彷彿とさせる色合いの花を咲かせるのだと聞いたことがあります。でも、 茜色 って、こんな色ですよね。 |
実際の花は 赤紫色 から 青紫色 の間の色合いで、濃淡やグラデーションがあったりします。全国行脚の印象として、実は、花色に変異が多い種だと思っていますが、残念ながら、茜色の花は見たことがありません。 |
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『すみれ天国』ロードにはイブキスミレも咲いています。ふわふわの土壌を押し上げて、蕾を伴った柔らかい葉がまるまった状態で地上に顔を現わした、その時節に訪ねることができたのは幸いというものですよね。 |
今にして思えば、イブキスミレとタチツボスミレとを混同するなんて全く考えられないのですが、実際に観察できる前は混同している自分に気が付きませんでした。テリハタチツボスミレのケースも同様だったことを覚えています。 |
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撮影地は勝手に『すみれ天国』だと思っていて、もう幾度も通っている自生地です。周辺では多彩な種を観察できるのですが、普遍種を代表するタチツボスミレも、とてもイキイキとして見えました。 |
結構、時間をかけてたくさん撮影しました。すると、ビロードツリアブがやってきて吸蜜を始めるので、撮影枚数は増えるばかり(笑)。撮影時間も伸びてしまい、思い描く次の予定が「押せ押せ」になってしまうことが「しばしば」という状況に陥る訳です。 |
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すみれ界のお姫さまの次と言えば、ここは王女さま「アケボノスミレ」を持ち出したいところです。 |
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